MINOLTA AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6は1986年に発売されたらしいミノルタAマウント用望遠ズーム交換レンズです。ほぼ同名・同仕様でAPO TELE MACROバージョンが発売されており、そちらの方が画質や知名度が上らしく無印版はほとんど情報が無いというのが悲しいところですが、逆に安く買えやすいという利点もあったりします。APOバージョンは現在でも中古で1万円以上の価格が付いていたりしますがこちらのバージョンは保証つき中古でさえ見かけたことがないような…
購入価格は500円
難波のカメラ屋ということでもうちょっと何もないと思っていたら、こういうレンズは店でも眼中にないのか意外とゴロゴロしていました。
サイズや重量は昔の望遠レンズといった感じで意外と重いのですが100-300mmレンズということを考えるとそのくらいだと思います。ラバー部は色が落ちて白っぽくなっていますが塗装ではなく素材そのものがラバーなのかベトベト劣化しているわけではなく普通に使えるので問題ありません。現在の標準クラス系レンズではめっきり見かけなくなってしまった焦点距離の表示も専用の窓で付いています。
MINOLTAロゴとAFロックボタン
MINOLTA AF ZOOM 100-300mm 1:4.5(32)-5.6 φ55mm
明るさは広角側がF4.5で望遠側がF5.6と暗いので想定用途のフィルム一眼レフボディで使う場合で望遠端付近ではほぼ三脚必須の数値だと思われます。デジタル一眼レフボディで使う場合はコニカミノルタ時代のボディを含めてAマウント一眼レフボディはすべてボディ内センサーシフト手振れ補正登載なのである程度は手持ちでもどうにかなるかもしれません。
前玉のコーティングはこんな色のようです
©1988 MINOLTA
マウントはコニカミノルタAマウントで古いレンズなためかまだ電子接点は5つと少な目となっています。当たり前のように金属製マウントで内側に1988という印字があるのでまったく情報不明のレンズでも発売年くらいは予測できるのです。
SONY α550 DSLR-A550につけてみた様子
望遠レンズでさらに35mm換算で150-450mmと望遠よりとなるのでかなり遠くの被写体を狙えるうえにボディの高感度性能と手振れ補正で手持ちでも結構撮影できたりします。それにしてもシャープ感や解像度、逆光性能などが世代が新しいはずの先日のタムロンLDレンズより優れていると感じるのは気のせいなのでしょうかね。
AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6 | |||||
メーカー | MINOLTA | ||||
ミノルタ | |||||
原産国 | JAPAN | ||||
発売 | 1988/5月 | ||||
略称・型番 | |||||
マウント | KONICA MINOLTA(SONY) Aマウント | ||||
レンズブランド | MINOLTA AF ZOOM | ||||
レンズ構成 | 9群11枚 | ||||
F値 | F4.5-5.6 | ||||
フィルター径 | φ55mm | ||||
最短撮影距離 | 1.5m | ||||
ボディ外装 | プラスチック | ||||
価格 | |||||
その他 |
価格:500円
状態:故障なし
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にコメントをどうぞ