2018年11月15日木曜日
SANYO Xacti DSC-S5
かつて三洋電機が販売していたデジタル製品のシリーズXactiなデジタルスチルカメラです。
SANYO Xacti DSC-S5は2005年2月15日に希望小売価格35,000円で発売された約500万画素のデジタルスチルカメラです。購入価格は108円
三洋のXacti Sシリーズは乾電池が使えて誰でも扱えるエントリー機種として333万画素のDSC-S1から続いていましたがDSC-S5となり画素数も500万画素になって価格も少し安くなりました。後のSシリーズはジャパネット専売モデルやらタッチフォーカス搭載やらで形が割と変わっていきます。
SANYO Xacti
5.0MEGA PIXELS
最初はDSC-J1の軽快・動画デジカメのシリーズとして始まったXactiですが後はビデオカメラがメインになってしまった感があります。最後期にはボイスレコーダーもXactiシリーズになっていましたが。
背面
あまり液晶モニターは大きいサイズではないものの光学ファインダーがあります。ボタンも程よい数で操作はしやすい方ではないのでしょうか。UIは三洋電機のデジタルカメラで使われていたあまり階層化されていないものとなっています。
液晶モニターは1.8インチ 8.5万ドットと少し小さくて荒目ですが見えにくいモニターでは無かったりします。
天面
モードダイヤル等が無い分シンプルでスッキリしています。電源ボタンとシャッターボタンのみの配置です。
Xacti S5
DIGITAL CAMERA OPTICAL 2.8X ZOOM
37-105mm EQ 1:3.0-5.0
AUTO FOCUS f=6.2-17.4mm
ノンブランドの光学2.8倍ズームレンズが搭載されています。明るさはF:3.0-F5.0とそれなりなスペックです。
イメージセンサーは536万画素 1/2.5型CCD 原色フィルターの搭載です。有効画素は510万画素となっていますが、画素補間であるピクトライズ1000により1000万画素級での記録も可能となっています。
画像処理エンジンについての明記はありませんが低消費電力のエンジン搭載により前モデルDSC-S4より約1.8倍の電池長寿命化とされているようです。
撮影時状態
レンズユニット上部にあるメッキの円状のパーツは自分撮りミラーとされていて、今で言う自撮り時に構図を確認しやすくなっているようです。この自分撮りミラーはS5以降のデザインが大きく変わったS6からの機種でもそのまま採用されていました。
側面
エントリー機種故か端子類はむき出しです。乾電池駆動ですが外部電源端子もちゃんとありました。
SANYO デジタルカメラ DSC-S5型
三洋電機株式会社 MADE IN CHINA
社名表示は三洋電機株式会社、中国製となっています。三脚穴はボディと若干色が違うプラスチック製ながらも本体中央に配置されているのでポケット三脚等でも安定しやすいのではないのでしょうか。
使用電池は単3形のアルカリ電池もしくはニッケル水素電池となっています。記録メディアはSDカードで2GBのSDカードでも使用できました。
どうも初期の三洋デジカメは単3形電池仕様でも電池持ちに難がある機種が多かったのですが、この頃になってくると安定してきたようで画像のライトニッケル水素電池でも十分に使いものになるくらい低消費電力のようです。
画質ですが、コントラストと彩度が高めでシャープネスがよく利いているような傾向となっています。所謂パッと見綺麗な画像と言われそうなものですが、だれでも使うようなエントリーモデルですし画像を強化したようなモデルでもないのでこれが正解だったのでしょう。パソコンのモニター鑑賞でもプリントをしてみても十分綺麗に見えます。
価格:108円
状態:使用可能
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