2016年3月30日水曜日

HITACHI i.mega HDC-1241

   
HITACHIブランドの日立リビングサプライが発売していたI.megaといえばお察しの通りトイデジでこのデジタルカメラもトイデジ…ではありませんでした。このデジタルカメラはI.megaシリーズ終盤に発売された光学ズーム+CCDセンサーという普通のデジカメシリーズの方のI.megaでございます。というもののHITACHIブランドのトイデジというのはどうもHDC-901で終了したらしく、それ以降に発売されたI.megaシリーズはこのように普通に使える普通のデジタルカメラのシリーズです。トイデジを供給していたメーカーと何かあったのか、それとも単に路線変更でしょうか。
トイデジ系は前面にHITACHIロゴはなく、普通デジカメ系は前面にHITACHIロゴがあるというよく分からない法則があったのですが、このHDC-1241もばっちり法則を受け継いで前面にHITACHIロゴがあります。

購入価格はリサイクルショップで1000円
電池なし、本体のみで動確できていないというかなりのバクチ物でしたがCCD系統のI.megaシリーズは一部ルート向けだったのかバイヤーの判断なのか現役時代にほとんど数が出ていないのかオークション等でも滅多に見かけないレア物なので購入してしまいました。動作にはまったく問題はなく、安心です。
日立リビングサプライ社(現:日立コンシューマ・マーケティング)のニュースリリース等の意向を読んでみるとそもそもi.megaシリーズそのものが日立チェーンストールなどといった地元系電気ショップ向けとして販売されていた感があり、実際に日立チェーンストール店頭でi.megaシリーズのポップを見たような。あまりそういうのに詳しくない方が店に丸投げ注文して購入するようなニーズに応えるような感じだったのでしょうか。しかし、日立リビングサプライの総合カタログであるフラメールにはi.megaシリーズの他にキヤノン PowerShotシリーズが記載されていたり、ペンタックスのデジタル一眼レフのほかしまいにはFUJIFILM FinePix Pro S5が記載されていたりと割と混沌としたカタログだったのでおそらく担当者がそういう趣味だったのでしょうw

本体はプラスチック外装ですが、それなりによくまとまっております。


  
液晶モニター大きい… 1200万画素の時代なのでこれくらいの大きさは普通だと思いますが。
操作系もトイデジ系の摩訶不思議なものではなく十字キーにMENUボタンなど普通の物です。なぜかSETボタンが下部に独立していたり、削除ボタンも独立していて本当に削除以外には使わないなど謎な部分もありますが。
裏面には特にHITACHIロゴ等はありません。UIは過去のi.megaシリーズとは全く違うもので明らかに供給源が変わっている物と思われます。でもトイデジ恒例の謎の電源周波数設定がありましたw
商用電源から時計を駆動しているなどといった理由があるのならまだ解りますが、リチウムイオン電池駆動で直接交流電源を繋いだりしないのに全く謎の設定です。ちなみにISO感度や露出を変更するにはマニュアルモードから行わなければなりませんが、そのマニュアル撮影モードがなぜかシーンモードの項目の1つになっていて起動時に毎回シーン確認させられるという地味に面倒なUIです。

 
本体上部
モードダイヤルは無く、撮影モードの切り替えはスライドスイッチで行います。ズームボタンもレバー式で電源ボタンとシャッターボタンが離れていたりと普通に使えるのではないのでしょうか。レンズは意外と伸びています。


  
4X OPTICAL ZOOM
f=5.8-23.2mm

レンズ構成は6群7枚(非球面レンズ4枚)とやはりトイデジクラスとは比べ物にならない程のスペックです。光学4倍ズームということで光学5倍ズームよりは無理していないのかなと思われます。
特にレンズブランド等もない普通のレンズを搭載なのですが何故か明るさ表記がありません。ちなみに明るさはF2.5-F5.6と広角側が少し明るく、望遠側が割と暗いというよく分からないスペックとなっています。光学4倍ズームというのも珍しいです。珍しいというのは国内メジャーデジタルカメラという意味で海外のトイデジブランドを調べてみると割と4倍ズームレンズ搭載の同等のスペックを持つようなデジタルカメラが見つかるのできっと兄弟が沢山いるのでしょう。

イメージセンサーは1/2.33インチ 1270万画素CCD搭載で高精細で撮れるのでA3プリントでも十分対応とメーカーサイトではなっています。少しCCDが今までの機種より大きくなっているのは画素数が大きくなってきているからだと思われ、一般的なデジタルカメラでもそのような傾向にあります。といってもやはり1/2.5型や1/2.7型がすこしだけ大きくなって1/2.3型ほどになっているだけなので1型はもちろん1/1.8型クラスにも敵わないことが多いようですが。画質はイメージセンサーだけで決まるわけではないので撮像素子が大きくても画質のよろしくない機種は多数存在します。
 
 
  
マルチ端子が剥き出しですがこの機種に限ったことではありません
 
マルチ端子はミツミ 8ピンでUSB転送線と同時にビデオ出力も乗せることができる形式なので安いデジタルカメラや昔のデジタルカメラなどでよく使われていました。その後はスピードを求めたり、USB充電機能を付加したり、完全にオリジナル規格にしたりと徐々にミツミ 8ピン搭載モデルは減っていくのですがi.megaのように安いデジタルカメラシリーズや有名メーカーでも最廉価付近の機種ではまだ採用されていることも多い模様。
ストラップ取り付け口も見えます。本体サイズはこのように普通のデジタルカメラ並みに薄くなっています。


  
Hitachi Living Systems, Ltd.
Model:HDC-1241  MADE IN CHINA

トイデジ系では原産国表記の無いことも多かったi.megaシリーズですが、この機種はちゃんとMADE IN CHINAと表記されていました。恐らくGEのデジタルカメラと同じあたりの台湾メーカーの供給でもされていたのでしょう。
三脚穴はちゃんと中央に配置されているというのは好ましいですが、下部の黒い部分がヨゴレが目立ちやすいのが難点でしょうか。


  
電池は専用リチウムイオン電池 HLB-4(画像の物は数世代前なHLB-2)を使用しますが、形状はFUJIFILM NP-45と同じという最強の互換性を持つ形状なので心配いりません。もし互換電池を探す場合はNP-45、EN-EL10などと検索して探すと楽に見つかるでしょう。
電池持ちは普段使いではそんなに問題ないものの、電池をいれっぱなしにして放置しているとかなり早く残量が無くなるような。日付バックアップあたりで吸い取りまくっているのでしょうか。


 
起動時のi.mega画面も変更されています。UIのフォントも中華チックな明朝体ではなく普通の感じがします。購入時に覚えていた設定ではテレビ出力がPALとなっていましたが、前ユーザーは間違えて設定したのでしょうか。
こうやって画面を見ると操作系に若干難有ですが普通に使えることが分かるかと思います。

画質は正直あまりよくないです。レンズの性能がよろしくないのかピントが合っていてもぼやけたような眠い画質となります。発色はそれなりに良いのですが。期待するのが間違っているのは分かっているのですが、もう少し解像感が欲しいところです。
最近日立リビングサプライ株式会社が日立コンシューマ・マーケティング リビングサプライ社となったことにより扇風機や暖房器具、除湿器といった空調機器がHitachi Living SystemsブランドからHITACHIブランドへの移行が進んでいますがデジタルカメラであるi.megaシリーズは初期から終了のHDC-1471までほとんどの機種がHITACHIブランドなのでした。
 
どうやらオリジナルはいつものPremierなDM-A460のようですね。時期的にPremierは既に鴻海精密工業に買収されて一部門になっている時期だと思われます。鴻海精密工業時代には亜州光学などといったライバルの進化などの理由があったのかPremierモデルを採用した機種が少ないようなので国内ブランドでこの時期のPremier製というのは地味に珍しい存在なのかもしれません。

HITACHI i.mega HDC-1241

メーカーHITACHI
Hitachi Living Systems, Ltd.  MADE IN CHINA
発売2009/10?
メディアSDHCカード、内蔵32MBメモリ
センサー1/2.33インチCCD  1270万画素
レンズ6群7枚(非球面レンズ4枚) f=5.8-23.2
モニター3.0型ポリシリコン低音TFTカラー 23万画素
電源HLB-4、付属ACアダプター
手ブレ補正電子式(高ISOなど)
バージョンアップ
価格オープン
その他

ISOAUTO/64-1600
F値F2.5-5.6
光学ズーム4倍
レンズブランド
ファインダー液晶モニター
動画VGA/QVGA AVI
MF
GPS
タッチパネル
公式対応容量上限16GB
カラー
フラッシュ内蔵
アクセサリー接点
ドライブ静止画/動画/連写
シーンモードあり
デジタルズーム6倍



故障:なし
価格:1000円
 











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