昭和56年(1981年)製とめちゃくちゃに古いというわけではないですが、それでも約35年以上経過とそれなりに古い信号機です。1980年代の日本信号製の信号機は赤だけφ30mmというのが有名のようですが、これはすべて同じサイズに見えます。海が近いわけでもないのにこれだけさびているというのが時代を感じさせます。レンズ・カバーのストッパーがはっきり見える構造なのもレトロ感がありますね。
角度を変えて
時差式信号の表示板は信号機本体と比べてそんなに錆びていません。古い時差式表示板はタイプが違う事が多いようなので途中で設置されたのでしょうか。
歩行者用信号機
こちらも同じく1981年製造で日本信号製となっています。自動車用と同じくらいの錆び具合、レトロ感です。
路地側の時差式では無いバージョンです。こちらは銘柄版がほとんど風化してしまっていて内容が読めそうにありません。
この近辺には同年代日本信号丸型矢印灯器などレア物とされるものらしいのも多く残っていたのですが目の前までLED化が迫って残っているのはこの交差点とあと少しのみになってしまったようです。古いうえに矢印式ということで点灯に偏りがあったのかレンズ焼けを起こして青色が暗かったりしたので安全面やメンテナンス等のコスト面からするとLED式の方が好ましいのでしょう。でも同年代の灯器がLEDに交換されていく中、この交差点や一部などが放置状態というのが謎です。あの交換状況だと予算不足というわけではなさそうですが。半年前の地震によって信号そのものが破損して使用不能になっていたり使用不能まではいかなくても曲がってしまって要調整状態のものが数多くあるため、復興財源から交換予算が出てよりLED化が進行しそうな予感はします。
今回はDMC-TZ3で撮影したのですが、CCD故障を発症しかけだったようで画像がちょっと乱れてしまっています。数年前にキタムラジャンクで買ってきて数千枚のHP・ブログ画像を撮り続けてきたメインカメラだったものなのでそろそろ寿命のようです。
追記
CCD不調状態画像なので掲載しませんでしたが、オマケの他アングルです
このサビ具合が何とも
撮影場所:熊本市某所
撮影日時:2016年 春
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