2016年12月23日金曜日

Panasonic LUMIX G X VARIO 1:3.5-5.6/14-42 ASPH. POWER O.I.S. H-PS14042


キットレンズが壊れる→何故かボディ増える→レンズ買うという謎の経緯に。
H-PS1402ことLUMIX G X VARIO 1:3.-5.6/14-42 ASPH.  POWER O.I.S.は2011年10月13日に発売されたマイクロフォーサーズマウントの交換レンズです。当時はデジタル一眼用交換レンズでは世界初の電動沈胴式だとし、収納時ではパンケーキレンズ並のサイズと小ささをアピールしていました。また、新たに立ち上げたLUMIX Gレンズの高級シリーズG Xレンズとなっており、高性能な手振れ補正やコーティングもアピールしています。電動沈胴式に付いては後にソニー α EマウントのE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650、ニコンのレンズ交換式アドバンストカメラの1 NIKKOR VR 10-30㎜ F:3.5-5.6 PD-ZOOMで1 NIKKORでは同じような機構でさらにレンズキャップ式となったものが発売されたりしていますが、逆にいうと同機能のものはそれくらいのようです。



GX1やGF3、GF5などのキットとなっているので標準キットレンズの類だと思われますが一応ルミックス Gレンズの最高峰で光学技術を集結したというLUMIX G Xシリーズとなっており、描写性能が高いことやナノサーフェスコーティングということが謳われていたりします。



外箱
基本的にキットレンズで単品購入されることが少ないレンズですが一応Xシリーズなためか色々性能表記がされています。

Panasonic H-PS14042
LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH.
POWER O.I.S / S.O.I PUISSANT  POWER ZOOM/ZOOM PUISSANT




外箱その2


レンズは電動沈胴式となっているので収納時はかなりコンパクトサイズとなっています。黒いLUMIX Gレンズにありがちな焦点距離表記に加えて撮影距離の他に埋め込み式のNANO SURFACE COATINGエンブレムがあったりと一般標準キットレンズとは違うデザインとなっていました。ナノサーフェスコーティングについては今のところ交換レンズではLEICA DGレンズシリーズとLUMIX G Xレンズシリーズにしか使われていないのでアピールされるのでしょう。




LUMIXロゴ


Panasonic H-PS14042    Made in Japan   
中国製化の進んでいるLUMIX Gレンズシリーズですがこのレンズは2011年発売と比較的古い時期のレンズなためかまだ日本製のようでした。当初のGレンズは山形の工場で一貫生産みたいに表記されていたらしいのですが、そのうち非球面レンズなどの加工が山形工場でレンズの組立は中国工場という場合が増えてきているようです。高級デジカメや高級ミラーレス機などを覗いてコンパクトミラーレス機は初期型が日本製で後期になると中国製に切り替わるというパターンがあるようですがいつまで続くのかは分かりません。



LUMIX G 
X VARIO 1:3.5-5.6 /14-42 ASPH. φ37 POWER O.I.S.

一部でやかましいと言われてしまっているレンズ銘柄表記ですが使用時は普通の姿勢で使う限りでは全く見えないこともあったそんなに気になりません。前玉はあのナノサーフェスコーティングの色なのか綺麗な緑色系の色をしています。



セールスポイントにしている金属製マウント部となります。マウント部が金属製だと本体に装着時の感触が全く違うので割と気にされるポイントのようです。 



このレンズがキットされていた機種の1つであるDMC-GF5との組み合わせで電源を入れて伸ばした状態になります。電源が切れている状態のコンパクトさには敵いませんがこれでもかなりサイズは小さい方だと思われます。



マイクロフォーサーズ規格なので当然ながらオリンパスボディにも装着・使用可能です。パナソニックボディではない場合は電動ズーム速度の調整が不可、レンズ側手振れ補正をOFFに出来ない(露光時はボディ側が優先らしい)、ステップズームやズーム位置メモリーが使えない、色収差補正が完全に効かない場合があるという制限がありますが普通に使う場合はそんなに気にならないかもしれません。
 

キットの1つであるDMC-GX1で
レンズキットとしての型番はDMC-GX1Xで、Xの型番が被っていたり後継機であるDMC-GX7ではダブル電動レンズキットがあるなどPZと言えばGXというイメージが結構あるかも。
 

基本的にキットっぽいレンズということもあってカチカチに絞る類のレンズではないかと思います。ナノサーフェスコーティングのおかげか逆光には結構強い方な一方、フレアはそんなに見られないもののゴーストは割と簡単に出現してしまうのでゴーストも芸術みたいな広い感覚でいた方が良さそうです。もちろん順光などいじわる光源状態以外でそれらが出ることはなく、新ボディでは240fps駆動AFに対応しているだけあってファームウェアアップデート後のAF速度も十分満足できる感じです。
  


なんでこんなのを撮ったんだっけ? 

LUMIX G X VARIO PZ F3.5-5.6/14-42 ASPH.

メーカーPanasonic
パナソニック株式会社
原産国Made in Japan
発売2011/10/13
略称・型番H-PS14042
マウントマイクロフォーサーズ
レンズブランドLUMIX G X
レンズ構成8群9枚 (非球面レンズ 4枚、EDレンズ2枚)
コーティングナノサーフェスコーティング
手振れ補正POWER O.I.S. レンズシフト式光学手振れ補正
F値F3.5-5.6
フィルター径φ37mm
最短撮影距離0.2m-0.3m
ボディ外装プラスチック
価格47,500円
その他電動ズーム、手振れ補正


価格:15,000円
状態:美品中古




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