2018年11月14日水曜日

maxell WS30 DIGITAL CAMERA

  
日立マクセルが販売していた数少ないデジタルカメラの中の1つであるWS30です。普通に撮影する目的のデジタルカメラではなく気軽にスナップや記録などを目的にしたトイデジスペックなデジタルカメラとなっています。

日立マクセル WS30は2001年5月10日にオープン価格で販売された35万画素のデジタルカメラです。購入価格は0円
2001年といえばすでに400万画素は超えているような時代に35万画素ということでこのデジタルカメラの立ち位置が分かると思います。デジタルカメラが劇的に安くなってインターネット網が発達するまでこのクラスのデジタルカメラは需要があり、あの富士フイルムやリコーなどもこの手のトイデジクラスのデジタルカメラを用意していました。
maxell  WS30  DIGITAL CAMERA
 

  
背面
トイデジスペック故に液晶モニターは搭載されておらず、2つの状態表示ランプを頼りに光学ファインダーで撮影することになります。待機や書き込み中にはBUSYランプが点灯し、側面のスライドスイッチがマクロに入っているときにはMACROランプが点灯します。
 
 
  
天面
天面には現在の状況表示用モニターやモード切替ボタン、電源ボタンやシャッターボタンがあります。
 
 
  
MULTI COATING
ASPHERICAL LENS

単焦点でパンフォーカスなレンズを搭載しています。スペックは焦点距離が35mm換算で42mm、F値は3.47と中途半端ですがパンフォーカスの割には明るめなレンズです。
イメージセンサーは35万画素CMOSを搭載しています。サイズや画像処理エンジンは非公開ですが語るような機種でもないのでしょう。
 
 
  
側面
フォーカス切替スイッチとUSB端子があります
この機種は外部記録メディアには対応しておらず8MBの内蔵メモリーに記録するのですが、メモリーから画像を吸い出すための端子が通常のUSB Aのメスと変わったものになっています。
 
 
  
MADE IN TAIWAN
台湾製ですが社名表示はありません。まぁmaxellと書いてある時点で国内では旧日立マクセルの物とはわかりそうなものですが。トイデジクラスのデジタルカメラですが三脚穴はしっかりとありました。
 
 

使用電池は単4形を2本となります
乾電池で手軽に撮影して手軽に転送といった使い方ですね。ほかのおもちゃデジタルカメラと違って不揮発メモリ搭載なので電池を抜いてもデーターは消えません。
 

参考 同じ日立マクセルのデジタルカメラ

maxell ZERO HALLIBURTON ZD3 


価格:0円
状態:使用可能
 

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