東芝のデジタルカメラなPDR-M40です。1999年同年に発売されたPDR-M4のマイナーチェンジ機種となっています。
東芝 アレグレットPDR-M40は1999年11月に7万5000円発売された214万画素のデジタルスチルカメラです。同年4月に発売されたPDR-M4の後継機で撮影性能等はそのままとなっていますが音声無しながらも動画撮影機能やマニュアル絞り機能などを追加し、前面や天面のデザインを変更することによりグリップ性が向上しています。そのうえに約1万5000円程度の値下げとなりました。
前面
デザインはPDR-M4から変わってグリップが追加されているほかTOSHIBAロゴからシリーズ名であるAllegrettoロゴへ変更されています。特にブランド表示のないレンズ周りの見た目はそのままですが。
背面
液晶モニター等はそのままのようですがAllegrettoロゴが付いているのが見えます。GUIは当時の東芝系デジタルカメラのもので富士フイルムの丸投げOEM時代とは異なり独特なGUIとなっていました。
天面
天面もほとんど同じデザインで電源キーを兼ねたモードダイヤルや電源オフ時は時計表示されるモノクロ液晶もそのままとなっています。モノクロ液晶はバックライト搭載で反押し時などに緑っぽい色で光ります。画質設定も天面のボタンを押すことによって設定します。
DIGITAL STILL CAMERA PDR-M40
2.1 MEGA PIXEL
特に何も表示されていない単焦点のレンズが搭載されています。35mm換算でf=40mm、明るさはF3.2と割と望遠よりな標準スペックです。
イメージセンサーはPDR-M4と同じ210万画素 1/2インチCCD 原色フィルター搭載となっています。M40では撮影に関する部分でのM4から変更はなかったようなので前機種M4と変わりありません。
撮影時状態
といってもズームレンズではないのでキャップが開くだけです
外部出力端子類や外部電源端子はこの面に集められています
TOSHIBA DIGITAL STILL CAMERA MODEL NO. PDR-M40
TOSHIBA CORPORATION MADE IN JAPAN
1999年と古い時期の製品なのでまだ東芝の分社化か進んでおらず東芝本社名義となっています。といっても東芝のデジタルカメラはビデオカメラを含めて最後まで株式会社東芝扱いでしたが(輸入品に自社ブランドを付けている東芝エルイートレーディング除く)
電源オフ時は常時時計表示しているモニター
電池は富士フイルムなどと形状が同じPDR-BT1を使用します。この電池は富士フイルムのほか東芝、京セラなどと多くのメーカーに採用されたため出回っている数は多いのですが登場から20年程経過している電池シリーズなので純正品の劣化は避けられないと思われます。
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