2015年4月15日水曜日

GE デジタルカメラ A1255 スマートシリーズ

  
保証付き中古で2000円ということで激安だったのでGEブランドのデジタルカメラを買ってみました。ただしエントリーなスマートシリーズのものです。ポップな感じの化粧箱が如何にもエントリーでフレンドリーという感じです。
この箱は意外にも小さく、カメラ本体2つ分の幅もありません。一応日本法人のGeneral Imaging Japanの販売ですが化粧箱はグローバルなのか文字は英語で書かれています。



  
やはりグローバルデザインのようで裏面には各言語で対応OSが記載されていました。しかし言語が多いことにより書かれている内容はかなり少ないです。


  
デジタルカメラ本体
中古ですがキズはなく、かなり綺麗で状態は良かったです。でも前ユーザーは販促用シールを貼ったまま使用していたのでしょうか。
GE(General Electric)のロゴとGEの文字が見えます。General Imagingはゼネラル・エレクトリックの光学機器部門なので本体のGEロゴが使われているのです。でもなんで本体は同じGeneralでのゼネラルと呼ぶのに対し、General Imagingはジェネラルと呼ぶのだろう。
GEブランドの国内での市販品はそう多くなく、一般的に出回っていて有名なものはデジタルカメラを除いてHITACHI GEとダブルネームだった電球などでしょうか。現在ではGEは家電部門をスウェーデンのエレクトロ・ラックスに売却しているので本体での家電製造は行っていませんがエレクトロ・ラックスはそのままGEブランドを用いている模様。 
話がずれまくりですがGEはエジソンが設立した会社であり、ジャパネットたかたでGEブランドのデジタルビデオカメラ DV1の紹介の際もそこが強調されて宣伝されていました。

デザインは国内のコンパクトデジタルカメラとあまり変わりません。特にこの形状を崩す必要もないのでしょう。このA1255はエントリー系機種の中でも最廉価なCシリーズよりは上といった位置の機種です。日本市場に投入時は日本人デザイナーによってデザインされたデジタルカメラが投入されていたみたいですがこの機種もそうなのかは不明。ボディーはすべてプラスチックで見た目はそんなに感じませんが触ると安っぽいです。

12.2 megapixel A1255



   
背面
ボタン少ない… これもコストダウンの為なのでしょう。操作系は同クラスの国内メーカーのものに慣れていると結構使いづらいです。ボタン数が少ない為、フラッシュ・マクロ・セフルタイマー・露出補正ボタンが兼用でアクセスし辛い反面そんなに使わないと思われる顔認識ボタンは何故か独立しています。上ボタンがディスクプレイボタン、下ボタンは削除なので撮影時では使いません。再生ボタンは独立していてMENUボタンの横に配置されています。アルファベットがすべて小文字なのがアメリカメーカーっぽいところです。
ズームボタンは縦に配置されたシーソー式となっています。四角キー中央はキヤノン系のようにファンクション/決定ボタンといった感じです。
液晶モニターは2.7インチですが大きいと宣伝されています。





  
天面
5× optical zoom 
5倍ズームなので意外とレンズは伸びます。電源ボタンとシャッターボタンはくっ付いていますが押し間違えることはあまりないかと。なんかソニーっぽいモードダイヤルなような。
目玉機能として異なる露出の画像を撮影して合成してダイナミックレンジを広げるというHDR機能を搭載しています。


  
GE Aspheric Zoom Lens
  5× 6.3-35.5mm  1:3.0-4.7

GEブランドの非球面レンズを用いた光学5倍のズームレンズを搭載しております。エントリー系機種のレンズにしては口径が大きめですが5倍ズームの為だからでしょうか。レンズの明るさは標準的な感じです。画質はシャープネスかけすぎな気がしないでもありませんが…



  
マルチ端子はカバーも無く剥き出しです。以前では剥き出しはあまりありませんでしたが、最近では結構増えてきている気が。


  
ストラップ取り付け口は大きめです。


  
General Imaging Co.   Digital Camera A1255  
N1386  Made in China 

販売元はGEの光学機器事業の本体であるGeneral Imagingとなっていて日本法人ではありません。Made in Chinaということで台湾かどこかのOEMでしょう。
三脚穴は残念な端に配置となっていますが底面も割とデザインはかっこいいです。電池ボックス蓋も大きめ。


  
使用電池は単3電池を2本、記録メディアはSDカードとなっています。SDXCカードには対応していないので注意です。
最廉価ではな単3機種ということでそれなりの需要はありそうだったと思いますが。


  

  
  

起動時にはGEロゴと共にGeneral Imagingのブランドメッセージであるimagination at workという文章が表示されます。レンズ繰り出しはかなり早いのでこの画面が表示されている時間は非常に短いです。


画質は前述の通り本体液晶モニターでみるとシャープネスがバリバリかかったような画像に見えますがパソコンで確認するとそうでもありません。一世代前のデジタルカメラなので仕方がありませんが低感度でも割とノイズは乗ってきます。
発色や解像度は特別珍しいものとは感じませんでした。価格なりかと。その価格がトイデジよりも安い4000円等とコストパフォーマンスは最高なのですがね…




GE A1255

メーカーGE
General Imaging.,Co.   Made in China
発売2010/4月頃
メディアSD/SDHCカード
センサー1/2.3型 1220万画素CCD
レンズ5× 6.3-31.5mm  1:3.0-4.7
モニター2.7インチ 23万ドット
電源単3形電池×2本
手ブレ補正電子式
バージョンアップ
価格オープン
その他

ISOAUTO/80-1600
F値1:3.0-4.7
光学ズーム5倍
レンズブランドGE Aspheric Zoom Lens
ファインダー液晶モニターのみ
動画680x480 Quick Time 30fps
MF
GPS
タッチパネル
対応容量上限32GB?
カラーレッド/シルバー/ブラック
フラッシュ内蔵
アクセサリー接点
ドライブ静止画/動画/連写
シーンモードAUTO、選択
デジタルズーム5.7倍


撮影結果はこちら
未公開画像 GE A1255 その1



珍しいのがかつてのコニカミノルタ(ミノルタ)DiMAGEシリーズのように撮影シーンの自動選択と手動選択が分かれていることでしょうか。自動的にポートレートや風景といったシーンを判別してシーン切り替えを行うモードとは独立して自分で風景などシーンを選択できるモードがモードダイヤルにあります。
電子式手ブレ補正は確かに効きますが性質上かなりノイズが増えるような。AFの動作は国内の一般的なデジタルカメラと異なり、半押しして合わせている最中に全押ししてシャッターを切るとピントを合わせるのを諦めてボケボケの画像が撮れてしまうので注意です。最初から全押しならば問題はないのですが中途半端に半押し状態になると上記のような動作をする場合があります。それで何個風景ボケボケ画像ができたことやら…
ゆっくり押していてもとにかく外しまくるAFにはかなり腹が立ちますが、ちゃんとピントが合っていてもイマイチ画質なのは残念です。と持っていたのですが、どうやら画質が悪いと感じるのはとことん粗探しをした際の感想で、UIはその他使い勝手のレベルは除いてプリント画質だけを比較すると他社同価格デジカメとそんなに差異は無く普通に綺麗です。パッと見高画質なエンジンのようで粗探しをしないで見るとかなり綺麗に見えます。光学式手振れ補正機能なしにも関わらずISOを80で粘るエンジンなので手振れには注意する必要がありそうです。

ちなみに国内総代理店のGeneral Imaging Japanはもちろんサポートを継いだAFO Japanすらページが跡形なく消えてしまっているので公式ページはアメリカGeneral Imagingのページしか残っていません。メーカーサポートはまったく期待できない状態です。 

 →サポート先見つけました。
 
価格:2000円
故障:保証付き中古の為なし
 
 






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