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2018年12月22日土曜日

SANYO DSC-X1260



一度国内市場から撤退し再参入した三洋電機の最後のデジタルスチルカメラになるSANYO DSC-X1260です。再参入後の三洋電機はエントリークラスに絞って展開していたので数機種あったラインナップは全て廉価機でした。




2018年11月15日木曜日

SANYO Xacti DSC-S5


かつて三洋電機が販売していたデジタル製品のシリーズXactiなデジタルスチルカメラです。

2017年3月25日土曜日

SANYO Xacti DSC-J1


初めてXactiのブランドが使われた三洋電機のデジカメDSC-J1です。Xactiはビデオカメラでもなくボイスレコーダーでもなくデジカメで始まったのです

2016年11月8日火曜日

SANYO DSC-AZ1


三洋電機がこれまでの高速、高画質動画、手軽さから方向性を変えて高画質を狙って発売したデジカメである三洋電機 DSC-AZ1です。種類的にはDSC-MZ1などと同じと思われますが、DSC-MZシリーズが今までのMulti-zシリーズの特徴を受け継いだのに対し、AZシリーズは高画素や他社ブランドレンズ搭載など高画質を狙ったハイエンド機種となっています。
発売は2001年11月と随分初期の頃なのに400万画素を達成しているのですね。後述する画素補間の800万画素なんてプロ用レベルの画素数だったのではないのでしょうか。発売定価も9万9800円と完全にハイエンド価格となっています。

購入価格は某ドフで540円
AZシリーズというより三洋デジカメがレア物状態で、特にAZシリーズはほとんど売れなかったのか中古でも全く見かけなかったのでジャンクカゴに転がっていたのは驚きです。



デザインはまんまDSC-MZ1の色違いという感じで、AZ1の方のカラーは若干ガンメタ気味となっています。SANYOロゴがゴールドカラーというのは普段SANYOブランドをアピールしない傾向のある三洋電機製品にしては珍しいです。

SANYO  OPTICAL 2.8X ZOOM  LCD DIGITAL CAMERA  DSC-AZ1
4.0 MEGA PIXEL

ボディ印字では400万画素と記載されてますが、ピクトライズ画素補間により800万画素相当での出力も可能です。レンズ・光学ファインダーカバーは電動スライド式で撮影設定で電源を入れると自動的に開いてレンズが出てきます。レンズカバーやボディが金属製というのは定価が10万円近いハイエンド機種ならではでしょう。



背面
やはりこちら側のデザインもDSC-MZ1やMZ2とほとんど変わりません。特徴的なジョグダイヤルがあるのも同じです。今までは背面にmulti-zロゴがありましたが、これらの機種は特にシリーズ名が無いのでメーカーロゴのSANYOロゴがあります。
モニターは約11万画素1.8型低温ポリシリコンTFTカラー液晶と時代なりのものが使われています。自社製の液晶なのかは不明ですが質は悪くないモニターのようです。

操作系UIは旧マルチーズシリーズ後期のものを受け継いだものでDSC-MZ1とほとんど同じですが、ジョグダイヤルを仮想モードダイヤルに見立てて設定する項目などAZ1にしかないものも多くあります。AZ3/MZ3になるとジョグダイヤルは廃止されてUIも変更されているのでAZ1独特の操作系なのですかね。変わりずらいのが画素数指定で最も大きな数字を選んでしまうと画素補間モードになってしまいます。また、この頃の三洋系デジカメはアフタービューの項目が無くアフタービューできないと思われがちですが実際には撮影した際にシャッターボタンを押したままにするとビュー可能です。



CANON ZOOM LENS
  AUTO FOCUS f=7.25~20.3mm 


三洋電機のデジカメですがCANONブランドのズームレンズが搭載されています。羽絞りによる数段階の絞りなど本格的なレンズユニットですが、仕様も見た目も同じなレンズがOLYMPUS LENSとしてCAMEDIA C-40Zに搭載されているのでよく分かりません。別メーカーブランドのレンズについては三洋電機の場合、光学部に自社では何のブランドも無いので屈曲光学レンズの場合はコニカミノルタ製であることをアピールするなど積極的にしていたようです。

イメージセンサーは413万画素 1/1.8型CCD 補色フィルターが搭載されていますが有効画素数は395万画素と4メガピクセルではありません。同じセンサーを使ったっぽい機種としてミノルタ DiMAGE F100やオリンパス CAMEDIA C-4040Zが考えられます。大型CCDですが時代先取り高画素なためか結構ノイズの乗る画作りですが画像処理エンジンによるものも大きいのかもしれません。
画像処理エンジンはSuper Graphic Processorが搭載されています。低速シャッター時のノイズリダクションや各処理による鮮やかな発色など高画質とされています。



撮影時状態
こうやってみると案外バランスの良いデザインなのかもしれません。ブランド違いのCANON ZOOM LENSも大げさな程目立っているという訳ではないですし渋い感じです。



記録メディアはコンパクトフラッシュ Type:I IIとコンパクトフラッシュのほか大容量のマイクロドライブも使用可能です。この辺の仕様はベースっぽいDSC-MZ1と同じなのでしょう。



SANYO デジタルカメラ  DSC-AZ1 型
三洋電機株式会社  MADE IN JAPAN


三洋電機のデジカメなので底面の銘柄表示は日本語なのです。本体表記名義は三洋電機株式会社名義、日本製となっています。この後のXactiシリーズでは自社工場のあるインドネシア製やベトナム製に切り替わっていったのでまだ定価が高かった時代だからこそ日本製が可能だったのでしょう。
三脚穴は黒色に塗装された金属製で中央に配置されているので良さそうです。



電源は単3形電池を2本使用します。とにかく持たないと評判だった電池持ちのシリーズですが現代の高性能ニッケル水素電池を使用する事によりかなり改善すると思われます。
この電池ボックスの大きな逆転として固定用ツメが非常に華奢というのがあり、この個体も購入時は無事だったのが衝撃緩衝ケースに入れたまま落としたらツメが折れてしまいました。そのままではテープを入れて使うしかないので自力で電池ボックス付近の樹脂部分に精密ドリルで穴をあけてツメを自作して修理して使っています。


画質は大型センサーにキヤノンレンズと贅沢仕様なので割と良いのですが、年代故にノイズが目立ったり発色が変だったりすることもあります。ピクトライズモードにすると風景などではノイズが更に目立つことが多いので文章やノイズが目立ちにくい・気が付かない被写体などでピクトライズモードは使うべきなのでしょう。他には暗所では色が出なくなってしまう事が多い癖が気になりました。


  
手ブレせず綺麗に撮れました
写りはかなりシャープで雰囲気も出てます

  
地震・噴火前の阿蘇のメイン街道
曇天で条件悪めなので派手な発色というわけではありませんが結構きれいに撮れてます


  
緑の淡い発色は補色フィルターによるものなのですかね


  
郡部でも進む信号機のLED化
むしろ政令指令都市郊外よりもこういう地方のメインストリートの方がLED化しているような…



元日昼前に撮影
やっぱりシャープで良く撮れるのはキヤノンレンズによるものなのでしょう。ただし条件が良くないと色が綺麗に出ません。


SANYO DSC-AZ1
メーカーSANYO
三洋電機株式会社
原産国MADE IN JAPAN
発売2001/11月中頃
メディアコンパクトフラッシュ Type:I/II
センサー413万画素 1/1.8型CCD 補色フィルター
レンズブランドCANON ZOOM LENS
レンズ構成5群7枚 非球面レンズ含む
画像エンジンSuper Graphic Processor
手ブレ補正
光学ズーム2.8倍
電池単3形電池 2本
モニター1.8型 11万画素低温ポリシリコンTFTカラー液晶        
ファインダー光学
バージョン
ボディ外装金属
価格99,800円
その他

ISOAUTO / 100-400
F値F:2.8(W)-F:4.8(T)
圧縮率SFINE /FINE /NORM
動画
MF
GPS
タッチパネル
容量上限
カラーモードカラー /BW
ストロボ内蔵
ドライブ



状態:ツメ破損→修理
価格:540円

試し撮り画像はコチラ ↓
撮影画像 SANYO DSC-AZ1 その1

2016年8月7日日曜日

SANYO LCD DIGITAL CAMERA DSC-R1


DSC-R1はS社のデジタルカメラでカールツァイス T*コーティングバリオゾナーに大型CMOSセンサーを搭載した高級デジカメ… ではありません。
 


DSC-R1といってもソニーではなく三洋電機の方のDSC-R1です。ソニーのDSC-R1はサイバーショットフラッグシップモデルでしたが、三洋電機のDSC-R1は高級ではなく最低グレードのデジタルカメラなのです。
DSC-R1は三洋電機により2001年11月に発売されたデジカメです。既に上位グレードの三洋デジカメはDSC-MZ1等とズームレンズに大型CCDといった携帯に移行していましたが、このDSC-R1は今までのmulti-zシリーズのような形状で登場しました。同じ単焦点レンズといってもパンフォーカスになっているなど落とされている箇所が結構ありますが。

購入価格は108円とオフのデジカメ最低価格ですがSANYOブランドなうえに廉価品なのでこんな値段になってしまったのでしょう。発売時の価格も33,000円と当時の有名メーカーデジカメとしてはかなり安いものです。
この個体は3色登場したうちのピンクカラーになります。どぎついピンクではなくパールピンクのような上品な色なので扱いやすいカラーではないのでしょうか。
今まではmulti-zというネームが三洋デジカメでしたが、DSC-MZ1などに移行するさいに使わなくなってしまったのでこのDSC-R1等はノンネームなデジカメです。後にXactiブランドが登場するまでの三洋デジカメ数機種はノンネームとなっています。
デザインはかつての機種のように金属製ボディではなく完全にプラスチック製なので安っぽさは否めませんが、コロコロとしてかわいいデザインなのではないのでしょうか。大きなレンズカバーはちゃんと電源連動式だったりと安くてもさすが有名メーカーのデジカメといったところです。

なおOLYMPUS CAMEDIA C-100は兄弟機のようですが、そもそもCCDが違うということで光学系が変更され、AEのプログラム等も絞りなどかなり変更されています。
 
SANYO  LCD DIGITAL CAMERA DSC-R1
       1.3MEGA PIXELS 

 


液晶モニター小さい…
背面もちゃんとピンクボディとなっています。操作系は基本的に旧三洋系のものなのですが、ボタンを減らされているためかちょっと操作性は悪くなっているように感じます。旧機種ではmulti-zと書かれていた部分は上位機種らと同じくSANYOロゴとなりました。
さすがにモードダイヤルやボタンはないのでモード選択等はモードボタンか変更しますが、モードという名前の割には実際にはメニューボタンを兼ねているので説明書なし等では戸惑うかもです。モードでメニューを呼び出した後にセットボタンで決定して設定を変更する形式となります。
当時の三洋デジカメで搭載されていた撮影/撮影モニター切/再生というスライドスイッチは何故か搭載されています。こだわりだったのでしょうか。
パンフォーカスのデジカメなので光学ファインダーのパララックスは最低限だと思いますが、なんだか見やすいファインダーではないのでモニターで撮ってしまうかも。
 
 

驚くほどシンプルな天面です。電源スイッチはスライドレンズカバーでモードスイッチは背面に配置されているので天面にはシャッターボタンしかありません。
 
 

DIGITAL CAMERA LENS
  f=5.7  F:2.8/5.6

 
デジタルカメラレンズというそのまんまなレンズが搭載されています。でも三洋がデジカメのレンズで○○LENSと名乗るは珍しかったり。パンフォーカスで無難な位置にピントが設定されているのか遠景は苦手で中距離程度でくっきり解像するような。Exifをのぞいて見るとISO感度が基本的に20と非常に低いのに手振れ覚悟でも絞り値をF5.6で維持するプログラムのようです。絞り解放にしたがらないということは解放すると非常に画質が悪くなってしまうのでしょうか。フォーカススイッチをマクロにスライドするとレンズがほんの少しだけ移動します。
イメージセンサーはかなり珍しい130万画素 1/2.8型 フレームトランスファーCCD 原色フィルタを搭載しています。フレームトランスファーCCDはダイナミックレンジが広いことが特徴のセンサーのようで確かに明るい場所なども飛ばずに粘りますが画素数がそれなりなのであまり恩恵を受けれていないような。
 
 

撮影時
といってもレンズカバーを開いただけです。
 
 

SANYO  デジタルカメラ DSC-R1型
三洋電機株式会社  MADE IN JAPAN

 
3.3万円と非常に低価格なデジカメなのになんと日本製でした。確かに当時は日本製のデジカメはかなり多かったですが。
電池スロットカバーが面積の大半を占めているので、銘柄表示は小さめで三脚穴も追いやられてしまっています。三脚穴がプラスチック製なのは単に廉価クラスなためでしょう。
 
 

電源は単3形電池を4本使用します。電池を4本使用するためか電池持ちは悪くないという上位機種とは正反対の電源事情になっています。スロットカバーはそんなに出来が悪いとは感じませんでした。
 


記録メディアは当時の三洋デジカメと同じくコンパクトフラッシュを使用します。上位機種シリーズは高画質動画や高速連写等で高スピード・高容量なマイクロドライブの使用が推奨されていたみたいですが、このDSC-R1ではそんなにハイスペックなコンパクトフラッシュが必要とは思いませんでした。それでもQVGAサイズとはいえ当時としては動画機能が強力な方なのでそれなりのスペックのメディアを使えるならば使った方が良さそうですが。
内蔵メモリーもありますがしょっぱい1MBです。無いよりマシですが高画質モードでは2枚も撮影できません。ですが当時の三洋デジカメUIはメディアを入れていないと設定ですらお断りされる頑固者なので内蔵メモリー搭載によりメディアを入れてなくても各種設定ができて便利?
 
 
価格:108円
状態:故障なし
 


2016年6月26日日曜日

SANYO デジタルカメラ DSC-X1250型 

 
  
SANYOブランド末期に三洋電機がコンパクトデジタルカメラの自社販売に再参入して発売したDSC-X1250です。型番が小さいDSC-X1200はまだXactiiブランドが残っていますが特定ルート向けなので一般には出回っていないと思われます。
DSC-S6を最後に自社デジタルカメラの販売を休止し、OEM生産のみだったものの安価化が進むコンパクトデジタルカメラ市場で製造元ならではの安価な製品でシェアを取れるかと思って参入したのかも?とありますがよく分かりません。この後の後継機はX1260が出たのみでパナソニックに吸収されてしまってそのまま終了となってしまいますが、その後デジタルカメラ部門は株式会社ザクティとしてOEMメーカーとなったのは有名な話です。そもそもコンパクトデジカメの廉価化により高級先のメーカーが苦しんでいた状況でよくこんなエントリーに徹したモデルを新発売しようと思ったものです。元から1万円代前半となると実売価格が5000円付近になってしまうのはほぼ確実だし、当時の三洋電機の体力からして儲からないエントリー機種を維持し続けるのは辛かったと思うのですが。よほどオールエントリーを掲げるペンタックスHOYAなどのエントリーライバルに勝てる自信か勝算でもあったのでしょうか。

購入価格は電池付き100円
持病を抱えていますが1200万画素のデジタルカメラがこの値段とは恐ろしいものです。

実売が1万2000円程度で末期には5000円以下で売られていたこともあるという恐ろしく安い国内メーカーのデジタルカメラですが金属ボディで質感は良いです。SANYOロゴは小型な為な独自のNが省略されたフォントのタイプが使用されています。12.1MEGA PIXELと完全に新世代のデジタルカメラです。
 
 

この機種は持病として液晶モニターに黒く影のような円が出来るという現象がよくある模様。これは内部で微小な液晶割れが起こっているとか。
操作系はかなり一般的なもので年代が新しいので普通に使えるレベルです。1万円代というとても安価なデジタルカメラながらもシーンモードや電子式ですが手ブレ補正を搭載しています。液晶モニターも大きくて画素数もそこそこなので撮影画像鑑賞には何の問題もないレベルです。ズームボタンはシーソー式、モードダイヤルは無く再生モードにはボタンで切り替えます。

そしてこのデジカメ… というよりXacti以降の三洋デジカメ全般として「人間の声で喋る」機能があります。このデジカメも「撮影モードです。」だとか「再生モードです。」だとか喋るので面白いです。だから何だという意見がごもっともですが、今までのXactiシリーズより受け継いだ機能ですし。
液晶モニターは値段が値段なのでさぞかしショボいものと思って使ってみると、かなり綺麗な方で鮮やかな画面に驚かされます。もっとも撮影した本当の画質よりもシャープで高コントラストに映すようで期待以上に綺麗に映ってしまうという困った点があるといったらあるのですがこれは贅沢な悩みなのでしょう。液晶モニターが綺麗で損することはあまりありませんし。
 
 
  
画像では分かりにくいかもしれませんが、かなり薄いです。単3形電池の直径と同じくらいの厚みでしょうか。ズームレンズは何故か黒いものですが別に本体デザインから浮いているというわけでもないので良いのでしょう。
電源ボタンはかなり細いので指では押しにくいです。シャッターボタンは片側が盛り上がった形状をしているので普通に押すことが出来ます。しかし、AFが決まったあとのシャッタータイムライグが結構長く、一息付いた感じの後にゆっくりシャッターが切れます。この撮影時以外のレスポンスももっさり気味ですが、やはり再び値段が値段だけに高級なCPU等が使われていないためでしょう。

3× OPTICAL LENS




OPTICAL 3X ZOOM
 6.3-18.9mm 1:3.1-5.9 

レンズはノンブランドの光学3倍ズームを搭載していますが、かなり暗めレンズです。薄いということとコストダウンの為でしょうか。レンズコーティングはかなり濃いめのものが使用されているみたいです。ちなみに何故かセンサーサイズは公表されていないので分かりません。企業秘密にすることでもない項目だと思うのですが。
実はこのレンズユニットはカシオ計算機のエクシリムシリーズの一部に搭載されていたものや、ニコンのクールピクスシリーズの一部の機種にてNIKKORとして搭載されていたレンズユニットとスペック、形状がほぼ同じだったりします。もしかしてまとめて海外の光学メーカー製だったり? 設定メニューからデジタル歪み補正の項目がある通り広角側では強烈に樽状の歪みが発生して全域であまりシャープな写りではないという安そうなユニットです。エクシリムやニッコールでの同スペック・同形状のユニットではそんなに写りは悪くないのですが画像処理が良いのかそもそも本当は違うユニットなのか。
 
イメージセンサーは1210万画素のCCDが搭載となっていますが、何故かセンサーサイズは非公開(というより興味が無いのかどこにも記載が無い)なので詳細は分かりません。恐らく1/2.3型か1/2.5型のどちらかだとは思うのですが。
 
 
  
SANYO  デジタルカメラ DSC-X1250型
三洋電機株式会社  MADE IN VETNAM

まだ自社ブランドで会社名も三洋電機です。原産国は謎のベトナム。
三洋電機のデジタルカメラ工場は過去の機種と相手先の機種からして日本とインドネシアだと思うのですがベトナムにも工場があったのでしょうか。ボディの供給を受ける側ならばその辺の海外メーカーにOEMかODMすることは普通にあるかと思いますが、本体を製造していた三洋が丸投げOEMというのも考えにくくよく分かりません。
三脚穴が端にある、マルチ端子が底面にあるのはよろしくないような。



  
使用電池はリチウムイオン電池 DB-L80が使用されています。CELL MADE IN JAPANで組立が本体と同じくベトナムだそうです。この電池はパナソニック、東芝のビデオカメラ及び三洋のビデオカメラXactiシリーズ、一部のPENTAX Optioシリーズに使用されています。サイズが少しだけ小さいですが無理やりRICOH CX4などに詰めることも…
 
SANYO  リチウムイオン電池 DB-L80
3.7V 700mAh  2.6Wh   Li-ion 00
PSE   使用後はリサイクルへ   2009-11 A
三洋電機株式会社  CELL MADE IN JAPAN   PACK ASSEMBLED IN VIETNAM

 
この画像のSANYO DB-L80は水没してしまい、電池が故障したために本体が長い間駆動できない状態になっていましたが、偶然某カメラで偶然PENTAX D-LI88という同型のリチウムイオン電池が売られているのを見かけて購入したことにより、やっと何年かぶりに動かせました。恐らく中身は同じと思われるPENTAX HOYA D-LI88はPSEマークの取得者がHOYA株式会社になっていたり、三洋では製造年月が記載されていた場所が謎のロット記号になっていたりなどの違いがあります。容量も何故かtyp.740mAhで0.2Wh増えているようです。
 
 

●のブラックホールが痛々しいですが本体モニター表示です。
右下の時計表示は電源ON時に少し表示する設定にすることができます。ISO感度は6400まで設定できますが記録画素数が400万画素に制限されるので注意、ですがさすがにその感度で使う場合は稀でしょう。このクラスのデジタルカメラとしては珍しくレンズ歪み補正機能がON/OFFできます。普通ならば撮影画像に自動で掛けるものなのですが。
レンズ性能は悪いのかな。解像感はイマイチで、スカっとしない画です。発色は淡泊ですが調整は無理だったような。  
画質は安価なものなのでお察しください。ですが十分な光量さえあれば普通に撮影できます。でもエグゼモードやHITACHIのCCDにズームレンズな「普通に使える」デジカメクラス感がするのは否めない感じです。UFOキャッターの景品とまではいかないがビンゴ大会の景品にはされそうな感じな。

後にチェックしてみると、画質も言う程悪くない気がします。上記で引き合いに出した日立リビングサプライのi megaはそのまま台湾デジカメを使っているためか、どうしても粗が目立つ事が多いのに対しSANYO DSC-1250Xは普通に使っていると特に不便さを感じる程の粗は感じられません。画質はそりゃクリエイティブな作画の材料にするのは辛いかもですが、それは2万円以下のデジタルカメラでは大抵同じです。

SANYO DSC-X1250

メーカーSANYO
三洋電機株式会社  MADE IN VIETNAM
発売2009/12/18
メディアSDHCカード
センサー1210万画素 (サイズ不明)CCD 原色フィルター   
レンズ光学3倍 5郡6枚(非球面レンズ4面)
モニター2.7型
電源DB-L80 3.7V 700mAh
手ブレ補正新電子式
バージョンアップ
価格OPEN
その他

ISO
F値F:3.1-5.9
光学ズーム3倍
レンズブランドOPTICAL 3X ZOOM
ファインダー液晶モニター
動画VGA(30fps)/QVGA(15fps)
MF
GPS
タッチパネル
対応容量上限?
カラーダークシルバー、シャンパンゴールド
フラッシュ内蔵フラッシュ
アクセサリー接点
ドライブ静止画/動画/連写
シーンモードあり
デジタルズーム4倍

このレンズ性能でも非球面は4枚も入っているのですか。ということはコーティングが悪いのかも?


価格:100円
故障:モニター一部●

(2016/06/26 バッテリー購入によりいろいろ追記)

2016年5月30日月曜日

SANYO DSC-MZ3


かつて各光学メーカーなどにデジタルカメラを供給していた三洋電機が販売していた自社ブランドのデジタルカメラです。当時の三洋デジタルカメラは単に静止画が高画質という点をアピールしたものではなく連写性や動画など他社とは性能を差別化したような機種を主に展開していました。各OEM先メーカーへの配慮やSANYOブランドでは高画質という点では勝負できないなどといった事情があったようですが正確なことは分かりません。画質に関してはSONYはガジェットのおもちゃという感じでやはりカメラとしては見られていないながらもブランド力はあったそうですが、他のPanasonic、SANYO、CASIO等のブランドはどうしても光学系ブランド(Canon、Nikon、PENTAX、MINOLTA等)や感材系ブランド(FUJIFILM、Konica、Kodak 等)と比べられて下に見られがちだったようですね。

SANYO  STILL & MOTION   OPTICAL ZOOM LENS 3X
先代のDSC-MZ2まではデカくて厚い弁当箱のようなスタイリングだったのですが、このDSC-MZ3からは一般的なデジタルカメラのような少しスリムな形状となりました。SANYOロゴもヘアライン加工で Nが独自のマークなロゴなど高級感があります。ボディは全面的に金属製です。
グリップ部にはSTILL & MOTIONと刻印されていたり動画性能をアピールしているようです。


  
このDSC-MZ3とDSC-AZ3はボディの印字が消えやすいのが弱点なのです…
先代のDSC-MZ2まであったジョグダイヤルは廃止され、カーソルキーとSETボタンによる一般的な操作系へと変更されました。それでもUIはあまり変化していませんがエキスパートモードとベーシックモードを切り替える方式になり、ベーシックモードにすると操作できる機能が制限されて初心者でも迷いにくくできます。
いままでは撮影、撮影液晶オフ、再生のモードボタンは天面に配置されていましたが、背面に移動しているので慣れるまでつい天面を触ってしまいます。ズームボタンはシーソー式ですが程よいクリック感でいい感じです。

使用するリチウムイオン電池が大容量なので先代モデルまで強いられていた感のする節電はあまりする必要がなくなったように感じます。ということでMZ2まで光学ファインダーを多用する使い方が多かったようですが、この機種は液晶モニターでも十分余裕をもって運用できそうです。


  
天面
フォーカス設定とフラッシュボタン、モードダイヤルがあります。モードダイヤルの内容は先代とあまり変わっていませんが、シャッターボタンがモードダイヤルから独立しました。

MZ3  DIGITAL CAMERA  2.0 MEGA PIXEL
上部銘柄で画素数をアピールしていますが、当時としてもかなり少ない200万画素です。これも独自性能の為だったみたいですが。


  
37~111mm EQ 1:2.7-4.9
AUTO FOCUS  f=7.7-23.1mm


ノンブランドですがこのレンズ形状どこかで見た気が…
コーティングは比較的珍しい緑色系のものみたいです。逆光に極端に弱いなどといったレンズではないのでそれなりのものが使われているのでしょう。そして後のXactiシリーズまで継承された謎のEQとあるレンズユニットの初代採用機です。MZ2のCANON ZOOM LENSと比べると若干望遠よりになって光学3倍ズームに変更されました。
なお連写時のシャッタースピード上限は脅威の1/10000秒です。静止画時は1/2500秒となりますが、これでも十分すごいです。

イメージセンサーは当時としても画素数の少ない211万画素 1/1.8型 原色フィルターが採用されています。画素数が少ないのは連写性能や動画性能の為のようでスペックはMZ2と変わっていないものの新型CCD採用で動画撮影5分制限を無くせた模様。有効画素数195万画素ですがピクトライズ300という画像補間機能により300万画素級での撮影も可能です。

そして現在のコニカミノルタ レンズユニットOEMのページに記載されているレンズユニット一例画像の中にあるズームレンズユニットでこのDSC-MZ3に搭載されているユニットと非常に似た物があります。描写は悪くなかったので国内有名どころのユニットでもおかしくありません。


  
底面  CF/MDスロットが半分以上を占めています。

SANYO  デジタルカメラ DSC-MZ3型
三洋電機株式会社   MADE IN JAPAN    DC 3.7V/4.7V

ブランドはSANYOで販売会社はもちろん三洋電機株式会社です。原産国はMADE IN JAPANとあるので日本となります。後の三洋電機デジカメは相手先供給分も含めインドネシア製が多くなっていきますがこの頃はまだ普通に日本製だったようです。価格が価格なので国内製にする余裕があっただけなのかもしれませんが。後にパナソニックに売却されてOEM専門のデジタルカメラメーカーとなったXactiはインドネシアに工場があるとのことなので三洋電機がインドネシアにデジタルカメラ工場を持っていたのは確実のようなのです。
ボディは全面金属製なのに三脚穴はプラスチックとなっています。先代のDSC-MZ1/MZ2でもプラスチックだったので伝統のようです。

悪いわけではないのですが、電器・家電系メーカーのデジタルカメラメーカーは銘柄が日本語で光学・感材系メーカーは銘柄が英語の事が多いのですよね。これも家電っぽいと言われて電器系メーカーのデジタルカメラが下に見られがちだった要因のようです。



SANYO リチウムイオン電池 DB-L10
3.7V 1050mAh  Li-ion
三洋電機   MADE IN JAPAN


電源はリチウムイオン電池のDB-10を使用します。オリンパスデジタルμシリーズやXシリーズが採用していたLI-12Bと形状が同じです。1000mAh越えの大容量により、単3形電池 2本仕様で電源免が弱かった先代シリーズの弱点は改善されました。
記録メディアはコンパクトフラッシュ及びマイクロドライブを使用します。当時はコンパクトフラッシュが低容量で高価、速度も遅めであったことからマイクロドライブが好んで使用されていた模様。

SANYO DSC-MZ3
メーカーSANYO
三洋電機株式会社
原産国MADE IN JAPAN
発売2002/10月下旬
メディアCF/MD (CF Type:II)
センサー211万画素 1/1.8型 CCD 原色フィルター VPmixCCD
レンズブランドEQ AUTO FOCUS
レンズ構成
画像エンジントリニティーリアルIII、HRGP IV
手ブレ補正なし
光学ズーム3倍
電池DB-L10
モニター1.5インチ低温ポリシリコンTFT 11万画素
ファインダー光学
バージョン
ボディ外装ステンレス合金
価格58,000円
その他エンドレス動画、ワイドレンジショット、カラーイコライザ

ISOAUTO(100-200)、100-400
F値F:2.7(W)-F:4.9(W)
圧縮率TIFF/SFINE/FINE/NORMAL
動画VGA 30fps モノラル  QuickTime Movie
MFあり
GPS
タッチパネル
容量上限
カラーモードカラーイコライザ機能(各色調整可)
ストロボ内蔵
ドライブ静止画/連写/動画

書き切れない程の機能が搭載されてる盛り沢山デジカメです。カラーイコライザ機能は各色を自在に調整して好みの色味に調整できます。プリセットで6個ほど登録できるのでかなり使い勝手が良いです。CCDは独自センサーを謳っていますが自社製なのでしょうか。ボディは贅沢にステンレス合金で触り心地の良いものでした。
 
価格:500円
状態:日付リセット
 



2015年4月27日月曜日

SANYO LCD DIGITAL CAMERA multi-z DSC-X110 動画デジカメ

  
三洋電機の得意分野であった爆速・動画なデジタルカメラです。特に動画撮影機能には自信があったのか販促シールには動画デジカメと書かれています。デジカメという単語は三洋電機の登録商標なのですがイマイチ知名度は高くありませんでした。

購入価格はドフ青カゴより315円
画素数・年代にしては高いですが、FUJIFILM CLIP-ITシリーズが540円で並んでいたりするのでこんなものでしょう。
レンズは99年と既に100万画素越えは当たり前の時代ながら単焦点・パンフォーカス、35万画素というスペックですが決して安物ではなく処理速度と動画に拘ったためこの仕様になったものと思われます。パンフォーカスに単焦点だとピント合わせやズームレンズ繰り出しの時間がかからない、35万画素だと当時の貧弱な処理系でも高速に処理できる等高速化につながっています。
このモデルは先代のDSC-X100のグレードアップバージョンであり、ハードウェア側の変更はありませんがソフトウェア面での改善によってDSC-X100に比べ記録・再生の高速化を経っていしています。その為か値段が6万8000円と3000円アップしました。また、有償でDSC-X100をX110相当に出来るファームウェアアップデートサービスも行われていました。

レンズはスライドカバーに完全に守られています。カバー含め金属製のボディもひんやりとした完食が心地良いです。

SANYO  LCD DIGITAL CAMERA DSC-X110
音声付きで動画が撮れる  動画デジカメ



何故か裏面にも販促用シールが残されていました。こちら側の販促シールは記録・再生の高速さを謳った内容となっています。
操作系のボタンは非常に少なく、十字ボタンとモード、セットボタンの他にシャッターボタン、撮影/再生ボタンのみという少なさです。液晶モニターは画素数は少ないですが当時の水準からして少しだけ大きめな2インチ 11万ドットのものを搭載しています。液晶モニターの枠にあるロゴはSANYOロゴではなくシリーズのmulti-zロゴです。ファインダーは単焦点なので固定式ですが割と見やすいものかと思います。ボタンの押し心地も問題ありません。


  
元々ボタン数が少ないので天面もシンプルです。ちなみにモード切替えを再生にスライドするとレンズカバーを開けることなく電源が入って画像をビュー可能という細かい仕様です。再生モードで起動すら出来ない機種も多いなか立派だ…




PROGRESSIVE SCAN CCD
f=6mm 1:2.8/8.0

電機メーカー系の初期デジタルカメラ(Panasonic、SANYO、TOSHIBA、HITACHI等)は自社に誇れるだけのレンズブランドが無いのでとりあえずなのかCCDに付いて表記しているメーカーがありました。これだけの速さの秘訣なプログレッシブスキャンCCD搭載です。レンズはおもちゃカメラのような安っぽいプラスチックパンフォーカスレンズではなくちゃんとしたものが搭載されています。



電源ON
単焦点なのでもちろん飛び出しません。



SANYO デジタルカメラ  DSC-X110型
三洋電機株式会社  DC 2.4/3.0/3.4V  MADE IN JAPAN

底面の大部分を電池・メディアスロットボックスのカバーが占めています。底面の使用書きのSANYOロゴはNマークが太字の省略されたタイプです。電池ボックスカバーの大きさ故か三脚穴はあきらめられています。



電池ボックスとメディアスロットです。
記録メディアはスマートメディアですが、スロットを側面に配置せずにこんなところに配置してしまったのでカバーが巨大化してしまったのでしょう。スマートメディアは3.3V仕様で公式は32MBまでとなっているみたいですが64MBまで使えました。ちなみにDCIMフォルダは生成されず直接スマートメディア直下にIMFIDX10というフォルダが生成されて、そこに画像が保存されていました。



パンフォーカスなのでピント切り替えスイッチがあります。出力端子とDC端子が付いていますが、マルチ出力ケーブルを現代で探すのはほぼ無理かと。


画質はさすがに画素数も低く、年代も古いことからノイズが多くてザラザラ画質になります。色はうまく再現できていてシャープに写ることからレンズよりもデジタル系が画質を落としている感じです。 


SANYO multi-z DSC-X110

メーカーSANYO
三洋電機株式会社  MADE IN JAPAN
発売1999/02/20
メディアスマートメディア 3.3V
センサー1/3型 85万画素プログレッシブスキャンCCD
レンズパンフォーカス F2.8 
モニター2インチ 11万ドット
電源単3形電池×2、DC 3V
手ブレ補正
バージョンアップ
価格6,8000円
その他スライドカバー電源、三脚穴なし

何千円も出して買う物でもないと思いますが、決してトイデジな訳でもありません。
 
 
価格:315円
故障:なし