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2017年3月8日水曜日

Kodak EasyShare Z1285




イーストマンコダック自社時代のコダックデジタルカメラ EasyShare Z1285です。この機種は国内発売機種には入っておらず、海外のみで展開されていたので国内正規販売はありませんでしたが言語設定を日本語にすることが出来るので普通に使えたりします。


2016年11月9日水曜日

Kodak EasyShare LS743 Zoom アテネ五輪モデル


一度日本の民衆用デジタルカメラ市場から撤退をしたアメリカのイーストマンコダックが様子見なのか通販限定なものの再参入を果たした後の初めてのモデルがこのコダック イージーシェア LS743 Zoomです。当初はコダック直販サイトよりこの2004年アテネオリンピックモデルのみ発売されましたが、後に通常モデルが他の通販サイトで販売されたようです。
 
購入価格は500円
コダックデジカメは国内での流通数の少なさからほとんど見かけないメーカーなので買ってしまいます。確かにebayなどを覗けば大量出品されているものの手間と送料など値段が…
 
 

デザインは以前の記事のEasyShare LS753 Zoomとほとんど同じですがこの個体はアテネオリンピックモデルなので五輪マークにJAPANの文字が入ったロゴがあります。アメリカの会社製のデジカメなので五輪マークとアテネオリンピックマークのみかと思ったらJAPANの文字があるので完全に日本限定モデルとなるようです。
金属製のボディで横に細長いスティック形状のデザインというのは一時期まではソニー サイバーショットPシリーズなど多く見られたものですが現在ではまったく見掛けなくなってしまいました。
 
  

背面
独自のUIも背面デザインも後継機のLS753 Zoomとほとんど同じなのです
UIはジョグダイヤルでモードを決定する独特なものなので再生中に撮影モードにしてしまったりと慣れていない場合は操作ミスがあるかもしれません。そして相変らず圧縮率の指定は不可でレンズを引っ込めたままでの起動もできないままとなっています。
 
液晶モニターは1.8型高解像度(13.4万画素)インドア/アウトドア対応液晶モニターとなっています。分解してみると分かるのですがSHARP MADE IN JAPANと刻印されているのでシャープ製な小型液晶モニターなのでした。アウトドアを謳うだけあって年代の割には屋外晴天時などでも粘りますがそれなりの見え具合です。
 


天面
この辺のデザインも後継機LS753 Zoomに引き継がれています。最初は電源ボタンと間違えやすいフラッシュボタンなんてと思っていましたが慣れたら案外間違えることはありませんでした。右上に見えるダイヤルは押し込む事で決定まで出来るものですがほぼモードダイヤル専用となっているのでもてあましている感があります。フラッシュは必ず起動時に自動となってしまうので発光させないためには一回ごとに設定しなければなりません。
 


Schneider - KREUZNACH  C-VARIOGON
  36-100mm (Equiv.) AF 2.8x Opt.
 
レンズはコダックデジカメではお馴染みシュナイダー クロイツナッハのCバリオゴンが搭載されています。国内では写真愛好家等以外にはあまり馴染みの無いブランドのようですが、海外ではどんな感じなのでしょうか。ズーム倍率は2.8倍と少しだけ控えめになっています。
イメージセンサーは423万画素 1/2.5型CCD 原色フィルターが搭載されています。この頃のコダックデジカメはぎりぎりまだ自社開発だったみたいですが、コダックの自社製CCDセンサーが使われているかは不明です。それでも有名なこってりカラーは出るので独自の調整はされてそうです

画像処理エンジンはコダックカラーサイエンスの搭載となります。この処理エンジンが搭載されたから必ずコッテリ気味という訳ではないのですが、やはりチューニングはコッテリ気味なためか濃い発色になる傾向はあります。
 



KODAK EASYSHARE LS753 Zoom Digital Camera
Made in China Designed in Japan for Eastman Kodak Company,
 
この時期の日本設計中国製造ということはコダックデジタルプロダクトセンター設計の船井電機製造でしょうか。この頃にコダックと製造契約した船井電機は後にコダックが倒産してプリンター事業を手放した際にコダックプリンター事業ライセンス権を取得するなど取り込みが… 国内で遂にコダックプリンター発売か?などと言われたりしましたが結局出る気配はありません。インクジェットプリンター用紙ならばケンコー・トキナーが代理店で販売していますが。

 


電池はリチウムイオン電池であるKLIC-5000というものを使用します。富士フイルムNP-60などと同形ということで非常に互換性の高い電池です。
 
画質は以前のEasyShare LS753 Zoomより更にこってりでアメリカンな画質とのことですが故障して動かないので仕方ありません。原点販売品だったということもありニコイチ要員確保も難しく… そもそもコダックデジカメは全体的に分解難易度が高くて面倒です。そしてモードダイヤルの無いコダックデジカメは伝統的に再生モードでの起動が不可なのでレンズエラーでは再生機としても使用不可となります。
 

価格:500円
状態:レンズエラー

2016年10月26日水曜日

Kodak DC280J その2

 
以前の個体は故障して電源すら入らなかったコダックのデジタルカメラDC280Jですが同じものがあったので再購入です。購入価格は1000円と前回の倍ですが前回と違って本体の他にソフトウェアCDから専用ケーブルまで化粧箱以外フルセットだったのでお買い得でした。
 


デザインは同じ機種なので当然まったく同じです。Jが付いているとおりDC280Jは日本専用モデルでシャンパンゴールドカラーも日本専用カラーとなります。グローバルモデルのDC280はブラック系のカラーです。
 
 

今度はちゃんと動作するのでサブモノクロ液晶モニターにもちゃんと情報が表示されました
 
 

撮影時状態
DC210などの変わった形のレンズユニットから普通の形なエクナターレンズになっています。オートフォーカスとなりパンフォーカスではなくなりました。
 


何かすごいアメリカンでポップなフォントです
 

特に裏コマンド等をしなくてもメニューからファームウェアバージョンと撮影枚数・フラッシュ数を見れるという親切仕様です。枚数は1600枚とコンパクトデジカメにしては少な目といえます。
 

相変らず圧縮率の指定はできずサイズ指定のみです。後のEasyshareシリーズまでコダックデジカメはハイエンド等を除いて結局圧縮率指定はできないままでした。

この機種は99年発売と古い機種にも関わらずコダックらしくファームウェアのバージョンアップが公開されており、内容も電源を切る際にバッファからメモリーに書き込み中でもすぐにレンズを収納といったものや電池管理をニッケル水素電池に対応、AEロック時の画質向上、連続撮影してバッファに撮りだめると撮影日時がおかしくなるのを改善など使い勝手が大きく改善するものばかりなのでぜひファームアップしたいと調べたところすぐにダウンロードページは出るものの古いページでダウンロードが出来ない… 本国アメリカのコダックサポートサイトにはグローバルモデルのDC280のサポートしかないのでファームが無い… という状況でしたが、古いページ内でのサポートメージにてダウンロードできました。


ファーム公開時のサイトでは個人情報の入力を要求されましたが、上記リンクのサポートページは入力なしでクリックするのみでファームウェアのダウンロードが可能です。実行ファイルで作成されたファームウェアファイル本体をコンパクトフラッシュのルート領域に作ったSYSTEMフォルダ内に入れることによって準備完了です。
 
 
状態:故障なし
価格:1000円 ほぼフルセット

2016年10月6日木曜日

Kodak Digital Science DC120 Zoom

旧世紀(1997年)にアメリカのイーストマン・コダックが発売したメガピクセル(100万画素レベル)のデジタルカメラです。このカメラは後にコッテリ発色とコダックブルーによって名機認定?もされているDCシリーズよりも昔のdigital scienceという名前が付けられていたみたいですね。
よくデジタルカメラを開発したのはQV-10のカシオ計算機と間違えられるのですが、あれはコンシューマー向けで商品的に初の大ヒットした商品であって初のデジタルカメラではありません。歴史に残る商品には違いないですが。
それで開発したのがこのカメラと同じコダックだったりします。もっとも当初はカセットテープに記 録、そして巨大で約何百万円と超高額で業務用用途だったわけですが。デジカメ開発元だけあってまったくデジカメにそっぽを向いていたという訳ではないのですが、プロフェッショナルシリーズ以外のコンシューマー用途はチノンの開発だったり、その部門ごと売却してしまうなど売った後でも利益がおいしいフィルムを捨てきれなくデジタルカメラはついでみたいな感覚だったのかもしれませんが。
購入価格は800円
普通にこの価格で買ったのではなくジャンクデジカメセットに付いてきました。初期のメガピクセルデジタルカメラで実用性はほぼ皆無ですが珍しいのでよろしいかと。

Kodak ds digital science DC120 ZOOM Digital Camera  MEGA PIXEL
デジタルスチルカメラにも関わらずボディはビデオカメラのような巨大な形状をしています。これは超高倍率ズームレンズを搭載しているという訳でもなく単に技術の限界だったのでしょう。その為操作系含めかなり独特なものとなっています。
残念ながら液晶モニターが点灯しないので(使い方が悪いだけ?)光学ファインダーのみで使用しています。 
背面には小さいモノクロ液晶モニターとコダック自慢のライブビュー付き液晶モニターがそれぞれ搭載されています。
各ボタンはそれぞれ爪で押すようなかなり小さいもので操作系云々はあまり考えていない感じですね。撮影設定もそもそも十字キーが無いのでTABボタンでタブをそれぞれ選択してSELECTで希望する数値に変更、ENTERで決定という何とも面倒なUIですが旧世紀のものはこんな感じが普通でしょう。
モノクロ液晶モニターには設定のタブが表示されるので液晶モニターが点灯しなくても不便はありません。
再生モードは左部のスライドスイッチで行けます。
1.6インチカラー液晶モニター搭載で画素数は非公開です。少し大きくて厚いですが当時の機種では珍しいチルト機構になっていたります。チルト機構といっても現在のようにライブビューするためのものではなく電池スロットを押し込むために採用されているっぽいですがそれでも珍しいことには変わりないかと。 
 
 
天板は面積の割にズームボタンとシャッターボタンのみという超シンプル
かなり変わった形のシャッターボタンですがもちろん半押しもできます。

Kodak EKTANAR Lens  
  38-114mm (Equiv) F2.5-3.8 37mm Threads  AutoFocus ・ 3X Zoom

 

レンズはむき出しではなくプラスチックのようなものに包まれています。しかし、そのカバーそのものの内面が白く曇っているような…
レンズは明るめの光学3倍ズーム、ズーム速度はなかなか早いですがシャッターが切れるまでがかなり長いです。AFもガーといかにも駆動してますという音を立てて合わせるので結構遅いです。
電源はレンズ横のスライドカバーをスライドすることによって入ります。フラッシュは大きいためか中々遠くまで届きます。後期のdigtal scienceシリーズは価格が下がってきたためか同じようなレンズでもパンフォーカスというのがいくつか存在しますが、このDC120は価格が12万5000円と大変高価なためか赤外線によるマルチスポットAFとなっているのです。
 
イメージセンサーは1/2 CCD、約89万画素(900×989画素) 原色フィルター が搭載されています。メガピクセルをやたらアピールしていますが純粋なCCDの画素数ではないようです。ISO感度は160固定とある程度の高さとなっていました。
画像処理エンジンはコダックカラーコレクションというものが使われています。やはり詳細不明ですが高画素原色フィルターCCDとの組み合わせにより写真に近いデジタル写真が得られると書いてあり、まだ当時はデジカメ≠写真という認識だった模様。
 
 
撮影時状態
電源ボタンは無く、レンズ側の機構をスライドすることによって電源が入ります。





Kodak Digital Science DS120 Zoom Digital Camera
Made in Japan for EASTMAN KODAK COMPANY


日本製ということは既にコダック傘下となっていたチノンの製造でしょうか。チノン製の為にコダックデジタルカメラは見た目はゴツいアメリカンなものでも日本製というものは非常に多いです。ということは後に提携することとなるシュナイダーレンズもコダックの場合はもしかしてチノン製?
 
電源は単3形電池を4本
記録メディアはコダックピクチャーカードと称するコンパクトフラッシュカードを採用。
まともに使用していないので電池持ちは不明ですが少なくとも一瞬で干上がってしまうというようなことはありませんでした。しかし、まともなニッケル水素電池を使わないと元から残量表示残り1目盛りというのが普通に起こります。
ちなみにコダックピクチャーカードことコンパクトフラッシュは接続キットセット付きで10MBの場合お値段なんと2万8700円。もちろん10「GB」ではなく「MB」でしかも値段の桁を一つ間違っているという訳ではありません。当時のデジタルの扱い辛さを物語っていますね。と言っても本体価格がいくら安いとはいえ12万4800円と発展期の高級一眼風デジタルカメラよりも少し高いぐらいの価格です。これでも「やっと民主用メガピクセル級でこの値段だ!!」というような表記だったらしい。内蔵メモリー搭載とはいえコダックピクチャーカードは別売りなためPCと接続前提では15万円近い投資が必要だったと予想されます。
で、撮影結果なのですが記録形式がコダックで採用されていたとかな特殊RAW形式なので現像できず撮影結果が確認できません。この形式で検索すると機械翻訳されたような日本語の怪しげなサイトのみ引っかかるのみで情報もないため現像も不可。撮影するとちゃんとRAWファイルが記録されているのでデジタル部の故障は無さそうですがCCDかレンズが壊れているのかもしれないので現像してみなければ何とも言えません。
ということで公式ページ(まだ残っているのが凄すぎる)でサンプル画像をお楽しみください。拝見してみるとフィルムメーカーならではなのか発色はあっさりとしたコッテリになる以前の綺麗なものですが明らかな画素数不足ですね。何メガのTIFFファイルでダウンロードにかなり時間がかかりますという注意があるのが時代を感じさせます。
高価格ですがX接点による外部ストロボ、当時では珍しいコンパクトフラッシュ採用やメガピクセル原色系CCDなどデジカメ発展期の製品の1つです。
 

Kodak digital Science DC120 ZOOM
メーカーKodak
EASTMAN KODAK COMPANY
発売1997/03下旬
メディアコンパクトフラッシュ
センサー1/2インチ 89万画素原色フィルターCCD
レンズKodak EKTANAR Lens 38-114mm F2.5-3.8 Opt×3  
モニター1.6インチ 
電源単3電池×4 ACアダプター
手ブレ補正
バージョンアップ
価格124,800円
その他補間120万画素、独自Raw形式記録、Made in Japan

独自RAW形式記録とシリアル接続なため敷居が大変高くなっているので現在で使おうと思って入手するのはあまりお勧めできません。というより物が少ないので入手する時点で敷居がかなり高いと思いますが。
 
故障度: 液晶モニター作動せず
価格  :  800円(まとめてセット) 



2016年10月5日水曜日

Kodak DC3800 デジタルカメラ

 
コダック デジタルカメラ DC3800は今までのコダックDCシリーズとはまた違った雰囲気のコンパクトデジタルカメラとなります。他のDCシリーズがデカいボディに広角よりの2倍ズーム程度なエクタナーレンズ、単3形電池4本駆動という仕様が多かったのに対し単焦点で単3形電池2本駆動、コンパクトながらも大型センサー搭載とちょっとスペックが異なっているのです。 

購入価格は1000円
この機種は後にコダックカラーが見直されてプレミアが付いてしまっているようなので十分に安い価格での購入だと思います。現在のFUJIFILM FinePix F31fdのようにプレミアがひと段落付いた感じもせず安定して数千円程度の値が付くなど年代を考えるとかなりのプレミアが付いているのです。単焦点のエクタナーレンズで自社製っぽいCCDの時代に昔のコダックカラーが出るらしいということでファンが多いのかもしれません。プレミア度的な見方では上級機のDC4800の方が高くなっていると思われます。




低価格での需要を狙った機種といっても標準価格4万9800円とそれなりの価格なデジカメなのでボディは金属製で高級感があります。電池・メディアスロットを兼ねたグリップ部もあるのでホールド感もそれなりに良いです。フィルムカメラっぽいというわけではないのですが正統系なデジカメのデザインではないのでしょうか。

Kodak  DC3800 Digital Camera  2.1 MEGA PIXELS



背面
この機種はマニュアル撮影はおろかISO感度や露出補正までも設定できないフルオート機なのでボタンは非常に少ないです。この時代の機種でフルオート機とはかなり思い切った仕様ですが優秀なAWBやそれなりに外さないAEなど偶に不満を感じる場面はあるものの現在でも普通に使えてしまうのです。逆にユーザーができる撮影設定は画質、セルフタイマー、フラッシュ発光設定、マクロ、デジタルズームのみです。ISO感度は自動というわけではなく100相当の固定となるので、本体を固持でもしない限り夜景や夜間撮影には期待できません。 

液晶モニターは1.5インチ白色バックライト低温ポリシリコンTFT液晶となります。表記の通り画素数は非公開ですが当時としては珍しい白色LEDバックライト搭載で省電力化が図られています。同サイズでLEDバックライト液晶モニターがこのDC3800の発売と同じ年に三洋電機より発表されているので三洋電機製のバックライトなのかもしれません。今までのコダックDCシリーズと同じように起動時は不点灯で青ボタンを押して点灯する仕様ですが、マクロモードでは起動時から点灯する仕様になりました。



天面
マニュアル撮影が無いので天面はきわめてシンプルでサブ液晶モニターどころかボタンもシャッターボタンと電源スイッチしかないという割り切りです。
上から見ると結構湾曲しているデザインということが分かります。画素数表記やこの形状は割と上級機のDC4800と共通しているのです。 



KODAK EKTANAR Lens  
  F2.8  33mm(Equiv)  Auto Focus

33mmと微妙に広角寄りで単焦点なコダックエクタナーレンズが搭載されています。エクタナーレンズとは後期のコダックフィルムコンパクトカメラや初期のデジタルカメラに搭載されていたレンズブランドですが古のコダックエクターレンズと何か関係があるのかは分かりません。 単焦点故に沈殿式でも無く起動時は2枚のレンズバリアーが開くのみの動作です。

イメージセンサーは230万画素(有効画素数:210万画素)1/1.75インチCCD 3:2 原色フィルターが搭載されています。単焦点で価格も抑えめのモデルということで1/2.7型、もしくは1/2程度のセンサーと思ったら、何故か1/1.75インチと随分と大きいセンサーが使われていたのでした。そしてアスペクト比が35mmフィルムと同じ3:2になっているのも珍しいです。
画像処理エンジンについては特に固有名称は付けられていませんが、コダックカラーマネジメントにより「いい色」と謳われています。コダックは他社とは違って「いい色」というのに自信があったらしくいい色コミュニケーション iiiro.comというサイトまで運営していたみたいですが2001年と随分早い時期に閉鎖されています。 



撮影状態  
といってもレンズバリアが開いているだけです。キヤノンのIXY DIGITAL LやリコーのGR DIGITALのように単焦点だけど沈殿式という訳でもないのでレンズユニットはほとんど駆動しません。フォーカスはレンズそのものを前後に動かしているように見えます。 
現在の大抵の高級コンパクトデジカメよりはコンパクトといったサイズなので持ち運びはそんなに苦ではないのです。



KODAK DC3800 Digital Camera 
Made in Japan 

コダックということでアメリカの会社のデジカメですが、製造・開発をしていたのは諏訪のチノンという会社だったので本体も日本製となるのです。チノンといっても後の扱いを見るに一企業というよりコダックのデジカメ部門という扱いだったようなのでチノンのOEMという感じはしませんが。後のEasyShareシリーズにはイーストマンコダックの名がありましたが、このDC3800には何故か記載されていませんでした。

底面は電池スロットが側面にあるのでかなりスッキリしています。部品が配置されていなかったからなのか三脚穴も中央にありますがプラスチック製です。 



記録メディアは古いコダック機ということでコンパクトフラッシュを使用します。画像はコダック純正品のコダックピクチャーカードでオプションとして販売もされていましたが、別にコレしか使えないというわけでも無いです。 



電源は単3形電池を2本使用します。デフォルトでモニターがオフだったり、バックライトにLED採用など省電力に力を入れてあるだけあって古い機種ながらも電池2本で安定した電池持ちとなっています。なんだかこの位置に電池などを入れる構造はコンパクトフィルムカメラっぽいです。 

 
この機種は劣化して寿命を迎えるとAFが効かなくなるという持病があるらしく、完動品もそれなりに少なくなってきているとのことです。現時点で16年前とかなり昔のデジカメなのでそのうち動作品は皆無になってしまうかもしれません。
時代が時代なので逆光に弱い、画素数的にハイビジョンモニターでの鑑賞が辛いなどの弱点は大いにありますがL版印刷ではフィルムっぽい感覚とある程度コダックカラーで楽しめるかと思います。上級機のDC4800と比べるとお気楽に作った感はありますけれども。ある程度というのは明らかにDC210などの時代と比べるとコッテリ具合が下がっていてそれなりの発色になっていることなんですよね。それでも緑等は綺麗ですし、悪いという意味ではありません。
そして注意なのがExifでの撮影情報が一切記録されず機種名や撮影日時などしか確認できないのです。そこまで割り切るとは… コストダウンに関係があるのですかね。
数千円叩いてまで必死に購入する必要はないかもしれませんが、何事も無く捨てられてしまうのはかなり惜しい良き古デジではないのでしょうか。興味本位で触ったとしても旧世紀コダックを結構感じることができます。
 


Kodak DC3800
メーカーKodak
Eastman Kodak Company
原産国Made in Japan
発売2000/9月
メディアCF コンパクトフラッシュ
センサー1/1.75インチ 230万画素CCD 3:2 原色フィルター
レンズブランドKODAK EKTANAR Lens
レンズ構成7群7枚
画像エンジンコダックカラーマネジメント
手ブレ補正
光学ズームなし
電池単3形電池 2本
モニター1.5インチ TFTカラー低温ポリシリコン液晶モニター 白色LEDバックライト 
ファインダー光学
バージョンなし
ボディ外装金属
価格\49,800
その他フルオート

ISO100固定
F値F:2.8
圧縮率最高画質/高画質/標準画質
動画なし
MFなし
GPSなし
タッチパネルなし
容量上限
カラーモードカラーのみ
ストロボ内蔵
ドライブ標準/マクロ

価格:1000円
状態:故障なし 
  

2016年9月19日月曜日

Kodak EasyShare M763


コダック自社販売時代のコンパクトデジタルカメラなKodak EasyShare M763です。この頃のコダックデジカメは日本国内での存在感が薄く、ブランドも認知されていないためか発売しても廉価になってしまっていたようですがそれでも国内代理店である加賀ハイテックより新機種が発売されていたようです。すでにコダックデジカメの開発をしていた旧チノンなコダックデジタルプロダクトセンターはシンガポールのフレクストロニクスに売却されてフレクストロニクス・デジタル・デザインというところになっていたのでそこの開発でしょうか。
 
購入価格は約2000円
700万画素デジカメとしても妥当な値段で保証付きの中古扱いです。一時期までのコダックデジカメは大きな存在感があったようですが、その後はどんどん無名になるばかりでフィルムカメラ愛好家など以外からはよく分からないブランド扱いにされてしまっていたようです。
このM763以外にも高画素版や廉価版などのM3桁機が存在しますが、国内正式販売モデルはこのM763のみのようです。800万画素級のEasyshare M820、M853や700万画素のEasyshare
 M753などがそれにあたります。
 
 

妙な形状な物が多かったEasyShareシリーズですが時代の流れか普通のコンパクトデジカメの形状になりました。もっともエントリークラスがこんな感じで普通の形状な代わりにスタンダードから上のクラスでは相変らず独自性に溢れる機種で突っ走っていたみたいですが。色が少し混ざって分かりにくくなっているKodakロゴは全体的に丸っこい現行ロゴになっています。カラーはピンクですがどぎついピンクではなく上品で薄味のピンクなのでマッチしてるのでは。
 
 


背面
液晶大きい、そして相変らずのコダックボタン配置
UIは今までのよく分からないものから特別扱いやすいわけではないものの常識的なインターフェイスへと変更されました。カーソルキーとOKボタン、モードダイヤルの兼用による操作なので操作性はかなり良くなっています。相変らず削除ボタンが独立していて本当に削除のみの割り当てということやShareボタンが大きく独立しているなど変わらない部分もありますが。
液晶モニターは2.7型 23万画素で屋外対応と価格の割にはそれなりのスペックです。ピント確認は厳しいかもしれませんが構図確認には不自由しません。本体の型番であるM763は左上にひっそりと記載されていたりします。
 
 

天面
天面にフラッシュ設定ボタンが独立しているのもやはりコダックです。今までは無い事が多かったモードダイヤルが付いているのでモードの変更はワンタッチで可能と操作性が良くなっています。後のスマートキャプチャー起動の一部コダックデジカメではフラッシュ設定を忘れるという残念ポイントがありますが、このM763は電源を切ってもフラッシュを忘れないようです。しかし、AUTOモードの下にあるデジタル手振れ補正モードとなるとフラッシュが自動発行に戻ります。モードダイアルの項目はオートにマクロ、シーンに動画となんだかルミックスっぽいです。
 
3X OPTICAL ZOOM
 
 

KODAK AF 3x Optical Aspheric Lens
  34mm - 102mm (Equiv)
 
特にブランドの無いコダック光学非球面レンズ使用かと思ったらページにはRETINA 3倍レンズと記載されているのでレチナレンズの類なのでしょう。一般的なコンデジのレンズでグレード的にも最高に良いというレンズではなさそうですがそれなりに写ります。でもこの特徴的なレンズユニットはカシオのエクスリムシリーズに使われてて有名なフレキ切れによって白飛びを起こすレンズな気が… 実際にコダックデジカメでも白とび画像しか撮れなくなる故障は多いようで。

イメージセンサーは716万画素 1/2.5型 CCD原色フィルターが使用されています。この年代までなって、しかも低価格帯となるとイメージセンサーも他社製っぽいです。
画像処理エンジンはコダックデジカメではおなじみコダックカラーサイエンスになります。この頃には自社のフィルム技術による色再現性や画質などをアピールするようになったようです。
 
 

撮影時
やはり独特のレンズユニットが気になります。
 
 

端子類露出は低価格機のトレンドです
デジタル・ビデオ出力はいつものミツミ8ピン、外部電源はDC 5Vで本体充電式になります。
 
 

底面

Eastman Kodak Company,

KODAK EASYSHARE M763 digital camera
Made in China

 
コダックデジカメの底面にいつもあるこの端子は独自のプリンタードック等なEASYSHAREシステム用の端子ですが、この頃のコダックは既に日本でのEASYSHAREシステムの普及をあきらめていたのかプリンタードックの同梱などはされなかったようです。背面にあるShareボタンの機能もほとんどがアメリカ用サービスのものなので、日本国内でそのまま利用できるサービスは一部だったります。
Easyshare miniのように日本設計などといった文字は見られずそのまま中国製となっているので完全なOEM機種なのですかね。
 
 

電池、メモリーカードスロットは側面にあるタイプです。
 
 

電池はリチウムイオン電池 Kodak KLIC-7001を使用します。コダック電池はNP-45系なKLCI-7006以外は他社互換が無いことが多いので面倒そうです。同社の場合は以前のEasyShare V550Zoomなどが同じ電池を使用します。このリチウムイオン電池は旧ロゴバージョンと画像の新ロゴバージョンがありますが、どちらも型番はKLIC-7001で容量も同じ、日本製と共通しています。コダックデジカメって旧チノン絡みなのか電池は日本製が多く、中国製な本体も日本設計の機種がかなり多いです。日本未発売モデルでもサムスンのように不自然な日本語ではなく綺麗な日本語が搭載されていますし。

メモリーカードはSDHCカード及びMMCに内蔵メモリーとなります。SDHCカードが使えるということは高速SDカードが使えるということでありがたいです。

 
 

仕様・形状が非常に似ているペンタックス(HOYA)のOptio E85と比べてみる
世代の違いから画素数やメーカーの違いから操作系UIなどは異なりますが、本体形状やレンズユニット、側面式のバッテリカバーや本体充電、フラッシュとAF補助光とマイク位置など共通点はかなり多いです。コダックデジカメも他社であるフレクストロニクスによる設計・製造ですし、廉価向けとしてベースモデルがあったのかもしれません。カシオの一部機種とレンズが同じに見えるというのもカシオがそのベースモデルを自社向けに設計したか、同じレンズを使っているという話なのでしょう。


画質はレンズ性能がそれなりなので超高精細画像などは厳しいもののヴィヴィッドカラーにナチュラルカラー/シックカラーと今までのカラーが使えて、設定すればコッテリカラーも使えます。





これはコダックブルー?

確か全部ヴィヴィッドカラーの自動で撮ったと思います。
相変らずコダックカラーサイエンスのAWBは優秀で、変に弄らなければ自然な発色が出ます。
 

価格:2000円
状態:故障なし
 


2016年9月2日金曜日

Kodak Digital Camera DC280J ZOOM


かつて販売されていたコダックのデジカメ DC280Jです。コダックデジカメは当時としては高画素なのに価ということ、綺麗なカラーで写真画質で広角ということをうりにしていたようです。

購入価格は540円
かなり古い機種なので期待せずに購入しましたが、やっぱり電源が入らなかった…

Kodak  DC280J ZOOM  DIGITAL CAMERA
2.0 MEGA PIXEL 

1999年発売と昔の機種なので画素数は200万画素と控えめなので大きくプリントしたりトリミングするのはキツイかもしれませんがL版プリントならば十分です。
レンズカバーは今までのコダックデジカメと同じく被せるキャップ式で底面には脚らしきものがあります。ボディカラーは控えめなゴールドといったところでしょうか。


  
背面はかつてのコダックデジカメとそんなに変わらないデザインですが、黒が多く使われているデザインになりました。
この頃のUIに操作性を求めるのは難しいですが、操作できる部分が少ない分まだメニューの階層化がされていないのでとりあえずボタンを連打すればどうにかなるUIのようです。電源が入らないので詳細は分かりませんが…
モニターでのプレビューはやっぱり青のボタンを押さないとオンになりません。上部のサブモニターと光学ファインダーを使って撮ってくれということなのでしょう。大きいモードダイヤルや同じく大きいスライド式の電源スイッチなどアメリカンなデザインですが設計しているのはチノンなのです。

  
  
天面
サブ液晶モニターと撮影設定用のボタンが見えます。メイン液晶モニターには撮影情報が表示されない仕様なので天面のモノクロなサブ液晶モニターを見ながらフラッシュ等の撮影設定をします。
ズームボタンは天面配置では珍しいシーソー式、シャッターボタンは普通の形状でした。


  
KODAK EKTANAR Lens
  F3.0 - 3.8  30 - 60mm (Equiv)  AutoFocus  2X Zoom

旧コダックデジカメで用いられていたコダックエクタナーブランドの広角寄りな光学2倍ズームレンズが搭載されています。以前の機種であるDigital Science DC210ではAF未搭載のパンフォーカスズームレンズでしたがDC280Jではオートフォーカスとなりました。明るさは広角は暗めですが2倍ズームということもあり望遠側はF3.8ととりあえず明るめです。

イメージセンサーは230万画素 1/1.76インチ正方画素CCD 原色フィルターと画素数が少ないながらも大型と結構いいものが使われていたようです。このCCDがコダック製なのか、それとも画像処理の関係か俗に言われるコダックブルーがよくでる機種の1つとして扱われています。


  
KODAK DC280J Zoom Digital Camera   N137 
EASTMAN KODAK COMPANY   Made in Japan


販売会社はイーストマンコダック株式会社、まだチノンだった頃の開発なので日本製となっています。デザインは一般的な日本製デジカメとはかけ離れたものですがこれはコダック側の設計なのかチノンが自ら設計したのか分かりません。
銘柄表示以外に底面に液晶モニターの輝度調整ボリュームやコンパクトフラッシュのエジェクトスイッチ、電池スロットや三脚穴があります。高級カメラではないためか三脚穴はプラスチック製です。


  
電源は単3形電池を4本使用します。アルカリ乾電池だと特にモニターを点けての使用は厳しいですが、ニッケル水素電池では普通に動作します。リチウム電池であるCR-V3には対応していません。



使用メディアはコンパクトフラッシュとなっています。付属品や別売オプションとしてKodakブランドのコダックピクチャーカードというコンパクトフラッシュも販売されていました。これはKodakブランドながらも背面にSanDiskロゴのあるサンディスク製となっています。

評判の高画質・コダックブルーを試したくて購入したのですが、ジャンク故に電源が入らない個体だったので仕方が無いです。ネットで検索してみると後のEasyShareシリーズとは全く違うブルーの発色を見ることができます。


Kodak DC280J Zoom
メーカーKodak
EASTMAN KODAK COMPANY
原産国Made in Japan
発売1999/
メディアコンパクトフラッシュ
センサー230万画素 1/1.76インチ 正方画素CCD 原色フィルター  
レンズブランドKODAK EKTANAR Lens
レンズ構成7群8枚  非球面レンズ 2枚
画像エンジンコダック カラーマネジメント
手ブレ補正
光学ズーム2倍
電池単3形電池 4本
モニター1.8インチ 液晶モニター 15fps
ファインダー光学 視野率90%
バージョンバージョンアップ有り
ボディ外装プラスチック
価格オープン
その他

  
価格:540円
状態:電源入らず