従来よりTOSHIBAのネームでカタログに載らない格安品なワイヤレススピーカーは幾つか販売されてきましたが本格的にワイヤレススピーカーに発売するのは久しぶり、どんな感じなのでしょうか。
AUREX AX-FX10は東芝エルイートレーディング株式会社より2023年11月から発売されているBluetoothワイヤレススピーカーになります。実売価格は6500円程度~8000円程
この手のワイヤレススピーカーは国内海外問わずJBLやソニー、Ankerなどライバルが非常に多い分野であり、やはり再参入直後である同社の製品は店頭に陳列されていない事も多いです。
他社にはない機能として人の声などを聴きやすくする「クリアボイス機能」を搭載しており、ドラマや映画などで人の声を聴きやすくなるとされています。
クリアボイス機能搭載
全体の音の大きさを変えずに、人の声が聞き取りやすいように音声を再構築。映画やドラマではセリフを明瞭にニュース番組では背景音のキャスターの声を強調、深夜の小音量でもはっきり聞き取りやすい音声をお届けします。
※ハンズフリー通話(電話/WEB会議等)の時は、クリアボイス機能は動作しません。
(↑メーカーページ、カタログより引用)
AUREX AX-FX10(K)
Aurexから新生AUREXロゴになり、製品外箱のイメージも一新されております。
AUREX WIRELESS SPEAKER
AX-FX10 K ブラック
仕様表示
スピーカー:45mm フルレンジ ×2 パッシブラジエーター ×2
実用最大出力:10W
通信方式:Bluetooth® ver5.0
対応コーデック:SBC
防塵防水:IP67
電源:リチウムイオンバッテリー (5,000mAh)
充電ポート:USB Type-C (DC5V)
動作時間:約20時間
充電時間:約4時間
外形寸法:W215×H84×D64mm
製品質量:約620g
バッテリーが意外と大容量で動作時間も結構長くなっているようです。またパッシブラジエーターも2基搭載とのことで普通よりは重低音への期待が高まります。
スペックや通信方式から分かる通りハイレゾには対応していないようです。
東芝エルイートレーディング株式会社
MADE IN CHINA
本体
意外と横幅も長く、5000円以下の格安ワイヤレススピーカーと比べると一回り以上大きいです。金属製?なグリルは結構高級感があります。
本体側面
ゴム製です
背面
パッシブラジエーターの他、充電端子やAUX端子がこちらにあります。
端子類
充電端子はUSB Type-CですがPD対応の充電器でも充電できましたのでこの点は良いです。PDの充電器には対応してなくてUSB Type-A→Type-Cの充電ケーブルを用意しなければならないスピーカーや機器が結構あって不便になりますので。充電時は10W程でも充電されるようでそれなりに急速充電にはなっている気がします。
うっすら見える2基のパッシブラジエーター
パッシブラジエーター搭載
スピーカー筐体内の空気振動を利用して振動版を動作させ、低音域を増強することにより、厚みのある重低音を実現。コンパクトな本体でありながらも音楽をよりパワフルに再生することが可能です。
(メーカーページ・カタログより引用)
操作ボタン側
電源ボタンとファンクションボタン、音量調整ボタンと売りの機能であるクリアボイスのボタンがあります。クリアボイス機能は2段階の設定が可能で対応するLEDが店頭します。
Bluetooth接続時とクリアボイスオン時
説明書
シンプルな1枚紙タイプでしょうか
保証書は裏表紙で説明書と兼ねるタイプです
ちなみにこの機種、やはり店頭に並んでいないためか知名度が高くないのか、ブログを書いている時点では某価格比較サイトでレビューもクチコミ掲示板も書き込みゼロという有様であり売れているのか勝手に心配になるレベルですので購入後の実物レビューブログはかなり少ないのではないのでしょうか。
音質はまあ良くあるほどほどに低音がなって高音もそれなりになるというスピーカーですが、売りのクリアボイス機能をオンにするとグッと中高音が持ち上がり確かに声だけではなく音声も聞きやすい音質に変わります。逆に言うとそれ以外のイコライザー調整などは無いのでこれら音質が好みに合わない場合での調整は難しそうです。
パッシブラジエーターが2基搭載されていることや大き目のボディが効いているのか低音は量自体はそれなりにあると思われますので物足らない事はなさそうです。AUX機能が付いているスピーカーも多くはないのでそれ自体で選ぶという選択肢も有りかと思われます。
パッシブラジエーターが2基搭載されていることや大き目のボディが効いているのか低音は量自体はそれなりにあると思われますので物足らない事はなさそうです。AUX機能が付いているスピーカーも多くはないのでそれ自体で選ぶという選択肢も有りかと思われます。
しかしながら30分無音だと自動電源オフになります、使用状況によっては邪魔な機能と思われますが機能自体を消すことはできない様なので注意が必要です。
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