このCANON ZOOM LENS EF 28-80mm 1:3.5-5.6 IIは1993年10月に発売されたEFマウント用標準ズーム交換レンズです。
購入価格は324円
ドフの青カゴ出身ですが、後玉に派手なキズがあったためか安めの価格となっていました。ドフの青カゴって種類は沢山あるのですが、最低540円で標準1080円と微妙に高いことがほとんどなので。デジタルに使うEF-Sレンズもあるのですが、使っていると勝手にフレキシブルケーブルが疲労断線する時限的な構造故に普段使いしにくいので適当用途の撮影目的での購入です。後玉のキズはそんなに影響しませんかね。
このレンズは標準数字シリーズの2代目となっており、他の数字シリーズと同じように主にEOS KISSのキットレンズとして出回っていたようです。数の出ているKISSのレンズだけあってかなりの数をジャンクで見かけますが数字が大きくなるほど見かけない気がします。
APS-Cセンサーデジタル一眼レフで使用すると焦点距離44.8mm-128mmとなり、扱いにくくなるとはよく言われますが適当用途なので十分なのです。
キヤノンミュージアムでは世界初めての鉛フリー設計のレンズとあるので、初めての鉛フリー製品ということで多少画質に影響が出ているかもしれません。金の帯とULTRA SONICの文字通り超音波モーター採用レンズなので静かで高速なフォーカスが期待できそうです。
CanonロゴとAF/M切替えスイッチが見えます。
CANON ZOOM LENS EF 28-80mm 1:3.5-5.6 II
CANON LENS MADE IN JAPAN
発売年が古いレンズなためか日本製となっているようです。明るさはF:3.5-F:5.6と標準レンズらしい数値となっています。
マウント部はプラスチック製でコストダウンが進んでいるみたいですね。カビやクモリが見られないだけにキズは残念ですが、これのおかげで安く変えたものみたいですし。
初代EOS Kiss Digitalに装着
フィルム時代のレンズであるうえに安価なキットレンズなので画質は期待するものではなさそうですが、普通に使えるのでこの組み合わせになりました。
キットレンズだけあって安さと軽さが特徴ですが、メーカーサイトによるとプラスチック非球面レンズなどを使うことによって実現しているようです。
一時期まではEF-Sレンズが使えないEOSミドルクラスのEOS 10Dに使う用途でフィルム時代のキットレンズも役目があったようですが、そのうち当たり前のようにEF-Sレンズが使えるようになって普及したことからフィルム一眼レフ用キット安レンズは姿を消したようです。
ライバルなコニカミノルタのα-7 Digitalなどもフィルム用レンズを使う用途で発売されたらしく、結局最後までデジタル用交換レンズはキットの安いものしか出ませんでした。
EF 28-80mm F3.5-5.6 II USM | |||||
メーカー | Canon | ||||
CANON INC. | |||||
原産国 | LENS MADE IN JAPAN | ||||
発売 | 1993/10月 | ||||
略称・型番 | |||||
マウント | Canon EFマウント | ||||
レンズブランド | CANON ZOOM LENS | ||||
レンズ構成 | 9群9枚 レプリカ非球面レンズ、Pmo非球面レンズ使用 | ||||
コーティング | |||||
手振れ補正 | |||||
F値 | F3.5-5.6 | ||||
フィルター径 | φ58mm | ||||
最短撮影距離 | 0.38m | ||||
ボディ外装 | プラスチック製 | ||||
価格 | 3万円 | ||||
その他 | USM、鉛フリーガラス |
価格:324円
状態:後玉キズ
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