2017年3月7日火曜日

壊れやすい? 1000万画素級の1/1.7型と1/1.8型CCD

デジカメ故障原因の1つであるCCD(CMOS)センサー故障がありますが、今まで多数のジャンクデジカメを購入してみて壊れやすい?と感じたセンサーをメモ代わりに書いておきます。ソニーや富士フイルムなどの大規模センサー不良騒ぎに該当する世代の物は既に収束していて有名になっているので対象外です。

 
1220万画素 1/1.72インチ CCD (Panasonic製?)

その他 1200万画素系大型センサー機
パナソニック ルミックス DMC-FX100に搭載されてその後多くの他カメラーメーカーのデジタルカメラに採用されたらしいセンサー。1/1.72インチとハイエンド並のセンサーサイズを誇り、高画質と言われていたが画像が紫嵐になるセンサー不良が多い模様。製造不良による無償回収などは起こっていないのでソースや傾向の証拠を見つけるのは難しいが、インターネットでは割と報告が見つかる。

搭載機種例

Nikon COOLPIX S700       Kodak EasyShare Z1285


・Panasonic LUMIX DMC-FX100
・Nikon COOLPIX S700、P5100
・Kodak EasyShare Z1285、V1233、V1255、Z1275、Z1285
など

1/1.8型 1010万画素 CCD (SONY製?)
1/1.8型 1037万画素CCD  (Panasonic製?)

ニコンやペンタックスなど多くのメーカーのハイエンド機種に用いられていたCCD。1000万画素台初期のセンサーで大型ということでハイエンド機種にも多く用いられていたが何故か故障が多く感じる。こちらも割とインターネット上での報告が多い。
 
搭載しているPENTAX Optio A20
・Nikon COOLPIX   P7000、 P7100 
・CASIO EXILIM EX-Z1000
・EXEMODE DC1000
・PENTAX Optio A20、A30
・SAMSUNG KENOX S1000、NV11
・Panasonic LUMIX DMC-FZ50 / LEICA V-LUX 1

公式ソースは無いので参考程度にしかならない情報ですが、これらの機種や他の同センサーを搭載していると思われる機種を中古購入する際は動作確認できる場合はセンサーが無事か確認しておくなどチェックすると役に立つかもしれません。1000万-1200万画素程度の1/1.7-1/1.8型CCDに多い傾向なのでその辺を注意しておくとよいでしょう。

センサー故障 COOLPIX S700で撮影した画像の例

こんな感じなので撮影では全く実用になりません
このような状態の個体をセンサー取り替え用ニコイチ部品にはもちろん使えませんが、レンズエラーではない機種をセンサー無事でレンズエラーな個体に移植するのは可能だと思われます。


Panasonic LUMIX DMC-TZ3


なぜこれだけ機種限定なのかというとやけにこの機種のセンサーは壊れるため
1000万画素ではなく850万画素の有効720万画素なもののなぜか非常に多くの個体でセンサーが故障して紫嵐が起きている。機種そのものは現在でも明るい場面ならば使えるぐらいに完成度が高いのに… 






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