(自分で仮に取り付けたのに加え、手を抜いたので見た目が良くない…)
前年度2010年機種の東芝フラッグシップエアコンである大清快UDRシリーズは東芝キヤリア時代より継承した構造、せりあがる吸い込みグリルなどといったものでしたがこのJDRより東芝ホームアプライアンス初のフルモデルチェンジとなりデザインや自動掃除メカ、ピコイオン搭載など機能が一新されています。今まで採用されていたせり上がる吸い込みグリルは廃止されましたが風向ルーバーは流用されています。
横から
一枚物の長い上下用風向ルーバーが特徴です。一応翌年後継機種であるNDR1シリーズにも継承されています。
本シリーズJDRより従来のプラズマ空清に加えピコイオンを搭載したのでUDRのスゴイオンは単発で終わることになりました。ピコイオン搭載はNDR1、GDR、EDRと続きSDRまで搭載されることになります。
ピコイオン放出口
中を分解すると分かりますがUDRのスゴイオンはこの青い部品の中に生成部があったのに対しJDRのピコイオン生成部は空清基板近くのトランスとなりに配置されています。
場所は変更されたもののUDRより継承された表示モニター
UDRでは見エルネという名称でしたが、JDRでは単に表示と名称はなくなったようです。リモコン設定により室内気温、消費電力、電気代/h、累計電気代(電源オン時より)、メーターを表示できます。設定で明暗を切り替え可能でモードによっては部屋が暗くなると表示も自動で暗くなります。
下に付いているのはムーブアi・・・ではなくアクティブ人サーチセンサーというもので赤外線を見て状況を判断するようですが「おまかせ自動」モードでしか動作しません。
UDRでは吸い込みグリル左端真ん中にあったTOSHIBAロゴは下部に移動しましたね
東芝ルームエアコンディショナ(分離形)
形名 RAS-251JDR(W) 製造年 2011年
東芝ホームアプライアンス株式会社 (タイ国製)
製造元 TOSHIBA CARRIER THAILAND CO., LTD.
販売元は東芝キヤリアより家庭用ルームエアコン事業を移管された白物家電部門な東芝ホームアプライアンス株式会社、製造元は従来通り東芝キヤリアタイランドとなっています。販売やサポート、営業等は東芝ホームアプライアンスに移管されたものの製造や開発は東芝キヤリアが担っているというスタイルで現在でもF-DRやDRNEシリーズは東芝キヤリアによる製造となっています。
新開発された自動掃除メカ
UDRまで搭載されていた自動掃除機能用のフィルターは非常に硬く、経年でクセがついてしまい正しく動作しなくなるという欠点がありましたがJDRより採用されているフィルターはやわらかめの物になったのでクセが付くことはなくなりました。逆に軟弱すぎて一度フィルタが引っかかると折り目が付いてしまいやはり動作しなくなるという欠点もできたのですが。
リモコン
現在のF-DRやDRNEと同じようなリモコン(ナビリモコン)採用で時刻の時計はもちろん年月日のカレンダーや電気代単価にオール電化の有無設定可能、CO2排出単価設定などとにかく高機能タイプのリモコンです。なぜかこの世代のリモコン(SDRまで?)は電池を抜いた際などリモコンがリセットされたデフォルトの状態では空清がオフになっているので気が付かず空清が最大の売り機能にも関わらず空清オフのまま使用している家庭をよく見ます。この不便な仕様はC-DRあたりで改善されたらしくデフォルトでも空清がオンとなりました。
室外機 画像処理をミスったのか変な背景になってる…
前期種UDRまでは木かげロゴのステッカーがありましたがJDRからは無くなってTOSHIBAロゴ刻印のみとなりました。逆D形のファングリルはそのまま継承しています。
接続部
東芝ルームエアコンディショナ 室外ユニット(分離形)
形名 RAS-251JADR
東芝ホームアプライアンス株式会社 (タイ国製)
製造元 TOSHIBA CARRIER THAILAND CO., LTD.
室内機と同じく東芝キヤリアタイランド製で使用冷媒はR410Aとなっています。このあたりのデザインや構造も長らく変わることがありませんでした。東芝エアコンご自慢のエナジーセーブコンプレッサー等の機能搭載で涼風運転など非常に小さな電力での運転も可能です。
なんだかんだ言って使っていたのですが最近空清機能が故障してしまったようなので修理をしなければ
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