2016年11月15日火曜日

MINOLTA AF ZOOM 28-80mm 1:3.5(22)-5.6 D


ミノルタ時代のフィルム一眼レフ αシリーズ用のAマウント交換レンズになります。この頃のミノルタは未だデジタル一眼レフαを出せておらず(一応Dimage RD-3000というものが…)フィルム一眼レフを展開しておりましたが、 ファミリー層など向けとして発売されたエントリー機種 α Sweetのキットレンズとして用意されたのがこのレンズです。

購入価格は525円
ミノルタのキットレンズというのにジャンクや中古ではほとんど見かけないので出た数はそんなに多くないのでしょうか。α Sweetそのものがα4桁シリーズなどと比べるとほとんど見かけないのでボディと共にそんなに出回らなかったのかもしれません。



AF ZOOM   0.4m/1.3ft MACRO
シルバーカラーのα Sweetのキットレンズだったのか鏡筒はシルバーカラーとなっています。プラスチックむき出しで高級感は無くなってますが代わりに軽量化されているそうなのでエントリー向けキットレンズとしてはこちらの方が良いのでしょう。0.4mまで近づけるらしくマクロを謳ってます。



こちらにはMINOLTAロゴがありました。



MINOLTA AF ZOOM 28-80mm 1:3.5(22)-5.6 D  φ55mm
フィルター口径は直径55mm、明るさはF3.5-5.6と一般的なズームレンズとなっています。焦点距離は28-80mmと標準ズームなのです。APS-Cサイズセンサーのデジタル一眼レフに用いると42-120mmと望遠寄りになってしまうので使いづらくなってしまうかもしれませんがこれはフィルム時代のレンズをフルサイズ機以外で使うならば必ず付いてくるものなので仕方ありません。
コーティングの色は前玉が薄いパープル系で奥がイエローっぽいカラーでしょうか。



背面
後玉がそれなりに大きくて出っ張っています。接点が従来の6個から8個とデジタル用レンズと同じくらいの数になっているのですが特別な機能でもあるのでしょうか。
鏡筒背面にはシリアルナンバーと共にMALAYSIAの文字があるのでボディと同じくマレーシア製と思われます。



デジタル一眼レフ α550に装着
シルバーカラーレンズにブラックカラーボディは合わないと思っていたら案の定合いませんでした。撮影時はファインダーを覗くので別に気にならないのですが。

D付きレンズということで距離エンコーダーを搭載しており、ADI調光によるフラッシュに対応するレンズとなっています。同じようなレンズでD無しのバージョンがMADE IN JAPANとなっているのがD付きではMADE IN MALAYSIAとなったのはなにかあったのでしょうか。

フィルムカメラ用のレンズといえばコーティングや設計の古さなどがデジタルを合わずフレアやゴーストが出やすかったり、解像感が無くなったりするらしいのですがこのレンズは発売2001年と設計が新しくてDの文字まで付いているためかそんなにひどい描写とは感じませんでした。エントリー機種のキットレンズという立場故に同じフィルム用レンズでも上級レンズには敵わないかと思いますが画質は新しいだけあってかなり良い方だと思います。ですがやはり限界はあるらしく逆光にものすごくよわくてフレアやゴーストに覆われてしまったり、少し絞ってもボヤけるなど安レンズの特性もあるので注意です。
実はα550より古いCCD機のα300で多くの画像を撮影していたのですがHDDクラッシュにより全て消失してしまったので現在では見れません。画質についてはα300に装着した際の印象です。

AF ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 (D)
メーカーMINOLTA
ミノルタ
原産国MALAYSIA
発売2001/07/01
略称・型番
マウントα Aマウント
レンズブランド
レンズ構成7群8枚
F値F3.5-F5.6  
フィルター径φ55mm
最短撮影距離0.4m
ボディ外装プラスチック                         
価格 
その他キットレンズ

価格:525円
状態:故障なし
 

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