富士フイルムが自社デジタルカメラ向けに販売していたと思われるスマートメディア(IMAGE MEMORY CARD)のリーダーライターです。
FUJIFILM
IMAGE MEMORY CARD READER
SM-R1
USBカードリーダーライターに1つの端子としてスマートメディア端子が付いているのはよくあるパターンですが、カメラメーカーによるスマートメディア専用のリーダーは珍しいので購入してみました。
購入価格は取説、別途注意書き、TDKのケーブル、ドライバCDが付いて驚異の100円。
当時のデジタルカメラというよりPC関係の周辺器具が高かった時代では間違いなくこの製品も何千円の販売価格だったのだと思いますがそれが現在では100円とは。
ちなみにWindows 7 64bitではドライバCD無しでも勝手にドライバがインストールされて使用可能となりました。
デザインは当時のPC用品らしく無機質な感じです。匂いはあの昔のPCのようなにおい…(意味不明)
シールでスマートメディアについての紙を付けたので読めと書かれた分が貼られています。当時でもスマートメディアの取り扱いを誤ってデータ消失など事故った人は多かったのでしょう。
スマートメディア時代の製品なのでもちろん富士フイルムロゴは旧ロゴとなっています。検索してみても情報が見つからないので詳しい仕様は不明です。
本体裏面には滑り止め用のゴム足が4つ付いていました。
FUJIFILM
IMAGE MEMORY CARD READER SM-R1
5V 1A
FUJI PHOTO FILM CO.,LTD MADE IN JAPAN
当時の物なのでやはり日本製となっていました。
本体USB端子は面倒な端子ではなく普通のUSB シリーズBと随分親切的でした。シリーズBはプリンターを始め様々な機器で使用されているのでケーブルの入手は非常に用意です。
画像ではうまく見えないかもしれませんが、内部の接点は地味に金メッキ処理されています。
スマートメディアスロット
READYランプとSCCESSランプが見えます。スマートメディアではアクセス中に切断されたりなんかすると致命的でかなりの確率で死亡します。
横に見えるボタンはエジェクトボタンで、押し込むとスマートメディアが吐き出されます。
これがドライバCDです。
著作権(©)表記では1999年表記なのでその年の開発と思われます。Windows 98の文字がまぶしい…
付属してきたUSB Bシリーズのケーブルです。
付属のケーブルにも関わらず端子は接点のみですが金メッキでフェライトコアまで付いています。フェライトコアはTDK製でコストも割とかかっているのではないのでしょうか。
リーダーとありますが書き込みももちろんできます。あまり必要性は感じませんが。
読み取り速度は遅い方ですが、スマメ時代の画素数なデジタルカメラでは特に問題になるような遅さではないでしょう。
でもこんなにスマメリーダー要らない…
形式 | USBイメージ メモリーカードリーダー | |||
対応OS | IBM PC / AT互換機(DOS/V機) | |||
NEC PC98-NX | ||||
Apple iMac | ||||
対応OS | Windows 98 日本語版 | |||
MacOS 8.1-8.5 | ||||
対応SM | 5V(2MB/4MB) | |||
3.3V(2MB/4MB/8MB/16MB/32MB) | ||||
ホストインターフェイス | Universal Serial Bus (USB) インターフェイス |
ちなみに仕様外な64MBのスマートメディアも普通に読み書きすることができました。記載されている各種スペックがアレです。
価格 : 100円(取説、注意書き、ソフトウェアCD、USBケーブル)
故障 : なし
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