2018年1月9日火曜日

GE J1458 W


現在では撤退どころか会社ごと消滅してしまったジェネラルイメージングのGEブランドなデジタルカメラGE J1458 Wです。GEデジタルカメラの中では中級クラスとなりリチウムイオン電池採用や光学5倍ズームに電子手振れ補正搭載ということになっています。
GE J1458 Wは2012年6月15日に発売されたレンズ一体型コンパクトデジタルスチルカメラです。発売価格はオープンで店頭予想価格は8,980円と国内メーカーに比べると新製品での登場時価格が圧倒的に安いです。これで中級クラスなので初級クラスの機種だと4,000円台ということになってしまいますね。
 
デザインは金属に似せたプラスチックが前面には使われているので見た目は悪くありません。2012年というとスペックは別としてデザインはほぼ固まってしまっていて各メーカーとも同じような外見ですが海外メーカーでも同じような感じだったみたいですね。
 
 
  
背面
モニターは2.7インチカラー液晶(約23万ドット) 、自動輝度調整機能付きとちょっと荒目ながらも大きさは問題なさそうなものが搭載されています。表面の宣伝シールにあったワイドアングルというのはウソではなくある程度の角度までなら結構普通に見えますね。
操作系UIはGEデジカメ独特の物ですがちょっと慣れれば普通に操作できるような感じです。同じアメリカデジカメのコダックデジカメよりは前の設定を覚えていたり、起動時強制フルオートにならなかったりと割と融通効くような感じになっています。

 
   
天面
さすがに新しめなだけあって薄いです。電源と録画撮影ボタン、レリーズボタンの場所が近くて形も似ているので間違えてしまいそうな気はします。
 
 
  
GE ASPHERIC WIDE ZOOM LENS
5x 5.1-25.5mm 3:3.9-6.3

GEブランドの光学5倍ズームレンズが搭載されています。広角に強くて割と望遠もできる代わりなのか明るさは暗めで望遠ではF6.3になっているので手振れ補正の無い当機では手振れに注意です。
 
イメージセンサーは1410万画素 1/2.3インチ 原色フィルターCCDが搭載されています。低価格なのに高画素というところもかなりウリにしていたみたいですね。GEデジカメでも上位機種では裏面照射CMOSセンサーの搭載をしていたみたいですがJシリーズは廉価気味のグレードなので従来通りCCDセンサーだったみたいです。
 
 
  
撮影時
やっぱり販促シールが目立つ
 
 
  
側面
5年前のデジカメなのに光学5倍ズームでもここまで薄いのです
 
 
  
General Imaging Co.
digital camera J1458 W  Made in China

社名表示は日本で事業を行っていたジェネラルイメージングジャパンではなく本社のジェネラルイメージングの表記となっています。GEデジカメは基本的に台湾の亜州光学の開発・製造だったのでほぼMade in Chinaになっています。
良く見ると三脚穴は端に追いやられているのですが、これくらいの軽量コンパクトデジタルスチルカメラだと三脚が倒れたりなどにはなりにくそうではあります。
 
 

電池は専用リチウムイオン電池 GE GB-12を使用します。海外メーカーのデジカメでコダックやポラロイドと同じように電池は入手困難…と思ったら富士フイルムNP-45などと同じ形状なので代わりの電池には困らなかったりします。
 

価格:3000円
状態:故障なし
 

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