2019年5月23日木曜日

TOSHIBA LED電球 100W形相当 昼白色 LDA11N-G/100V1 (NVC lighting japan)

今年2019年3月頃に発売されたらしいTOSHIBAブランドのLED電球です。TOSHIBAのLED電球といえば従来からの東芝ライテック製品が数多く存在していますが、今年のモデルはどうも従来とは全く違うようで…




 
 
 
TOSHIBA LED電球 LDA11N-G/100V1はNVCライティングジャパン株式会社より2019年に発売された製品になります。購入価格は2000円程度です。
NVCライティングジャパン???? という見慣れない社名となっていますが、これは中国大手照明メーカーのNVC Lighting(雷士照明控股有限公司)という会社の日本法人です。実のところ東芝ライテックは2019年に国内ルートにてNVC製品にTOSHIBAブランドを許諾しており、TOSHIBAブランドでのNVC製品第一弾というのがこれらLED電球やLEDシーリングライトなのでした。現在では東芝ライテック製品とNVC Lighting製品が混在しているような状態ですが何れ東芝ライテックの個人向け製品は生産終了していき、NVC製品がメインになるようです。
 


パッケージ
今までのLED E-COREシリーズとはまったく違うデザインとなっており従来のLED電球のブランド・シリーズであるE-COREを名乗っていません。従来の東芝ライテックのLED電球は基本的に昼白色か電球色のみだったので発光色によるパッケージの色分けは無かったのですが、このNVC製品は昼白色は緑、昼光色は青などパナソニックのLED電球と同じようなパッケージの色分けとなっています。 
 TOSHIBA  きれいに光が広がるLED電球
一般電球100W形相当 昼白色 E26口金 光の広がり 約220°




パッケージ側面
ラインナップ一覧がイラスト表記されてますが、今までなかった50W形と80W形が追加されているのが分かります。
自然なあかり昼白色5000Kだそうです
 
 


寸法図や配光イラストなど



NVCライティングジャパン株式会社
TOSHIBA  MADE IN CHINA  LDA11N-G/100V1 
会社表示はNVCライティングジャパン、MADE IN CHINAで中国製となっています。中国製なのは今までと同じですが、東芝ライテックの文字が一切出てこないので従来とは全く異なる製品であることはわかりそうです。



パッケージのデザインもだいぶ異なった印象に

 

従来の東芝ライテックLED電球と違って紙面での保証書が付属するようになりました。説明書と保証書を兼ねているタイプです。
説明書冒頭に「この製品は東芝ライテックのライセンスによりNVCライティングジャパンが取り扱っている」という旨の説明書きがありました。
 
 
背面 保証書面です
従来と同じ保証期間は5年となっています。東芝ライテックのLED電球は保証書の付属は無かったのでレシート等の購入証明書がなければユーザーがシリアルナンバーから製造年月を特定する形式となっていましたが、紙の保証書があればなくさない限り簡単に手続きできそうです。
 
 


電球本体
東芝ライテック時代の100W形LED電球と比べてかなり軽量化されているほかサイズもかなり小さくなっています。これは技術力の差なのか、開発時期が違っているからなのか…
 
 

TOSHIBA  LDA11N-G/100V1
100V 10.8W 200mA 50/60Hz  MADE IN CHINA 
NVC Lighting JP  20190121

電球はもちろんTOSHIBAブランドでPSE認証は当たり前ですが従来のTSPではなくNVCとなっていました。製造年月らしき数字の印字も見られますが、2019年1月製とすれば結構前から作っていたんですね。
 
 

電球の色味を撮影するのはなかなか難しいのですが、東芝ライテックの昼白色より若干黄色っぽい色に感じます。東芝ライテックの昼白色LED電球と並べて使う場合は色味の違いが気になるかもしれません。
重量が従来よりかなり軽くなっているので取り付けなどは楽になっています。
 
東芝LED電球がNVC製になったことによる従来の東芝ライテックのLED電球との違いは
・サイズが小さくなっている
・重量がかなり軽くなっている
・価格が安くなっている(実売価格はあまり差が無い可能性有り)
・新たに追加されたワット形のモデルがある
・昼光色が追加された

・説明書兼保証書が同梱されるようになった
などでしょうか。TOSHIBAブランドのNVC製品に東芝ライテックは関わっていないらしく、サポートや販売元は完全にNVCライティングジャパンとなっているので注意が必要かもしれません。
 

7 件のコメント:

  1. ん~。やはり東芝ライテックは消えゆく運命なのでしょうかね。現地も見てしまったので応援したくなるわけなのですが。
    ちなみに今オススメのLEDランプってどこかありますか??

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    1. そうですね個人向け製品のライテック製品は何れ無くなるでしょうね
      現在はNVCと調整がうまく行ってないとかでLEDシーリングとLED電球以外の照明器具は東芝ライテック製品ですが何れはNVCもしくは他所製になることが言われてます。現在でもホームセンターなどに置いてあった完全に個人向けなパッケージ入りの照明器具(LEDG98117W-LS、LEDG98109W-LSなど)は全て販売終了になっていたりと個人向け縮小の準備は進んでいるような気はします。
      NVC製東芝LED照明は開発製造からサポートまで完全にNVCがしますので別にライテックが関わってなくても問題ないみたいですし。

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    2. オススメのLEDシーリングでしょうか、電球でしょうか。
      シーリングはどこも成熟化されてるようで完成度はそんなに違いはないようなのでデザインや付加価値で気に入ったものでよさそうです。NVCの東芝照明は何回か扱っていますが、耐久性はまだ未知数なもののムラの無い光方だし色味も割と良くて値段も安いですよ。ただしリモコン反応音がライテック製に比べてうるさいですが。あと意外なことにNVC製とライテック製でリモコンの互換性がありますがこれはメーカーがあえてそうしたそうです。

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  2. お返事ありがとうございます。
    電球に関してですね。今は申し訳ないのですがイメージとしてホムセンブランドからアイリスオーヤマ、日本の家電メーカー系もあまり品質に関しては変わらないイメージです。三菱とかもだしているようですが。
    シリーングはまだ借家なので手が出ません(泣)
    電球やシリーング共にまだイマイチこれ!っていう商品がない気もしてます。ちょっと本気で調べてみようかしら。

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    1. LED電球でしたか
      高いが絶対良いというわけではないが、安いのは安いだけの質しか無いという感じでしょうか。特に500円を切るような格安LED電球では設計が古いものは特にですが長持ちさせる気が無いような設計(熱の処理がいい加減、部品配置など)なのが見受けられます。
      有名メーカーのものならほぼ問題ないのでしょうか。仮に故障してもパナや洋芝ブランド(NVC)は結構緩い条件で5年保証交換してくれますし。アイリスは以前より設計は良くなったものの廉価品は良くない感じでしょうか。ルミナスは未だチラつきが激しいので何回か相談されたことがありました。

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  3. 先日、東芝ライテック製だと思い購入したのちにNVC製と気づきました。
    とりあえず気にせず使用したところノイズがひどく後悔でいっぱいです。
    パナや日立などより少し安かったのと、東芝の文字で購入したのですが、
    「安かろう悪かろう」で、まさに「安物買いの銭失い」で後悔しています。

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    1. ありがとうございます
      NVC製東芝LED電球は1つのグレードしかなく、販売場所によりますがパナソニックのプレミアや日立の日本製LED電球シリーズより大抵は半値以下で販売されていますね。その分品質面で競合相手にしてるのがアイリスやジェネリックメーカーになるのか一部質が良くない面も見当たります(LEDシーリングではリモコンのボタン感触が悪い、キズがそれなりにあるなど)
      東芝ライテック製のLED電球LDA8L-G/60W/2などは流通の契約上か店頭からは消え、ほぼすべてNVC製に置き換わってますが、東芝ライテックのLED電球が廃盤になったわけではなく現在でも在庫は豊富にあるようなのでお好みでしたら注文や通販がよろしいかもしれません。

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