2015年3月30日月曜日

RICOH CX2 デジタルカメラ

  
(Caplio)Rシリーズから発展して新シリーズとなったCXシリーズの2代目なRICOH CX2となります。CX1からの大きな変更点は光学ズームが7.1倍→10.7倍に、ズーム倍率が増えたのでレンズが少し暗くなった、ダブルレンジダブルショットの性能が上がったなど…
前面のグリップがツルツルではなく凹凸になったりもしています。

所持している機種でこの系統の一番新しいものはRICOH R10なので触ってみてかなりの進歩にびっくりしました。CXシリーズはCMOSセンサーなので暗所にも強くなっています。
デザインはR8からそんなに変わっておらず少しずつ変化していっている感じです。


  
背面側は初代のCX1と比べてもあまり変化はありません。グリップのゴムが加水分解をおこしてはがれかけています…
液晶モニターは92万ドットの3型なソニー製です。一部では黄色っぽい発色だとと指摘するかたもいる模様。
ADJ.OKキーを押した際の設定項目を自由に選べる機能やFnボタンでの機能を割り当てることができたりするリコーUIはそのままに設定できる項目が増えていたりと使い易くなっています。ADJキーを左に押すとマクロ、右に押すとフラッシュという点もそのままです。
不評だったのかR10にはあった液晶モニター枠のRICOHロゴは削除されました。



  
ズーム倍率は増えましたが、本体そのものの厚さはそんなに変わっておらずレンズの周りがすこし盛り上がった程度です。CXシリーズになってCMOSセンサーの高速性を活かしたのかダイナミックレンジダブルショットという異なる露出の画像を2枚撮って合成し、見た目に近いものにするという機能が追加されたのでモードダイヤルにDRというモードがあります。項目がこすれてあまり見えませんが。
10.7× OPTICAL WIDE ZOOM LENSと刻印されているのは相変わらずです。金属製のボディに刻印されているので安っぽさはありません。



  
RICOH ZOOM LENS    f=4.9-52.5   1:3.5-5.6

レンズの明るさは光学ズームの強化により若干ですが暗くなっています。R10のズームレンズはリコーらしくものすごい音を立てて収納・繰出、ズーミングなどをしていましたが、このCX2のズームレンズは繰出・格納時の音が随分おとなしくなって一般的なデジタルカメラと同じ位になりました。ズームしたときの音は相変わらずでしたがw
広角・高倍率ズームというのはCaplio R3からのシリーズの特長です。


  
レンズの厚みが若干あることが分かります。

RICOH   CX2
RICOH CAMPANY, LTD.   Made in China

本体のボディは金属製ですが三脚穴はプラスチックになっています。少し中央からずれた位置にありますがミニ三脚でも倒れたりはしない場所かと。
ボディそのものは金属製ですが右部分のバッテリー・メディアスロットのカバーはプラスチック製でした。


  
使用電池はCaplio R3から使用できるDB-70ですが、発売時期の関係でRシリーズには無かったPSEマークが付いており、株式会社リコーと表記されています。他にはCELL MADE IN JAPANという表記もなぜか追加されました。
このバッテリーは主にパナソニックのLUMIXやそれのOEMであるLEICA、富士フイルムの一部FinePixシリーズに採用されたバッテリーと同じ形状です。パナソニックのLUMIXに数多く採用されていて使用セルが日本製ならばパナソニック製と考えられるのですがいまいち分かりません。
容量はRシリーズ時代の同DB-70と比べると60mAh減ってしまっています。


  
USB端子はmini-B、AV出力端子はミニプラグ、ACアダプターでの外部電源はカプラー式です。


 プレAFという機能が増えています

ホワイトバランスではマルチパターンという項目が増えました


電源を切る際には当日に何枚撮影したのかをRICOHロゴの下部に表示します。
よく分からない機能ですがR10までの単純にPower Offという表示に比べたら随分為になるものです。以外とパソコンに取り込むまで一日に何枚撮影したか分からないものです。


画質はCMOSセンサーなためか、それともリコー発色なのかフルオートで任せると随分スッキリした仕上がりです。もちろん自分好みの発色にカスタマイズすることもできます。
シャッターボタンを押したら画面が暗転してシャッターが切れるという動作は相変わらずです。裏面照射?CMOSになったことによりCCDなR10より多少暗所撮影性能は向上した感じですがソニーのExmor R搭載シリーズなどと比べるとまだまだといったところでしょうか。
安定のマクロ機能で1cmマクロや高性能なテレマクロなど特長は沢山あります。しかし、広角側(ワイド端)でピントが合わないという不良品を買ってしまい、翌日にはドナドナされていったので1枚しか撮れてません…

RICOH CX2

メーカーRICOH
RICOH COMPANY, LTD   Made in China
発売2009/09/11
メディアSDHCカード、内蔵メモリ88MB
センサー1029万画素 1/2.3型CMOS  
レンズRICOH ZOOM LENS  10.7× 1:3.5-5.6 
モニター3.0インチ 92万ドット
電源リチウムイオン電池DB-70
手ブレ補正センサーシフト方式
バージョンアップV1.13→V1.14→V1.15
価格オープン(5万円程度)
その他





ISOAUTO/AUTO-HI ISO80,100,200,400,800,1600
F値F:3.5-F5.6
光学ズーム10..7倍ズーム
ファインダー
動画640×480 320×240 AVI
MF           
GPS
タッチパネル
対応容量上限32GB
カラーブラック/シルバー/ツートンカラー
フラッシュ内蔵  AUTO/強制/赤目補正/スローシンクロ/禁止
アクセサリー接点
ドライブ静止画/連写/動画
シーンモードポートレート スポーツ 夜景ポートレート 遠景 マナー ズームマクロ ハイコントラスト白黒 ミニチュアライス 斜め補正 文字
デジタルズーム標準/オートリサイズ

 
このシリーズはビジネスマンのお供をコンセプトとして作られているビジネスシリーズであり、文字モードやホワイトボードを撮影したときに使えそうな斜め補正という機能があります。画像処理エンジンやその他技術により普通のカメラとしても高性能ですが、目立たなくて渋いブラックカラーはスーツなサラリーマンにも向いているのです。最近は類似デザインが増えてきましたが。
 
中古で購入となったので故障していていまいち使えなかったのは前年でした。
 
価格:5400円
故障:W端ピント合わず
 




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