2017年1月6日金曜日

RICCAR RC-610型 掃除機

 
かつて存在したミシン系メーカーであるリッカーミシンの掃除機です。当初はミシンの売り上げが爆発的に伸びて独自の月賦販売方式でナンバー1になったリッカーミシンですがミシンの普及が頭打ちになると独自の販売網を活かして生活家電・一部黒物家電などを売るようになります。今回の掃除機もそれの1つのようです。 

 
  
物置掃除用なので扱いが雑ですがまだまだ現役で砂などメイン掃除機に吸わせるにはちょっと気になるゴミを吸っています。このピンクっぽい色と白色のツートンカラーで細長い形状というのはかつての掃除機で多く用いられたデザインのようなので懐かしい方も多いのではないのでしょうか。
 
 

リッカー掃除機  RC-610型
リッカーミシン株式会社 

 
扱いが雑だったゆえに製品ラベルがボロボロでほとんど読めませんが型番であるRC-610という文字やリッカーミシン株式会社という文字は読めました。残念ながら消費電力や種別電気用品マークなどは見えないのです。
 
ミシンメーカーということで大体は予想が付きますが、リッカーミシンも電子レンジなどの力を入れた家電以外は大抵OEMでNECや末期の富士通ゼネラル家電と同じような状態だったようです。NEC(新日本電気/日本電気ホームエレクトロニクス)は白物家電はほとんどOEMだったとはいえデジタル家電などのAV機器は自社製が多く、逆に富士通ゼネラルは現在でも空調機器があることから分かるように元はゼネラルということで白物家電を製造していたなど異分野と思われる多角製品販売でも案外自社製な事は多いようです。
リッカー家電そのものはリッカーが大手企業だったこともあって多く出回っているのだと思われますがわざわざネットに画像を上げる方はそういないらしく、特にリッカー掃除機については画像はほとんど見つかりませんでした。
次回は同じ境遇のリッカー電磁調理器の予定です。

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