三菱重工業が販売している一般用ルームエアコン BEAVERシリーズの少し古い機種です。よく勘違いされてますが同じ三菱でも三菱電機とは違う三菱重工業から出ているエアコンになりますので三菱電機にかかわりがある訳ではありません。三菱重工業自体がコンシューマ向けに消極的なので多くの量販店で見かけたりもしません。
90年代後半-00年代のエアコンにありがちなデザイン
現代でもこのスタイルのエアコンは最廉価機種などでは見かけますが、上のグレードになると機能てんこもりの影響で前に出っ張ったデザインになりがちなので高級機種でこのデザインというのはほぼありません。
BEAVER P
ビーバーPというのはシリーズ名でしょうか。ちなみにコレ電源インジゲーターが壊れているか球切れらしく運転ランプが点灯しません。
三菱重工ルームエアコン 形 式 SRY28AP-W 99年製
冷房・ヒートポンプ暖房兼用 空冷式・セパレート形室内ユニット
三菱重工業株式会社 製造元 MACO (THAILAND)
この頃はまだ移管されていないらしく販売元は三菱重工業株式会社、製造元は三菱重工業とタイのマハジャクとの合弁企業であるMitsubishi Heavy Industries-Mahajak Air Conditioners Co.,Ltd (MACO)となっています。MACOは当時約50%程の出資比率でしたが現在では三菱重工業が約70%程に引き上げたとか。99年といえばこのスタイルになりつつあった世紀末エアコンです。
室外機
室外機が現在のように巨大化する前の時代の製品なので割とちっちゃく収まっている室外機になります。BEAVERロゴも小さく控えめな表記です。
三菱重工ルームエアコン 室外ユニット
形 式 SRC28AP MHI
三菱重工業株式会社 製造元 MACO (THAILAND)
冷媒はこの時期なのでR22、室外機製造元も同じMACOです。承認略称らしきMHIはMitsubishi Heavy Industrialの略称でしょうか。
リモコン
ビーバーエアコンの特徴的なワープボタンが付いています。この個体はくたびれてしまったのかワープをおしてもそんなに涼しくならないとこが残念です。冷房最低温度である18℃から更に温度を下げると室温を無視するらしき連続運転モードとなります。
80年代のエアコンが何故かピンピンしていたりするものですが、何故か同時期のエアコンは生き残りが少なくなっているように感じますね。この個体も確かに冷えるといったらある程度冷えるのですがワープは効かないし、運転ランプは壊れてるしでそろそろ潮時かもしれません。自分で交換用エアコンは容易してあるのですが面倒で…
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