2019年5月24日金曜日

TOSHIBA 東芝2分配器 HWK-D2AN 4K8K 

主にアンテナマストに取り付けられることが多い屋外用2分配器です。普通はアンテナ取り付け業者が用意したものをアンテナ取り付け時に設置するので屋根に上らない限り自分で見れるものではないですが…

 

 
東芝アンテナ用2分配器(全電流通過型)HWK-D2ANは東芝コンシューママーケーティング株式会社より販売されている製品です。定価は5,500円とアンテナ関連機器だけあって高値となっています。
従来品はHW-D2ANという分配器だったものの4K8K放送未対応ということもあり廃盤となった後HWK-D2ANが登場したようです。
 
 
  
分配器本体
4K8K世代になり、本体がかなり薄型な屋外分配器が増えたのですがこの東芝HWK-D2ANも従来機HW-D2ANとは全く異なる薄い形状となっています。
TOSHIBA  2分配器 HWK-D2AN
10~3224Mhz 4K8K  SH JETA 東芝コンシューママーケティング株式会社

値段が高めなだけあって全端子電流通過型です。といっても現行の東芝屋外用分配器では全端子電流通過型しか存在しないようですが。
 
 

背面
もちろんアンテナマスト(ポール)への取り付けにも対応しています。1810という製造年月らしき印字がありましたが2018年10月製なのでしょうか。
本体がコンパクトになっているので同軸端子は3つ横に並べられなかったのか従来とことなる配置になっています。
 
 

従来品ではカバーの開閉ができたのですがこのHWK-D2ANでは完全にシールドされているので開閉はできません。
 
ちなみに東芝混合器も同時期にリニューアルされておりHWK-D2ANと似たような形状になっています。なんだかCATVの保安器を彷彿とさせる形状ですが最近の分配器では主流となっているのでしょうか。
東芝コンシューママーケティング株式会社は2019年4月にアンテナ機器事業を日本アンテナ株式会社に事業譲渡完了したと発表しており、今後のTOSHIBAブランドアンテナ機器の動向が気になります。現時点ではUHFアンテナやBSCSアンテナ、ブースター等の一般的なアンテナ機器は現行品扱いで仕入れも従来通りですが何れは日本アンテナ製品に代替される日が来るのかな…
余談も余談ですがこのHWK-D2ANはGoogle検索等でも実物画像が全くヒットしないことから実物画像は珍しいのではないのでしょうか。東芝アンテナ機器自体がマイナーなのでほとんど画像は見つからないものなんですがね。
 
  

0 件のコメント:

コメントを投稿

お気軽にコメントをどうぞ