2015年3月19日木曜日

MINOLTA DiMAGE F100 (シルバー)


MINOLTA DiMAGE F100はミノルタがコニカと合併する前の2002年2月下旬に発売した高級コンパクトデジタルカメラです。ソニーのサイバーショットPシリーズのパチモノっぽいこの外見で高級?となるかもしれませんが発売定価8万8000円でミノルタ高級レンズを積んだ割と高級なものなのです。
DiMAGE Fシリーズはコンパクトで高画質、高級というコンセプトで新たに設立されたシリーズであり、屈曲工学系のDiMAGE Xシリーズよりも高級で高画質ながらもコンパクトでデザインも良いとされていたみたいです。 
購入価格は旧税率時代に購入したもので840円です。
ジャンクコンパクトデジタルカメラで古い機種ながらも付属品が豊富だったことや高級機だったからのか袋に包まれていました。DiMAGEソフトのCD-R、取説・ガイドなどが添付されていてこの価格なので比較的お得かと。

デザインはサイバーショットPシリーズのような横長スタイルでコンパクトさを謳っていても2002年の製品なのでさすがに大きいです。ボディはエンジニアリングプラスチックだったりせずしっかり金属製なので高級感もありさわり心地も良いです。重量も乾電池式なので電池の種類に依存しますが時代相応の重さという感じです。
グリップらしき膨らみはありますがあまりグリップとしては機能していないような。レンズユニットは一般的なコンパクトデジタルカメラとそんなに変わりません。

MINOLTA  DiMAGE F100


  
本体裏面
時代が時代なので液晶モニターが非常に小さいのは仕方がないですがモニター回りの部分はゴム材なのでゴミが付きやすいのは微妙です。ゴム部分にMINOLTAロゴが刻まれています。
マクロを表す花マークのボタンはマクロだけではなくAUTO撮影モード時ではモード選択ボタンとしても機能します。一番下の円形に二本の線のボタンはモニターボタンで、フラッシュは露出補正ボタン上部に独立して配置されています。
ズームボタンはレバー式ではなくボタン式ですがシーソー式でもなく上下にボタンが配置されている珍しいものとなっています。左右ボタンは設定などに使うボタンでズームではありませんが特に押し間違いなどはなさそうです。決定ボタンは中の丸いものとなっています。
ズームボタンがある黒い部分は端子カバーを除きプラスチック製となっていますが安っぽさは感じません。


   
本体天面
意外とレンズが長いことが分かります。大体本体より少し長い程度でしょうか。
2002年の高級機というだけあってファインダーでの撮影時に使用するモノクロ液晶モニターも配置されています。モードダイヤルは電源ボタンも兼ねているタイプで、再生モードが撮影モードに囲まれていて誤って撮影モードにしてしまうとレンズが伸びきるまで結構待たされるので微妙な感じです。モードダイヤルそのものは非常になめらかに動くのですが。
ボイスレコードモードがモードダイヤルで独立しているのは珍しいですが、このカメラはシャッター音を録音したオリジナル音源に変更できるというかなり珍しい機能を備えているためでしょうか。
サブ液晶モニターの情報表示量は十分で現在の状況を十分に把握できます。記録画素数(size)を表示するサブ液晶モニターは普通にありますが、同時にクオリティ(圧縮率)を表示するのはそんなにないような。



  
MINOLTA GT LENS
  7.8-23.4mm  1:2.8-4.7 



MINOLTA GT LENSというのはミノルタの一眼レフ用の高級交換レンズであるGレンズの技術をコンパクトカメラの交換式ではないレンズユニットに採用したもので一般のMINOLTA LENSよりも高級なレンズとなります。GTはGlens Technology
の略称とのことで当初は5万円オーバーの高級機にしか搭載されていませんでしたが、コニカミノルタ時代になるとKONICA MINOLTA GT LENSと名を変え、DiMAGE X1のように屈曲光学レンズにも使用された模様。派生種としてGT HEXANONというコニカのヘキサノンと合わさったレンズもありますが、国内機種ではたった3機種にしか搭載されなかったというレアものであり、それが搭載された機種らも中々中古では出てこないという状態になっています。
写りはさすがに高級機の高級レンズというだけあって発色も良く、特にマクロ域ではGレンズだけあって美しいボケ味が楽しめるのではないのでしょうか。レンズというよりソフト面での画像処理がまだ未発達なのでAWBで色味が安定しないといったことやAFが遅いなどといったこともあります。
ちなみにマクロはテレマクロとなります。



撮影時
グリップ等出っ張りの無いボディ部と飛び出したレンズ部とではバランスの良くない配置に見えますが果たして…
レンズには良いモーターを使っているのかやたら遅いですが駆動音はかなりお上品です。レンズ駆動でも本体動作のほとんどが遅いデジカメなのでレンズだけ目立って遅いというわけではないのですが。


  
MINOLTA CO.LTD.,
OSAKA, JAPAN   MADE IN JAPAN

ミノルタのXシリーズは中国製だったりするのですが、さすがにこの機種は日本製となっています。まだミノルタ単独の時代なので社名はミノルタ株式会社 大阪 日本という表記です。
三脚穴もちゃんと金属製でボディも金属製と約9万円したというだけはあります。三脚穴はすこし中央からずれていますが、コンパクトなハンディ式の三脚でもあまり問題はない位置ではないのでしょうか。


  
電源は単3電池×2本及びリチウム電池のCR-V3に対応しており、ニッケル水素電池の使用もできます。記録メディアは当時ではまだ出発したばかりだったSDカードが使われています。動作確認された最大容量はPanasonicの512MBとなっていますが、現代のPanasonic、TOSHIBA、SanDisc、FUJIFILM、KINGMAXでの2GBのSDカードで通常通り使えました。最大画質のTIFFでの記録は時間がかなりかかるので速度のあるSDカードを使いたいものです。


                        



UIは従来のミノルタ系のものなので慣れている方は普通に使うことが出来ると思います。AUTOモードではそんなに詳細な設定は出来ないのですが、マニュアルモードにすることで撮影での色々な設定が可能になります。







なぜか撮影したデータはマクロ系しか残っていませんでしたが、補色フィルターCCDなのではっきりくっきりした発色ではありませんが見たままの色をしています。ボケ味もなんとなく交換レンズのGレンズぽいのではないのでしょうか。
画質モードをスーパーファインに設定するとTIFFでの記録になるため、無圧縮で高画質に撮れるかわりに次の撮影まで20秒程待たされます。気合いを入れて後で修正したりする気があったりする場合以外はあまり使いたくないモードです。
上記画像はすべてカラーモード標準で撮っているものですが補色フィルターっぽくない空の色をしています。
すべてにおいて鈍い動きを我慢できるのなら普通に使えます。
この機種は機種名で検索すると予測に時計と出るほど電池を抜いた際の時計リセットが深刻な機種のようです。単にリセットされるだけならば面倒ですが再度設定すればよいのですが、劣化したキャパシタが電気を吸ってしまって電池持ちに非常に影響する場合もあるとのことなので注意です。


MINOLTA DiMAGE F100

メーカーMINOLTA
MINOLTA CO.LTD.,  OSAKA,JAPAN  MADE IN JAPAN
発売2002/04下旬
メディアSDカード/MMC
センサー1/1.8型補色フィルター 395万画素 CCD
レンズMINOLTA GT LENS 7.8-23.4mm 1:2.8-4.7 3×
モニター1.5型 ポリシリコンTFTカラー 11万画素
電源単3形電池×2本/CR-V3 DC 3V
手ブレ補正
バージョンアップVer.V100→Ver.V101 ファイル名及びフォルダ関係
価格8万8000円
その他操作音/シャッター音設定機能
















     圧縮率エコノミースタンダードファインスーパーファイン(TIFF)


ISOAUTO/100/200/400/800
F値f2.8-4.7
光学ズーム3倍ズーム
ファインダー光学ファインダー(ズーム連動)
動画MOV形式 320×240 15fps 35秒まで
MF
GPS
タッチパネル
公式対応容量上限Panasonic製512MBまで (2GBも一応可能)
画質モードビビッドカラー/標準/モノクロ  シャープネス/コントラスト/彩度
フラッシュ内蔵
アクセサリー接点なし
ドライブ単写/連写/動画/音声記録
シーンモードポートレート/スポーツ/風景/夕景/夜景ポートレート/マクロ
デジタルズーム1.25/1.5/1.75/2.0/2.25/2.5
画像エンジンCxProcess  12bitAD変換  ASIC高速画像処理
対応PC OSWindows ME/2000/XP/98 SE   MAC OS 8.6-9.2.2 X 10.1-10.1.3



価格:840円(本体、取説、ガイド、DiMAGE Viewer CD-ROM)
故障:日付リセット
 
撮影画像 MINOLTA DiMAGE F100



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