かつてイメーション株式会社より販売されていたTDK Life on RecordブランドのSDHCカードです。現在では販売元のイメーションそのものが日本市場より撤退してしまったのでTDK Life on Recordおよびimationブランドの製品は販売されておらず在庫限りとなっています。
TDK Life on Record 16GB SDHCメモリーカード
写真・動画データの高速データ転送に対応 便利なタイトル・手書きスペース
5年保証 SDHC CLASS 10
このSDカード…というよりイメーションの記録メディアがamazonにて安価で販売されていたうえに大きく販促されていたのでそちらのイメージが強いかもしれません。オリジナルパッケージであるFFP商品として販売されていた形式もありますがAmazonBasicsのように中身までオリジナルというわけではなくパッケージのみオリジナルという形式がとられていました。そんなTDKのSDカードですが会社そのものが撤退ということでもちろんFFPのものでも購入不可となっています。
他社メーカーの場合はCLASS10などある程度の高速SDメモリーカードとなるとパッケージに金色を使っているメーカーが目立ちますがTDKの場合は金色ではなく黄色をイメージカラーとして使っていたみたいです。CLASS4程度の通常バージョンは黄色の部分が赤色になったようなデザインのなっていました。販売価格はTOSHIBAブランドやSanDiscブランドよりは安いけどTranscendブランドやA DATAブランドより高いといった感じでしょうか。I O DATAやBUFFLO、Victorブランド等と同じ立ち位置だったみたいです。
TDK Life on Record SDHC SDHC MEMORY CARD
SDHC メモリーカード
品名 | SDHC Card | ||||
記録容量 | 16GB | ||||
事業者名 | イメーション株式会社 |
品番 T-SDHC16GBB1D Made in Taiwan
原産国はフラッシュメモリーとしては定番の台湾となっていました。台湾製の安フラッシュメモリーは非常に多いのですが、どこの組立やチップを使用しているのかは割と気になるところです。
国内メーカー?では多い保証もついており永久ではないのですが十分に長い5年の保証が付いています。保証を受けるには製品登録などをしなければならないメーカーもあったりするのですが、このSDカードの保証はどうやらレシートとパッケージ、本体を購入店舗に持参するだけで良いので楽なのではないのでしょうか。会社が消滅した現在のような状態ではどのような扱いになるのかは不明ですが… イメーション株式会社は商品の出荷は停止しても数年間はサポートを行うとなっているので万が一の場合はメーカーに連絡を取ればよいと思います。
SDカード本体
よくありがちなデザインでもちろんラベルは紙のシールタイプとなっていますが、あったら便利なメモ欄があります。メモ欄は特定のイベントのみを記入したりするのはSDカードの特性上向いていない使い方な気がしますが、メモ欄に「このカードは何用なのか」などと自分が判別するために書き込むことができるので便利なのです。
容量は16GBですが現在となっていは特別珍しくない容量になってしまいました。3年ほど前までは8GBのSDカードを買うにしても現在の32GBのSDカードほどの価格だった気がしますが気のせいですかね。あまりないですがSDHC規格対応機器でも8GBまでしか認識しないという場合があったりするのでカード選びの際は注意です。
裏面にはロット番号らしきものと製品固有コードらしきものの刻印がありました。16GBはそのまま容量を、2015A29は製造年月表記っぽいですが昔の乾電池の製造年月3ケタコードのように謎です。この特徴はどこかのSDカードで見たような気がしますが思い出せない…
使ってみましたが、TOSHIBA EXCERIAなどいったある程度の値段なSDカードと比較すると書き込みが遅い気がしますが十分デジタルカメラなどでは使用できる性能かと思います。ベンチマークを計っているわけではないのではっきりとしたスペックは不明ですが超高画質での静止画連射や録画などで使用しないかぎり普通に使えるSDHCカードだと思います。かつては1000円以内で購入できたのでコストパフォーマンスが良かったのですが今まででの価格では購入できなくなってきました。このクラスの代替品は非常に多いので問題はないのです。
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