2019年1月23日水曜日

KONICA MINOLTA DIGITAL現場監督 DG-5W



既にカメラ事業から撤退しているコニカミノルタの現場用デジタルカメラです。現在ではリコーくらいしか製品を出していないニッチなジャンルになっています。
 



コニカミノルタ DIGITAL現場監督 DG-5Wはコニカミノルタフォトイメージングが2005年3月に発売したデジタルスチルカメラです。
購入価格は540円
旧コニカが現場写真向けに発売した現場監督シリーズのデジタル版という機種で名前の通り現場での過酷な使用にも耐えられるように頑丈な構造になっているのはもちろん提出モードや大光量フラッシュの搭載など現場写真を取りやすいような特徴となっています。その分価格はお高めだったようでオープン価格ながらも8万円付近での発売だったようです。
 
 

プリントがすべて擦り切れていますが金属とゴム系素材によりかなりゴツいデザインとなっています。KONICA MINOLTAロゴは刻印とはめ込みのエンブレムなので擦り切れたりはしていませんでした。
かなり大きなレンズが目立ちますが、これは広角のためにワイコンが入っているのでしょうか。キャップ等は無いのでカバーはせずそのまま使用・保管します。
 
 

背面
こちらも印字がすべて消えてしまっているので操作が良くわかりませんが配置で何となくは操作できそうです。
GUIは従来のミノルタ系と同じものになっています。オートリセットやファイルNoメモリー等の設定を操作しないと電源オフ時に設定が初期化されるといった項目も同じです。AF補助光を搭載していますがオフにすることはできないようです。
モニターは2.0型 約21万画素TFTカラー反射・透過併用型の液晶モニターとなっています。少し色合いが白っぽく表示されるかわりに日中屋外でも見やすいようです。

 

天面
ほぼ金属製の外装でかなりゴツゴツした感触です。現場用カメラだけあって名前を入れるスペースも用意されているほかストラップ穴も2か所用意されています。
 
 

KONICA MINOLTA ZOOM LENS
4.6-12.8mm F2.8-5

屈曲光学式でズームしても飛び出さないタイプのコニカミノルタズームレンズが搭載されています。35mm換算28mmの広角寄りでF2.8の明るめなレンズです。構成は12群14枚で似たようなスペックのDiMAGE X50と比べてもレンズ枚数が多めです。
イメージセンサーは1/2.5型 420万画素インターラインCCD、原色フィルター付きが搭載されています。画像処理エンジンの記載はありません。

 

コンパクトに見えて高さは単1形電池と同じくらいあるので結構大きくて思いです
 
 

防水・防塵なためパッキン付き外部端子類

  

KONICA MINOLTA TOKYO, JAPAN.
MADE IN CHINA

社名表示はコニカミノルタで中国製です。三脚穴はほぼ中央に配置されていて金属製です。
 
 

電池はリチウムイオン電池 NP-800を使用します
普通のコンパクトデジタルカメラは3.6Vのリチウムイオン電池を用いることがほとんどですがこのDG-5Wは大光量フラッシュ搭載のためか高級デジタルカメラなどに多い7.4Vのリチウムイオン電池が用いられていました。電池形状はニコンのEN-EL1と同じだったりします。
 

価格:540円
状態:使用可能 


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