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2017年1月24日火曜日

CASIO EXILIM EX-Z550


画質がどうのこのよりも付加価値や誰でも簡単に扱えることなどが特徴なカシオ計算機のデジタルスチルカメラであるEXILIMシリーズのエントリークラスの機種です。カシオは恐らく大手デジタルカメラメーカーで唯一デジタル一眼に参入していないのでハイエンド機種からエントリー機種までコンパクトデジタルカメラの機種が多く揃っていたりします。各社撤退気味なエントリーコンパクトデジタルカメラも数多くあったりと異質です。

カシオ計算機 エクシリム EX-Z550は2010年2月10日に発売されたデジタルスチルカメラになります。発売定価はオープン価格、4色カラーの展開です。
購入価格は108円
1400万画素のデジカメが100円なんてと思ったら2010年と少し前の機種だったのでした。購入時はいくらレンズが飛び出ていたからといって108円とはすごい価格です。
購入時はレンズが飛び出ておりレンズがまったく駆動しない状態でしたが、久しぶりに分解して手を加えたら最初はぎこちない動きだったものの現在では完璧に動作するようになりました。



4色あるうちのピンクカラーとなっています。ピンクと言ってもキツいピンクカラーではなく淡い上品なピンク色でボディは金属製なので質感は悪くありません。グリップが無いのでホールド感が悪いという影響がスタイリッシュなデザインにはありますが、本格的撮影派のマッチョなカメラでもない限りスタイリッシュさを追求してグリップを排することが主流なのでどこも同じです。左上のメタル部分に画素数を印字するというデザインは当時のコンパクトデジカメ エクシリムによく見られたものでした。




背面
新しい年代ということもありますが使い勝手のカシオだけあって液晶モニターは大きく、操作ボタンは操作しやすい配置になっています。
操作系はエクシリムシリーズに長く使われているもので設定によっては撮影/再生ボタンでダイレクト電源オン、SETボタンで自分で配置できる縦メニューから撮影設定を表示といった使いやすいものです。撮影時の左右キーが自分で選ぶことができずオートとプレミアムオート選択のみというのは残念ですが、使いたい操作があったらSETボタン内メニューに割り当てろということなのでしょう。エントリー機種で簡単に操作できるようになっているこの機種ですが、その割にはマニュアルフォーカスが出来たり、シャープネスやコントラストだけではなくフラッシュ光量やカラーフィルターが調整可能という謎のマニュアル充実ぶりです。もちろん多くのプリセットされたシーンから自分で選んで使うBSことベストショット機能もプリセットの数を増やして搭載されています。

液晶モニターは2.7型 23.04万ドットのものが搭載されています。画素数などは不便を感じないのですが若干緑被りすることがあるようで癖をつかまないと撮影した画像がWB失敗画像と勘違いするかも。



天面
エントリー機種でもズームはレバー式ボタンで電源ボタンもちゃんと独立してあります。

EXILIM  CCD SHIFT STABILIZATION  EX-Z550 



EXILIM 26mm WIDE OPTICAL 4x
f=4.65 - 18.6mm  1:2.6-5.9 


広角側が微妙に明るく、望遠側が微妙に暗い広角光学4倍ズームレンズが搭載されています。既にカシオが他社のレンズブランドを名乗らなくなって久しい時代の機種なのでレンズは単にEXILIMブランドです。同型のレンズと思われるものを搭載したものがオリンパスのエントリー機種に見られますがどこ製なのでしょう。
イメージセンサーは1448万画素 有効画素1410万画素 1/2.3型 CCD イメージセンサーシフト式手振れ補正付きが搭載されています。この時期はギリギリ裏面照射CMOSセンサーに置き換わるかという時代なのでエントリー機種はまだCCDだったのでしょう。
画像処理エンジンはEXILIM エンジン5が搭載されています。高速処理によってノイズリダクションの強弱を使い分け、解像感を損なわずに高感度撮影できるらしいです。




撮影時状態
やっぱりコンパクトとなっています



EX-Z550
CASIO COMPUTER CO., LTD.   MADE IN CHINA


社名表記はカシオ計算機株式会社、製造国は中国となっています。カシオ計算機は随分と前にデジカメを製造していたカシオ愛知をコダックのデジカメ部門(チノン)を買収して有名になったフレクストロニクスに売却しているはずなのでいずれの機種も丸投げODMか自社開発OEMなのでしょう。



電池はリチウムイオン電池である CASIO EXILIM NP-80と使用しますが、この電池はあの有名な富士フイルム NP-45などと同じ形状です。これらの電池を採用する機種は電池そのものの容量が少ないので、どの機種も駆動時間が短めという傾向があるのですがこの機種は公称250枚と結構撮れるようです。 
記録メディアはSDHCカード若しくは内蔵メモリーとなっています。Eye-Fiカードに正式に対応しており、その為の設定もあるので快適に使用できるでしょう。それにしても公称動作スペックなどの測定が普通にSDHCカードが安くなってきた時代の発売なのにパナソニックの1GB SDカードでおこなわれているようですが何か理由があるのでしょうか。

  
プレミアムオートは画像処理に非常に時間がかかるので場面によっては考えものですな。


  
露出オーバーなどといったものは見当たりません
レンズエラーから復帰した個体の為かもしれませんが周辺の描写は甘めの感じます


  
綺麗です

 

望遠はキツイのかAF不発なのか甘くなっていました


CASIO EXILIM EX-Z550
メーカーCASIO
CASIO COMPUTER CO., LTD.
原産国MADE IN CHINA
発売2010/02/10
メディアSDHCカード(Eye-Fi対応) / 内蔵メモリー 24.5MB      
センサー1448万画素 1/2.3型CCD
レンズブランドEXILIM 26mm WIDE OPTICAL
レンズ構成非球面レンズ含む6群7枚
画像エンジンEXILIM Engine 5.0
手ブレ補正センサーシフト方式
光学ズーム4倍
電池リチウムイオン電池 NP-80
モニター2.7型 TFTカラー液晶 23.04万ドット
ファインダー
バージョンバージョンアップあり Ver.1.0→1.1
ボディ外装金属
価格オープン
その他プレミアムオート、

ISOオート / 64-3200
F値F2.6(W)-F5.9(T)
圧縮率高精細 / 標準 / エコノミー
動画HD AVI
MF
GPS
タッチパネル
容量上限
カラーモードあり ベストショット
ストロボ内蔵
ドライブ静止画/動画/連写

 
価格:108円
状態:レンズエラー→修復

 

2016年8月8日月曜日

CASIO QV-3500EX BESTSHOT


現在ではデジタルカメラにおいて確実な地位を気づいたCASIO及びEXLIMブランドですが、まだカシオ計算機がデジタルカメラにおいて模索中だったころのフラッグシップ機です。
外観は画像の通り非常に大きくゴツいとかなり男らしいデザインですが当時のカシオはこんな感じのものばかりだったらしいですね。

購入価格はキタムラジャンクで540円
何故かトライアルの激安アルカリ乾電池が付属してきましたが、トライアル乾電池の使用推奨期限が2016年となっているため最近まで使われていた可能性があります。
ちょっと隠れて見えませんが330万画素級ということだけあって画素数不足は感じますがはがきサイズ印刷程度ならば十分です。

全体のサイズからしてCASIOロゴは小さめですが浮き上がりのエンブレムなのでかっこいい。
光学ファインダー及びフラッシュは大きめでオールプラスチックで金属がないボディですが、そのあたりで昔のオートフィルムカメラを思い出します。
このモデルはQV-3000EXにBESTSHOT機能を追加して価格そのままというモデルだったためイマイチ評判は良くなかったらしい。しかもこの頃のカシオはQV-10の成功以降中々ヒットを打てていない状況で高画質を求めるユーザーから無視されているような状態だったため色々模索していてその結果で当時各社のコンデジに搭載されて栄華を誇っていた明るく高級なキヤノンレンズを搭載したフラッグシップを出すということになったのでしょう。他に同様のレンズを搭載したデジカメはエプソン、キヤノンPowerShot Gシリーズ、東芝アレグレットなどがあります。
 


液晶が小さい… モニターにはベストショットの1つである水を止めて撮影を表示しています。

この数多いボタンからも色々設定できそうな気配が漂ってきます。
しかし、ズームボタンが右部に見える通り非常に小さく押しにくい感じになっているためズームはし難いかと思っていましたが別にできない訳では無かったりします。
光学ファインダーはピント合わせ機能付きで横のランプで状態を知らせます。

UIはかなり使いにくく、階層を潜る必要がありますが露出補正は十字キーでできるので許容範囲。
 
 

左側のBESTSHOTの文字でベストショット機能をアピール
まだ初期のデジタルカメラなのでモノクロ液晶モニターも搭載。というよりシャッターボタン付近にボタン多すぎません?
ベストショット機能を呼び出すボタンもここにあります。ベストショットの種類は最初からかなりの種類があるのですが、なんとコンパクトフラッシュに保存しておいて新たなベストショットの種類を増やすことができるのです。
RECもしくはPLAYの場所にスイッチを合わせると電源が入ります。
 



CANON LENS    
  ZOOM LENS / OPTICAL 3×    f=7.0-21.0  1:2.0-2.5


数多くのデジタルカメラで採用されていたものと同じと思われるキヤノンレンズが搭載されています。ワイド端からテレ端まで明るいレンズなので、当時の貧弱な高感度特性でもレンズで粘ってある程度までの暗所撮影ができます。単に明るいだけではなく描写等もしっかりしていて綺麗です。カシオは超コンパクトカメラのEXILIMシリーズではsmc PENTAX LENSを使用していましたが、このようなハイエンド機は途中からCANON LENSを使うようになりました。後継機のQV-4000まで同じレンズが使われ、EXILIM PRO EX-P600では仕様の変わったCANON LENSが新たに搭載されました。カシオデジタルカメラの
イメージセンサーは334万画素 1/1.8型CCD 原色フィルターが使われています。
 



年代ものなので端子類は洗練されていない
外部電源は6V
USBにも対応していますがケーブルは別売りで約5000円で販売されていたらしいです。
 


「電池が消耗してくると熱を持ちますが、故障ではありません」
三脚穴は何とも微妙な場所にありますが金属製。




CASIO  QV-3500EX
CASIO COMPUTER CO ., LTD.  MADE IN JAPAN  N78

フラッグシップというだけあってさすがに日本製
3500という型番なのに330万画素というのはいかがなことか。
 


電源は単3形電池4本及びCR-V3を2本使用
単3形電池式でも4本使用のためかエボルタを使用した場合スタミナ不足という感じはしませんでした。当時の充電池事情は現在ほどよろしいものでは無かったのでCR-V3の使用が推奨されていたと思われます。
記録メディアはCF
256MBの容量のカードは普通に使用できました。

当時の価格は一覧の通り8万8000円というかなりお高い価格でしたが、そのカシオのブランドを薄さ故にすぐ投げ売りになってしまい3~4万円という半値以下での販売が当たり前のようになってしまっていたとのこと。
しかし、大きめのセンサーサイズで美しいボケ味やインターバル撮影や露出など明るいレンズの効果も加わって天体撮影にも人気の機種だとか。


CASIO QV-3500EX
メーカー CASIO
CASIO COMPUTER CO., LTD
発売 2001/03/16
メディア CF、マイクロドライブ
センサー 334万画素 1/1.8型CCD (有効324万画素)
レンズ CANON LENS  Opt×3 7mm-21.0mm  F2.0-2.5
モニター 1.8インチ 12.2万ドット
電源 単3形電池×4、CR-V3×2
手ブレ補正
バージョンアップ VER1.000 → VER1.001 (本体ナンバー入力)
価格 88,000
その他 BESTSHOT追加可、レンズキャップ別付



かなり美しいボケ味が得られます。
 

故障度 : なし
価格   : 540円(安アルカリ電池付属)
 
このシリーズは天体写真に使われるとか。QV-3500EXは前機種QV-3000EXのマイナーチェンジという位置づけでベストショット機能が追加されたり、ノイズリダクション系の変更があるようです。
 


2016年7月14日木曜日

CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR10



カシオ計算機の代表的なデジタルカメラシリーズとなったハイスピードエクシリムの初期のモデルです。現在のハイスピードエクシリムはほぼ高倍率ズーム機ですが、かつて始まりの頃のハイスピードケクシリムはこんな感じでコンパクト形がありました。元を辿ればネオ一眼タイプが始まりですが。

購入価格は2000円
ハイスピードエクシリムシリーズは独特の性能なだけあってか古い中古のモデルでもあまり価格が下がっておらず、有名チェーン等では保証なし中古でも6000円以上することが多いのでこの価格はお買い得でした。状態は「レンズカバー半開きです」とありましたが、ちょっとレンズユニットの化粧板(レンズブランドや仕様が印字されているアレ)を弄って解決です。
デザインはいままでのカードサイズエクシリムとそんなに違いはありませんが、コンセプトが違うためか薄型・軽量ではなく厚くて重めです。レンズ部も少し出っ張っているのが見えます。左下の金色なHSエンブレムはハイスピードエクシリムシリーズの証だったのですが、現行モデルでは単に印字だけされることが多くなってしまいました。富士フイルムのSUPER CCDハニカムと同じようなものでしょうか。ボディは全体的にプラスチック製で金属は使われていないようですが、マット加工になっていたり重量感があったりするので安っぽい感じではありません。

CASIO EXILIM  HS CONTINUOUS SHOOTING 



2010年発売モデルなので液晶モニターは大き目です。エクシリムシリーズはズームになってからずっと液晶モニター大き目のシリーズなのですが。
UIは昔のエクシリムシリーズとそんなに変わらない独特のものなのでカシオ計算機系デジタルカメラを使っている方はすぐに使えるかと思います。撮影や再生ボタンを押すとダイレクトで電源をオンに出来たり、ボタン一発で基本的なオートやプレミアムオートモードに切り替えることのできるボタンなどが使えるようになっています。動画性能もウリにしていたのでダイレクト録画ボタンもあります。

液晶モニターは大きさは3.0型と大きいのですが、年代故にかドット数は46万800ドットと控えめです。fpsもそんなに低くないのか滑らかに動いているのではないのでしょうか。




天面
エクシリムシリーズではおなじみのAUTOボタンの他にHSボタンがあるのが見えます。これは通常のエクシリムシリーズにあるベストショット機能のみではなくHSベストショット機能があるためで、ハイスピード機能を使っている際にはこのボタンが光ります。通常のベストショット機能に加えてHSベストショット機能まであるのでベストショット機能はかなりの数になります。
動画性能も高いことになっていたので録音マイクもステレオです。ズームはレバー式のボタンとなっているなどやはり廉価品では無かったようです。

CMOS SHIFT STABILIZATION  EX-ZR10



EXILIM 28mm WIDE OPTICAL 7x
F = 5.0-35.0mm 1:3.0-5.9


この形状としては高倍率なエクシリムレンズが搭載されています。かつてはPENTAXブランドのレンズユニットを採用していたカシオ計算機ですがとある時期からEXILIMレンズを使うようになります。レンズ供給元はかなり変わってくるらしく一時期はニコンと同じかと思ったら、今度はコダックのEasyShareと同じなど安定しないです。

イメージセンサーは1275万画素 1/2.3型 裏面照射型CMOSセンサーが使われています。裏面照射CMOS採用といっても他メーカーのように高感度域の改善の為ではなく、ハイスピードのために採用されているのかISOの上限は3200と特別に高感度というわけではありません。手振れ補正はこのCMOSセンサーを駆動するイメージセンサーシフト形式となっています。
 
画像処理エンジンはハイスピードシリーズ専用のEXILIMエンジンHSとなります。
EXILIMエンジンHS デジタルテクノロジーが光学性能を凌駕する 高速撮影機能と高速画像処理を備えた新エンジン        当時のHPより抜粋
こんな感じで謳われている通りブランド力のあまりないレンズよりも自社の画像処理エンジンがアピールされています。処理エンジンだけではなくマルチCPUと2つの画像処理回路によりハイスピード機能や高画質を実現しているようです。

 

撮影時
こうやってみるとカードサイズエクシリムシリーズとそんなに変わらないように見えますが、実際にはかなりこちらが大きいです。カードサイズエクシリムシリーズがコンパクト性を謳っているのに対し、ハイスピードエクシリムシリーズはコンパクトが最大の特長ではないためそれなりの大きさになっているのでしょう。
ちなみにHS EXILIMエンジンの他にバッファか何かなのかエルピーダのチップが積んでありました。倒産してレキサーなどのマイクロンに買収されてしまったエルピーダですが、こんなデジカメでもDRAMが使われていたようです。



CASIO
CASIO COMPUTER CO., LTD.  
EX-ZR10  MADE IN CHINA


社名は変わらずそのままカシオ計算機株式会社です。原産国は中国となっていますがエクシリムシリーズはかなり早い時期から中国製だったような。
三脚穴は中央付近に配置されていて、ギリギリ光軸にも入っています。ザラザラ加工で安っぽくない底面となっていました。



使用電池はリチウムイオン電池 NP-110が使用されています。コンパクトな形状のリチウムイオン電池パックですが容量が1200mAhとそれなりに大きいものです。

CASIO  EXILIM  LITHIUM ION BATTERY RECHAGEABLE
リチウムイオン電池 充電式  Li-ion 00  
3.7V 1200mAh 4.5Wh  NP-110  PSE CASIO
CASIO COMPUTER CO., LTD.   MADE IN CHINA


それにしてもエクシリム電池は初期から純正エンブレムが付いていますが、そんなに偽物が多かったのでしょうか。かつてのQVシリーズのリチウムイオン電池にはエンブレムは無かったのですが。

画質は他社と比べて特別に綺麗というわけではないのですが、何より多くの機能が武器となっている機種です。例えば他社ではまだまだ採用されていなかったHDR機能を採用するばかりかHDRアートなどといった特別な撮影機能を搭載しています。ハイスピード機能についても単に高速連写に使えるというわけではなく複数枚を合成してマルチ超解像ズームやHS手振れ補正などといった特別な撮影機能を実現しています。それに通常のベストショット機能を加えるとエフェクトやシーンモード系は最強のクラスなのではないのでしょうか。


CASIO EXILIM EX-ZR10
メーカーCASIO
CASIO COMPUTER CO., LTD.
原産国MADE IN CHINA
発売
メディアSDHC/SDカード、内蔵メモリー 62.1MB
センサー1275万画素 1/2.3型裏面照射CMOS
レンズブランドEXILIM 28mm WIDE OPTICA 7x
レンズ構成非球面レンズ含む7群8枚
画像エンジンEXILIMエンジンHS
手ブレ補正CMOSセンサーシフト方式
光学ズーム7倍
電池NP-110 3.7V 1200mAh
モニター3.0型 液晶モニターTFT 46万800ドット
ファインダー
バージョンアップあり
ボディ外装プラスチック
価格オープン
その他ハイスピード

ISOAUTO/100-3200
F値F:3.0(W)-F:5.9(T)
圧縮率高精細-F / 標準-N
動画FHD 1920x1080 30fps/ HS 224x160 480fps
MF
GPS
タッチパネル
容量上限
カラーモードベストショット、HDRアート等
ストロボ内蔵
ドライブ静止画/高速連写/各動画機能



価格:2000円
状態:レンズカバー半開き → 修正
  



ベストショット 風景で撮影
彩度が少し上がっているほか緑系が強くなる、ピンが遠距離に来る、若干シャープネスがかかるなどといった処理がなされるようです。青が実際より濃くなっているなど見たまんまではなくなりますが、一見すると美しく見える万人受けする写真になるでしょう。カンタン・見た目がキレイという使い方が嫌な方はこのカメラを買わないでしょうし、このコンセプトのプロなカシオらしい写真と言えます。
 

フルオートで撮影
裏面照射CMOSなので木々の緑色が淡く、気持ちよくない発色ですが仕方が無いです。コダックヴィヴィトカラーなどのやりすぎ色彩の画像が好きか、淡い発色な初期CMOSカラーが好きかは人によって違うかと思いますが、経験上万人受けするのは高彩度でシャープネスの効いた画像だったと思います。L判ではあまり違和感も見えづらいですし。

追加の撮影画像→EX-ZR10


 

2016年6月26日日曜日

CASIO EXILIM EX-Z4


カシオ計算機が驚異のウェラブルサイズデジタルカメラ EXILIMブランドを立ち上げてインパクトを与えた後に初代EXILIM Sシリーズのサイズを継ぎながらもズームレンズ等を搭載して常識的なコンパクトデジタルカメラとなったEXILIM EX-Z4です。このシリーズはEXILIM ZOOM シリーズとなっており、EX-Z3から始まってZ4は2代目となる機種です。当時はエクシリム=超薄型という認識をされていましたが、そのイメージを壊さないカードサイズながらも光学3倍ズームとなっています。これだけの薄型化を達成できたのは当時はまだ買収されていなかったペンタックスとの協業のおかげのようです。
購入価格はKカメラで500円。ジャンク価格がほぼ一律なカメラのKなので500円ですが、Hオフなどでは324円程度でどこにでも転がっている機種でしたがいつの間にか見なくなってしまいました。
 
先代のEX-Z3から画素数は増えて400万画素級となり、グリップ部のEXILIMロゴはホログラム加工となりました。CASIOロゴは現在とは違って控えめサイズとなっています。ペンタックスレンズということで非常に個性的な形状のレンズユニットなので目立ちます。
ボディはこれも当時のエクシリムシリーズの特徴な金属製なので高級感はばっちりです。
 

  
この年代にしては大きな液晶モニターが搭載されていますが、小さいながらも光学ファインダーがありました。
まだカシオ名物のダイレクトボタンは無く、普通に電源ボタンから電源は入切してPLAY/RECのモードスイッチで再生・撮影を切り替えます。操作系はSETが独立した十字カーソルキーですが、かなり操作しやすい方かと思われます。UIは旧カシオ系統のものでシンプルに分かりやすいので結構使いこなせるかと思います。
 
液晶モニター枠の下部にはEXILIMロゴがありますが金属ボディに刻印なので見えづらいですが、これくらいが過度な主張とならずにちょうど良いのでしょう。
 
 

 4.0 MEGA PIXELS DIGITAL CAMERA EX-Z4 
画像はテレ端の状態ですが本体の薄さよりレンズの長さの方が大きいことが分かります。これだけ当時にレンズユニットを薄型化できたのはOptio Sに搭載されたペンタックス独自のスライディングレンズシステムによるものとのことです。オリジナルとして扱われているPENTAX Optio Sも電子部品系はカシオによるものとということで2社が協業していたこととなっています。電源ボタンはツメで押す前提なのかかなり小さめです。
 
 

  
smc PENTAX ZOOM LENS  3x OPTICAL ZOOM
 5.8 - 17.4mm
 
 
カシオのデジカメですがsmc PENTAXブランドのズームレンズが搭載されています。この特徴的な形状のレンズユニットがスライディングレンズシステム採用のレンズユニットです。
smc(スーパーマルチコート)のレンズというだけあって逆光にも強い… と思ったら、実際にはかなり弱かったりします。レンズを見てみると青緑系の綺麗なコーティングがされていることが分かるのですが。そしてスライディングレンズシステムユニットはその特殊な構造故か周辺画質が悪いらしく、粗探しレベルで調べなくても普通に周辺がボケていたりすることに気が付いたりしてしまいます。そして新技術な為かこの時期では見られない3段式鏡筒だったりします。
 
イメージセンサーは当時としては一般的な400万画素 1/2.5型CCD 原色フィルター付きです。WBが不安定なのかよく色味は変になってしまいますが、別にアルゴリズムが悪くて何かしらずれているという訳ではない模様。まだ低ノイズ・高画質を謳うEXILIMエンジンは搭載されていません。何しろ初期なエクシリムなもので。
 

  
撮影状態時
こうやって見るとやはりスタイリッシュなデザインです。ジャンクボックスでもよく見かけますが、このデザインが当時ではうけてそれなりに売れたということなのでしょう。でもスライディングレンズシステムはやはり故障率が高いのかレンズがおかしくなっているEXILIMやOptioも割と見かけるのです。
 
 
  
CASIO ®   EX-Z4  MADE IN JAPAN
CASIO COMPUTER CO., LTD.
  
 
エクシリムシリーズでは珍しい日本製となっていました。後のエクシリムシリーズではほとんど存在しない高級機でも中国製なのでなんだか新鮮に感じます。専用クレードルが付属していたり、金属製三脚穴などただの薄いデジタルカメラというわけではないようです。
カシオデジカメが日本製ではなくなったというのはカシオ計算機のデジカメを製造していた愛知カシオをフレクストロニクス(コダックデジカメを買収したことでちょっと有名になったところ)に売却しているので、もしかしなくてもカシオデジカメはフレクストロニクスによるEMSなのでしょう。カシオデジカメは独自性で勝負していて丸ごとソックリさんというモデルがほとんど無いのでEMSの中でも自社設計委託製造のOEMだと思います。日本製というのは元愛知カシオでの製造ということで海外製の場合はフレクストロニクスの海外工場製ということと思われます。
カシオ計算機は光学系メーカーではないのに社名・銘柄表記が日本語ではないというのが地味に珍しい気がします。というより逆に日本語だったのが初期の東芝や松下電器産業、三洋電機やセイコーエプソンくらいでしたっけ。 
 
 


使用電池はリチウムイオン電池パックのCASIO EXILIM NP-20になりますが、電池がEXILIMブランドになる前のCASIO NP-20も使用できますが容量が若干少ないです。このNP-20はもともと左の旧デザインから始まって超薄型デジタルカメラであるEXILIM EX-S1に採用されるなど超薄型なのですが、大きさがそれなりにあるので容量は常識的な数値です。後のEXILIM ZOOMシリーズではタフで大きいNP-40が使われているのを見ると当時はまだNP-40のスペースを確保するだけの電子ユニットの小型化が出来なかったということでしょうか。
 
CASIO EXILIM  LITHIUM ION BATTERY  RECHARGEABLE
リチウムイオン電池 充電式
3.7V 700mAh  NP-20   Li-ion 
CASIO COMPUTER CO., LTD.  MADE IN CHINA

 
旧NP-20と比較するとデザインの大きな変更、EXILIMブランドとなって純正印のホログラムが付く、容量が70mAh増えて原産国が日本から中国に、リサイクルマーク(メビウスループマーク)の識別色が無くなるなどといった違いがあります。

 
画質は小センサー+特殊機構レンズだけあっていろいろ弱点はありますが、smc PENTAXレンズを名乗るだけあって周辺以外の画質は良好です。年式が古いだけあってノイジーな事も多くてAWBが変、晴天より曇天が得意?などといったことはありますが手軽なメモカメラとしては十分使える機種です。とはいえsmc PENTAXブランドといっても逆光に強いというわけではなく、むしろ時代相応に弱いのでブランドは気分の問題なのでしょう。
 
  
曇天+少し屋内で暗所がノイジーですが高画質カメラじゃないし… 
主被写体を中央に持って来れば非常にシャープに写ります
  
 
   
ノイジーですがいい感じです。AEはちょっとアンダー気味か。


午後7時程の夜景シーンでこれだけ撮れるというのはすごいとおもいます。なんていったって2003年のカメラですから。セルフノイズリダクションでもかければ良い感じになりそうです。
 
 
価格:500円
状態:故障なし