2016年11月24日木曜日

SONY Xperia Z1F (デジカメとして)


ソニーモバイルコミュニケーションズはソニーの携帯電話を手掛ける会社でXperia Z1Fももちろんスマートフォンとなるわけですが、このエクスペリアXシリーズはどうやらデジタルカメラ部に力を入れ始めた機種のようなのでそちらのネタです。スマートフォンとしての性能は散々既出状態なのでそちらで…
  
 

こうやって見ると普通のスマートフォンです
スマートフォンはほとんどが同じ形状でカメラの使いやすさを重視したデザインの機種は一部カメラ特化の機種くらいでしかないので操作性は内蔵アプリUIで差を付けることになります。
 

横にした場合
エクスペリアのカメラアプリは横画面でも縦画面でも違和感なく使えました



撮影時画面
さすがに前面タッチパネルのスマートフォンなので本家サイバーショットと同じ操作系というわけにはいかないものの各設定類は分類されていて覚えさえすれば使いこなせるのではないのでしょうか。
 
 


静止画撮影のモードとしては主にサイバーショットシリーズで有名なプレミアムおまかせモードと各数値の設定が可能なマニュアルモードとなっています。そのほかはARエフェクトやスイングパノラマ、クリエイティブエフェクトなど付加機能撮影のほかサービス終了してしまったVineなど各サービス特化モードなどもあります。
 



これはマニュアル撮影のマルチフォーカスモード
シャッターボタンは画面にタッチするほか本体側面のボタンでも可能です。ボタンによるレリーズでは半押しも可能になっています。



Sony Lens G   1/2.3  20.7MP
メインカメラはサイバーショットやA/Eマウントの交換レンズで使われているソニーGレンズを名乗っていることから自信があるのでしょうか。
イメージセンサーは2070万画素 1/2.3型 Exmor RS for mobileが搭載されており、画像処理エンジンはBIONZ for mobileと名前はモバイル向きとなっていますがほとんどサイバーショットと同じ技術が使われているようです。スマートフォンカメラ内での画素数競争のためか2070万画素とかなりの高画素センサーとなっていますがHDR撮影では800万画素に制限しなければならないなど低画素撮影に向いていたりするのでしょうか。
単焦点レンズなので光学ズームは出来ませんが、超解像技術を用いたデジタルズームは可能なのである程度まではズームしても粗は目立ちません。


撮影画像


  
マクロ
センサーサイズは小さいですがスマホならではの明るい単焦点レンズということや画像処理によって背景はボケやすいです。綺麗さは別ですが。

  
遠距離気味でもくっきり
発色も違和感ありません
 
  
ちょっと色見が薄目な感じですかね


水路
 
基本的にプレミアムおまかせモードでの撮影が推奨されており、カメラアプリを起動するとこのモードでの起動となるのですが、日中屋外など光量が十分な場面での風景では画像処理をやりすぎるのか不自然な画像となることが多かったです。マニュアルモードで撮影すると綺麗に撮影できたのでカメラ性能は高そうですが過多な画像処理によって風景画像が乱れている感じでしょうか。
逆に夜景など光量不足の場面では勝手に補正・設定して撮影してくれるプレミアムおまかせモードは便利この上ないモードと化します。
 



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