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2017年3月26日日曜日

EPSON PhotoPC Link L-300


エプソンのデジカメといえばカラリオ という時代もかなり過ぎ去り、エプソンデジカメが存在していたことすら忘れ去られかけているようです。
そんなプリンターのオマケっぽい扱いだったL-300になります。

2016年5月22日日曜日

EPSON PhotoFine Digital L-500V

 
 
  
現在では見ることのできないEPSONブランドのデジタルカメラです。かつてセイコーエプソンは自社のカラープリンターを売るためなのか割と初期からデジタルカメラに参入していましたが、価格も安くなってきて各メーカーの競争もかなり進んできた2000年代以降は少し何機種かを発売するにとどまり、このL-500Vを最後に撤退してしまったようです。晩年はジャパネット専用の廉価なモデルも製造していたとのこと。
見た目は初期エプソンデジカメのような特徴的なものではありませんが、2004年発売ということを考えるとすこしずんぐりしている気がします。それでもカラーはブラック調に統一されていて存在感のあるクリップ、控えめなEPSONロゴと押さえる場所はちゃんと押さえていますが。
デジタルカメラ本体には一切の記載が無いので分かりませんが、化粧箱にはPhoto PCと記載されているのでPC関連商品として販売されていたことが分かります。そしてほとんど記載されることの無いのでどこも表記されていませんが製品名はEPSON PhotoFine Digital L-500Vとなります。

購入価格は2000円
実際は保証付きなのでジャンク商品には当てはまりません。
EPSON  L-500V 5 MEGA PIXELS

  
 
本体背面
年代の割に大きくてEPSONロゴの入った液晶モニターが目立ちます。この液晶モニターはPhoto Fineというブランドの少し特別なものであり、当時のコンパクトデジタルカメラの液晶モニターとしてはかなり高い画素数だったり、かなりのハイコントラストな発色で画像を表示します。後述しますがこのカメラの色のりは割とあっさり系であり、綺麗な空や花が撮れたと思ってPCに取り込むと案外発色が薄い…ということはよくあります。エプソンとしてもプリントしたくなるような画像を表示させたかったのでしょう。
幾ら当時としては画素数が高かったといっても約59万ドットなので現行品と比べるとさすがに見劣りします。(例:FUJIFILM FinePix F1000EXRが92万ドット)でもこの発色豊かなモニターは中々お目に掛かれません。

操作系は大きな液晶モニターに追いやられている感はありますが、ジョグスティックを採用してボタンを減らす努力をしています。ズームボタンがシーソー式なのは電源ボタンの周りがモードダイヤルとなっているため仕方がありません。液晶モニター上部にはエプソンデジカメ定番のダイレクトプリントボタンやP.I.Fボタンが見えます。いくら同社EPSONブランドのプリンターといっても最近の定番は無線LANからのスマートフォンなどやカメラからの印刷なのでケーブルでのダイレクトプリントは対応していません。ジャパネットモデルなL-410Vはプリンターの助けとして販売されていましたが、後期になると印刷させるためのデジカメという立場は大分薄れていたようです。



L-500V DIGITAL STILL CAMERA  

本体上部には電源ボタンと珍しい構造のモードダイヤル兼シャッターボタンが見えます。一般的にはシャッターボタンは独立している機種が多いのですが、このL-500Vはモードダイヤルとシャッターボタンがくっ付いています。赤いカメラマークがオート撮影モードですが、オートモードでは最高画質での記録はされず中圧縮になっているみたいです。再生モードも独立しているのでモードダイヤルからしか入れません。




3X OPTICAL ZOOM
f = 5.6-16.8mm  F2.8-4.9


3X OPTICAL ZOOM レンズ搭載…ですがレンズ銘柄がすべて消え去っています…
実際は光学3倍ズーム、f=5.6-16.8mm  f:2.8-4.9という標準的なスペックです。このカメラは実際本体の製造は京セラでレンズはコニカミノルタのGT HEXANONと聞きますが…(一応後述)
イメージセンサーは 1/2.5型カラーエリアCCDセンサーの原色フィルター付き 500万画素です。1/2.5型と至って平凡なスペックとなっています。500万画素という画素数は少なくとも多くともないバランスの良い数字なのではないのでしょうか。





撮影時
あまり飛び出さないレンズユニットなので見た目が大きく変わることはありません。同型レンズっぽいコニカミノルタ DiMAGE G400と同じく駆動音は大き目です。

  

EPSON L-500V    セイコーエプソン株式会社
モデルG931A  定格 3.4V   MADE IN CHINA   PAT.P.

デジタルカメラでは珍しくなっていた日本語での社名表記がされています。セイコーエプソンということでプリンターやパソコンで有名なあのエプソンです。カメラの原産国は中国となっています。価格の割にボディも三脚穴も金属製で大満足?でしょう。



使用電池はEPSONブランドのEU-94というリチウムイオン電池です。電池パックとしては珍しく製造年月日が表記されており、2004年9月15日製造という事が分かります。ということはデジタルカメラ本体の製造年月もそのくらいなのでしょう。

リチウムイオンバッテリパック  
MODEL:EU-94  3.7V
SEIKO EPSON CORP.    MADE IN  CHINA

実はこのバッテリーはシグマのDPシリーズのバッテリーと同じ形状なのです。シグマは自社のDPメリルシリーズは電池消費が凄い事からなのかアクセサリーの電池を他社と比べて非常に安価な価格で販売しているので2000円程でシグマの純正電池が買えてしまうようです。
なおバッテリーパックではなくバッテリパックです。誤植なのか業界用語っぽくハイフンがないのか…



充電器ももちろんEPSONブランドとなっています。



上記のようにこのデジタルカメラのレンズはGT HEXANONとのことなので比較してみました。これは直接コニカ KD-510Zの後継機となったKONICA MINOLTA DiMAGE G600との比較です。レンズ形状がかなり違うような… 撮影できる画像もDiMAGE G600は中央測量AEと部分測量しかないので使いこなせなければ白とび黒潰れしやすいのを除き高解像度な写真になりますがL-500Vではそんな感じではなく逆光にも特に強いという感じではないような。



有力説とされている同じくMINOLTA(発売はコニカミノルタ)DiMAGE G400のレンズとも比べてみます。大きさも違ううえに形状も違うような。
コニカミノルタのGTヘキサノンは設計に余裕があるのかグラグラと結構揺れるという特徴を持っていますが、L-500Vのレンズはほとんど揺れません。コーティングの色は同じに見えますがコーティングの色は似るものであり、レンズユニットの形状も少し違う事からGシリーズのものが直接使われている訳でもなさそうです。同じレンズを使っている?仲間としてカシオ計算機のQV-R二桁シリーズがありますが、あちらはセンサーサイズが1/1.8型と少し大きいので仕様や写りがレンズは同じでも異なっている可能性が高いです。
上記のKONICA MINOLTA DiMAGE G600とはセンサーサイズがそもそも違うなどして似た感じではないですが、MINOLTA DiMAGE G400については同じような傾向の写りになっています。クッキリシャープで鮮やかカラーではないけれども見たまんまの色合いで諧調豊かな写りという点などが共通しています。

撮影できる画像については前述の通りどちらかというとあっさり寄りで自然な感じのものが撮れます。この2004年の時期はデジタルカメラがかなり進歩してきた時期でこのL-500Vもダイナミックレンジが結構広いなどと普通に使えます。手ブレ補正が無いということとユーザーインターフェイスがイマイチということはマイナス要因になりますが、現在でも使えそうです。
このカメラのレンズユニットは限界を迎えるとピンボケ写真を撮るようになるとのことで心配しています。

2016/05/22 追記


 











記録フォルダを漁っていたら、マクロ撮影画像が出てきました。
マニュアルプリセットホワイトバランスが使えないので色味が残念になっていますが、写りはそれなりに良いことが分かります。カリッとしてシャープな写りではないのですがAWBが頑張れば写実性の高いカメラです。
屋外や風景などの写りは色味が淡いという点ではOEM?な京セラと似ているもののアンダーに転びまくるという点は似ていないので例えOEMでも独自チューニングのようです。京セラはデジタルカメラ本体の他社供給していたメーカーなので、完全に京セラからのOEM説を否定できませんが、少なくとも自社製品の丸投げ供給とは考えにくいです
 

EPSON PhotoFine Digital L-500V
メーカーEPSON
セイコーエプソン株式会社
原産国MADE IN CHINA
発売2004/09/28
メディアSDカード
センサー500万画素 1/2.5型 CCD 原色フィルター
レンズブランド3x OPTICAL ZOOM
レンズ構成6群7枚
画像エンジン高画質画像処理エンジン
手ブレ補正
光学ズーム3倍
電池EU-94/EPALB2
モニター2.5型 59万ドット PhotoFine液晶ディスプレイ
ファインダー
バージョンVer.1.01→Ver.1.02
ボディ外装金属
価格オープン
その他EPSONプリンターダイレクトプリント

セイコーエプソンは割と面倒見のいいメーカーで、現在でも97年のデジタルカメラ用ドライバーがダウンロードできたりしますが、このL-500Vもファームウェアバージョンアップが公開されているのでバージョンアップすることが出来ます。P.I.F機能についての修正を行った模様。

液晶モニターで表示されている画像と実際に取り込んだり印刷した画像を比べるとその発色の差から驚くかもしれませんが、それはそれで個性ではないのではないのでしょうか。レンジファインダーデジタルカメラであるR-D1シリーズを除き最後のEPSONブランドのコンパクトデジタルカメラなのでコレクション的な意味もありそうです。
記録メディアも2GBのSDカードが使えるので困らないでしょう。


価格:2000円(充電器、電池、ストラップ、保証)
故障:日付リセット



2015年2月1日日曜日

EPSON DIGITAL STILL AF CAMERA CP-800S デジタルカメラ

  
撤退して久しいセイコーエプソンのEPSONブランドのデジタルカメラです。後期のシリーズ型番はLとなっていましたが、このCP-800Sは初期シリーズのCPシリーズとなっています。

エプソンは確かにライカマウントの超高級一眼レフを販売していましたが、エプソンのデジタルカメラというのはどちらかというとプリンターの売り上げの為にお手軽な商品という感じであり、特に初期のシリーズではほとんどが安価な商品で高価な機種はあまり出ていません。この機種も単焦点レンズカバー手動開閉ということから分かるように当時としては破格な価格で売られていたようです。しかもこの価格はこれまた当時は大変高価だった単3形ニッケル水素電池4本+充電器が付いている価格であり、それだけ安かったか分かるかと思います。安いといっても安いのは販売価格だったようでメーカー標準価格は79,800円と普通に高いです。

この機種はCP-800のマイナーチェンジ版とのことで変更点は本体カラーバリエーションの追加、デジタルカメラのファームウェア更新とのことですが分かりません。価格も下がっているのではないのでしょうか。
購入価格は300円と何か高い気がしますが。ちなみに電源入らないジャンク品で一切の本体確認が出来ていないので書くネタがありません…

安価な機種ながらも金属製ボディであり、手触りは高級感があるのですがデザインがなにかスタイリッシュでないので足を引っ張っているような。かっこいいエプソンデジカメはLシリーズに移行するまで待つ必要があります。

EPSON  CP-800S
2.1 MEGA PIXELS


  
背面
一般的なデジタルカメラには付いている十字キーがこのCP-800Sにはないので操作がメンドクサイことになっていそうです。下部のボタンは右からMENU、ISO、WBと独立したボタンとなっているようです。
左上にファインダーがありますが、ファインダーの枠に動画撮影時のマイクが付いているというよく分からないことになっています。撮影者が呟いたりしたら被写体の音声よりも撮影者の声の方が録音されていそうです。

液晶モニターは1.8型低温ポリシリコン TFTカラー液晶 11万画素という標準的なスペックになっています。TFT液晶というだけで大分応答性が高いのでかなり使い易くなります。
まったく電源すら入らないというのが残念ですが乾電池を入れてもニッケル水素電池を入れても外部電源をいれても起動しないので仕方がありません。


  
初期のデジタルカメラなのでサブモノクロ液晶モニターが付いています。この機種は電池消耗が激しかったとのことなのでファインダーでの撮影は大事だったでしょう。

DIGITAL STILL AF CAMERA

電源ボタンはモードダイヤルの中に組み込まれているタイプなので電源をいれたいときは任意のモードに切り替えることで電源が入って起動します。バッグなどに入れていた際に誤作動しないようにモードダイヤルにはLOCKが付いているほか撮影モードは前面のレンズカバーを手動で開けないと起動しません。


  
EPSON LENS搭載  F2.4
単焦点なのでズームは出来ませんが、AFが付いているほか段階式ですがMFも可能で地味に明るいF2.4というレンズも面白いです。画質は当時としてはそれなりだったそうな。
何回も書いているとおりレンズカバーの開閉はOPENとあるスライドスイッチによる手動です。逆に勝手に撮影モードになってレンズが傷んだり、電池消耗したりするのを防げて良いのではないのでしょうか。 



  
底面は記録メディアであるコンパクトフラッシュのスロットがあるので電池スロットや三脚穴が端に追いやられています。

EPSON
製品名 CP-800SB
モデル G760A
定 格 DC3.4V
SEIKO EPSON CORP.   MADE IN KOREA

エプソンデジカメ定番なMADE IN KOREAとなっていました。当時の他社デジタルカメラはほぼMADE IN JAPANオンリーだったのでこのエプソンデジカメが安かったのは日本製ではなかったからなのでしょう。型番末尾のBは本体カラーのブルーを表しているものとおもわれます。


  
記録メディアはコンパクトフラッシュ、電源は単3形電池2本もしくはDC3.4Vを使用します。電池食いで有名な機種とのことですが残念ながら長持ちするリチウム電池なCR-V3には対応していないので使えません。コンパクトフラッシュはどのくらいの容量まで使えるのかは不明ですが、購入時に添付されている物の容量は8MBとなっています。



機種名 CP-800S
CCD 1/2型カラーエリアCCDセンサ
画素数 総画素数:214万画素  有効画素数206万画素
出力画素数 1984×1488画素(パノラマモード1984×744画素)
1600×1200画素(パノラマモード1600×600画素)
640×480画素
撮影モード:画像品質
(カラー/モノクロ共に)
ハイパーモード:1984×1488画素
高精細モード:1600×1200画素(低圧縮)
精細モード:1600×1200画素(標準圧縮)
標準モード:640×480画素
  
※公式ページより抜粋


以前もジャンクですがエプソンのデジカメであるL-300という機種を購入しましたが失敗したことからどうもエプソンデジカメとは相性が悪いようです。さすがにこのクラスのデジタルカメラとなると中身を見て故障原因を特定する気にもなりません… 開けたところで恐らく電源入らないというのは直らないと思いますし。ちなみに注意書きで「市販のアルカリ、マンガン、ニッケル水素、リチウム電池は電池特性が異なるのでお使いになれません。専用の充電池をお使いください。」とあるのですが、まさか起動しない理由は市販のニッケル水素電池(eneloop)を使っているからだからなのでしょうかw

発売:1999/10/28
 

関連リンク
EPSON ニッケル水素電池 充電式電池 EU-24 (乾電池の画像集出張所Ⅱ)
たまたま別ルートで専用電池というEU-24を入手しておりました。



EPSON CP-800S
メーカーEPSON
SEIKO EPSON CORP.   MADE IN KOREA
発売1999/10/28
メディアコンパクトフラッシュ (CF)
センサー1/2型カラーエリアCCDセンサ
レンズEPSON LENS  AF F2.8
モニター1.8型低温ポリシリコン TFTカラー液晶(11万画素)
電源専用ニッケル水素電池単3形 EU-24 2本、ACアダプター3.4V
手ブレ補正
バージョンアップ
価格79800
その他単焦点レンズ、スライドカバー

価格:300円
故障:電源入らず