2016年12月18日日曜日
改造レンズ KONICA HEXANON 38mm F2.8 JAPAN
電池・コンデンサーの液漏れや水没?で救済不可になっていたピッカリコニカことKONICA C35EFから取り出したレンズユニットをマイクロフォーサーズ用に改造したものです。絞りなどはそのまま流用するのが理想でしたが全体的に青錆らしき緑色の粉に侵されていて動かなかったことや面倒だったこともあって焦点どころか絞りまで固定という手抜き改造になっています。一応焦点は正確ではないものの∞域に合わせているつもりですが固定絞りのパンフォーカスということで被写界深度はかなり深いものとなっています。
改造については本体が回復見込みが無いだけあって大胆に分解したこともありますが、1960年代の重厚な金属製カメラではないプラカメなのでレンズを取り出すだけならば楽かもしれません。
KONICA HEXANON
38mm F2.8 JAPAN 46φ
本体材質がプラスチックとなったプラカメ時代のコンパクトカメラであるピッカリコニカですがレンズはコニカのレンズブランドであったヘキサノンとなっています。コニカC35シリーズでかなり使いまわされた感じのするこのレンズ系ですが使いまわされるだけあって画質はかなり良かったとか。元のC35 EFではフォーカス方式は目測でのゾーンフォーカス、焦点距離は38mmといった仕様です。マイクロフォーサーズに用いると38mmの2倍で76mmと中望遠気味のレンズとなるのです。
左下のASAの文字はフィルムの感度で現在の言い方でISOとなるものです。ASA感度とDIN感度が混在していた頃の名残ですが現在のISO感度の数値にそのまま換算して使用できます。
上記画像ではLUMIX DMC-GF5に付けてましたが、こちらはOLMPUS PEN miniのE-PL3に付けててみた様子です。一時期まではルミックスボディには手振れ補正がないのでマウント・改造レンズ遊びをするにはオリンパスボディが良いと言われていましたが、ルミックスでもGX7シリーズやGX8でボディ内手振れ補正が搭載されたので選べるようになりました。
画像はすべてE-PL3に装着しての撮影です
絞っているということもありますが隅々までけっこうくっきり解像しているのは意外でした。
逆光気味
デジタルでの撮影なので色がどうこうなどとはいえないかもしれませんがいい雰囲気だと思います。
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