2018年11月13日火曜日
Panasonic LUMIX DMC-LC40
パナソニック(当時は松下電器産業)のデジタルカメラシリーズ「ルミックス」の2世代目になるらしいLUMIX DMC-LC40です。LCという型番や前面がPanasonicロゴなところから初期発売製品というのが分かります。
パナソニック ルミックスDMC-LC40は松下電器産業より2002年4月12日に発売されたデジタルスチルカメラです。発売価格はオープン
このDMC-LC40は初代ルミックスの高級機であるDMC-LC5の普及機版という位置づけのようで、同じレンズやイメージセンサー等を採用しながらもハイブリッドAFセンサーやマニュアルフォーカスにフルマニュアル露出撮影、他専用キー等が省略されている代わりにサイズは小さくなって価格も安くなったようです。
背面
LC5では各機能ボタンが独立していましたがLC40では十字キー等で兼用されているので背面がスッキリしています。メモリーカードスロットも珍しいことに背面にあって、当時は最先端規格であったSDカードロゴも付けてアピールです。
液晶モニターは1.8型11万画素 低温ポリシリコンTFT液晶となっています。液晶モニターを見ながらの撮影もできないことは無いレベルですが基本的に光学ファインダー使用前提な時代です。
天面
ななめにカットされたような独特な部分はフラッシュが内蔵されています。モードダイヤルはシーンモードが多く割り当てられていてFXシリーズのような感じになっています。
フルマニュアル露出はできませんが、各優先モード(P/A/S)は可能です。
LEICA DC VARIO - SUMMICRON
1:2.0 - 2.5 / 7-21 ASPH.
35mm EQUIV. 33-100 OPTICAL 3X ZOOM
大口径な光学3倍ズームのライカDCバリオ・ズミクロンレンズが搭載されています。どこかで見たような、というかかなり見かけたようなレンズですが先代LC5から引き続き搭載です。パナソニックでは数々の伝説と先進性を受け継いだとかライカ社のノウハウを結集したマルチコーティングとか記載されているので監修をされているのでしょう。
イメージセンサーは401万画素 1/1.76型CCD 原色フィルターと当時としては高画素気味で大き目なものが搭載されています。
画像処理エンジンはLSIピュアカラーエンジンとヴィーナスエンジン登場前のものですが、F7と同じようにNuCOREエンジンが使ってあったりするのでしょうか。
撮影時、フラッシュポップアップ時
この同じレンズユニットを搭載している機種の中では割と小さ目のボディだと思います。それでも普通のコンパクトカメラの1.5倍くらいは大きいのですが。
Panasonic 品番 DMC-LC40
松下電器産業株式会社 日本製
ルミックス登場前のPanasonicデジタルカメラは旧松下寿電子などが製造販売していたようですが、ルミックスシリーズからは本体である松下電器産業が扱うようになったようです。初期のルミックスシリーズは日本製が多いのですがこのLC40も日本製となっています。
三脚穴は少し端にありますが金属製でした。
電池はPanasonic DMW-BL14というリチウムイオン電池パックを使用します。ごく初期の高級ルミックスシリーズでしか採用されていない汎用性の無い電池で現在では互換電池であっても販売場所が限られています。その分7.2V2000mAh近い容量とビデオカメラなみの大容量で駆動時間は長いのですが。
記録メディアはSDカードになります
初代のLC5では1GB以上のSDカードが使えないなど相性に難があったようですが、このLC40では2GBのSDカードでも使えました。
初代でLC40の上位機種であるLC5との比較
まずサイズがかなり小さくなっており、AFセンサーやフォーカス専用のダイヤルが省かれているのが見えます。LC5がクラシカルなデザインをしているのに対しLC40は新しめなデザインとなっています。
価格:540円
状態:使用可能
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