2016年11月17日木曜日

日本信号製? 1979年 金属製車両者用交通信号灯器

 
銘柄版が無くなっているため詳細不明な金属製車両用交通信号時です。年代やメーカー名は同じ場所にある歩行者用信号灯器の銘柄版表示からの予想です。
 


何だか雰囲気だけで古いと分かる信号機です。本体の錆びっぷりや時差式信号の表示板の状態から古いものであることが伝わってきます。以前はこの周辺に同年代・同形状の信号機が多くあったのですが一応主要道路ということでLED灯器の置換が進み、ここ5年程で残るはもう1つの交差点とこの一機だけになってしまいました。この交差点も幹線側は普通にLED化されているのでこの灯器も撤去されるのか…と思っていたら一向に置換されずずっとこのままです。メイン灯器ではなく手前に配置される補助灯器というのが関係しているのかもしれません。この周辺にある日本信号製の同年代信号灯器はみなこのように錆びてしまっているのですが海があるわけでも川があるわけでもないので不思議です。錆びやすい形式の灯器なのでしょうか。
 


全体像
見えている歩行者用信号時まで錆びてるし、当時の日本信号製の特性なのでしょうかね。錆びているおかげでほとんど同時期設置なのではと予想できるのですが。
 
 

こちらは幹線道路側の灯器
普通にLED化されているので間違いなく置換計画はあったのでしょう。両方面がLED灯器にされているので個体の故障とも思えません。
 


下側から
こうやってみると更にサビサビに見える…
 
 

背面
あるはずの銘柄版が見当たりません。よく見ると時差式信号表示板の左側にそれっぽいものが挟まっているように見えるのですがまさか劣化で脱落してしまったのでしょうか。
 

撮影時期:2016年11月頃
撮影場所:熊本市北区
 

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