TOSHIBA CD-RW/DVD-ROM DRIVE SD-R1002

かつての東芝CD書き込み、DVD読み込みのみのPC内蔵用光学ドライブです。かなり古い製品なのでCDは読み書き可能ですがDVDは読み込みのみとなっています。

東芝 SD-R1002は1999年9月頃に発売された光学ドライブです。サンプル価格は6万円でハーフサイズの内蔵用モデルとなっています。
　
フロントベゼルはやっぱりOEMかバルク品のようにそっけないデザインなのですね。同じ電器系メーカーの松下寿電子や日立製作所も三洋電機もフロントには自社ロゴは付けていなかったようですが。CD再生時用のヘッドホン端子とボリュームがまだ搭載されている時代の物です。
　
　

1999年発売とあって接続はもちろんIDE端子
上面に注意書きと端子説明のステッカーが貼ってあるという東芝ドライブにありがちな構造…

　

Toshiba　　CD-RW/DVD-ROM DRIVE　　MODEL NO. SD-R1002
TOSHIBA CORPORATION　　MADE IN JAPAN　　JUNE 2000
社名表示は株式会社東芝で日本製、2000年6月製造となっているようです。サムスン合併直前の東芝ドライブは自社でリテール販売せず、PC周辺機器メーカーがパッケージしたリテール品かバルク品しかなかったようですがこの頃はニュースリリースがあったようなので自社で流通させていたのでしょうか。
　
　

メイン基板
TOSHIBAロゴ入りで自社オリジナルの模様だがICチップは意外に他社製多し
　

一番大きいICはリコー製みたいですが一体何の回路なのでしょうか。中央にある2つのフレキシブルケーブルがピックアップに繋がっている物です。
　
　

ピックアップレンズは読み書きと読み込み専用と種類が違うためか2つありました。
　
CD Audio取り込み用途で購入してきて使用してきたのですがトレーの調子が悪くなってしまい、遂には全く動かなくなってしまいました。駆動用ベルトが緩んでいるのかと分解してみましたがギア構造でモータートルクが弱っているらしくどうしようもない…
EACのCD取り込みでは相性が良いのかかなりのスピードが出て正確に取り込んでいったのですがトレーが壊れたらどうしようもありません。　

後に同じものが見かけたので購入してきましたがやはり読み込みは早いです。
　

対応表
CDは読み書き対応、DVDはDVD-ROMのみ読めるというDVD黎明期なドライブでした
　

価格：108円 / 324円
状態：トレー動作せず　/動作品