コダック イージーシェアLS753 Zoomはコダック日本再参入モデル第一弾機種です(正確に言うと先代LS743 Zoomが第一弾だが、市販は無く自社通販でオリンピックモデルのみ発売)。 DCシリーズでコテンパンにやられたらしきコダックが日本人スタッフなども引き連れて再参入したのですが、結局存在感を発揮することはできず、後継機のLS755 Zoomなど日本人好みチューニングだという機種を出したりもしてみたもののそれなりの地位に落ち着いてしまっていたようです。その後は撤退こそしなかったものの国内代理店である加賀ハイテックにより選別された一部モデルの一部カラーのみ発売という状態が続き、本社コダックの倒産によるデジカメ事業撤退でコダックデジカメは幕を閉じます。このLS753 Zoomはまだそれなりに輝いていた、もしくは輝こうとしていた時期のコダックデジカメのようです。日本設計で中国製なので時期的に船井電機製の可能性が高そうです。
曇りで午後5時を回ってもあまり描写が落ちないという点はすごいのですよね。相変らずWBも綺麗に合わせて来ますし、これでとっつきやすいUIだったらもう少し結果が違ってきたかもしれません。
このLS753にはカラー設定がブラウンとモノクロしかないのでカラー撮影はオートのみとなります。それでオートでこの発色です。
違和感はあまりないレベルですが、こうやって見ると若干赤よりの発色な気が。印刷時のメーカー自動補正によっては差が出るかもしれません。
意外とマクロに強かった
この虫は3cmほどのサイズだったので、かなり寄って撮っていることが分かります。
ナンバーのモザイクのみ加工
真夏の晴天下というシュチュエーションでは無いですが、それなりに彩度も高くてシャープな見栄えの良い画像です。
やっぱりマクロは得意なような。
これは10月近くの午後6時を超えた時間に撮ったマクロということでブレなかったのは感心です。モードダイヤルのマクロで普通に撮ってます。
機種 :EasyShare LS753 Zoom
発売日 :2004/09/01
画素数 :536万画素
センサー :1/2.5型 CCD 原色フィルター
レンズ :Schneider - KREUZNACH C-VARIOGON
F2.8-4.7 f=6.0mm-16.6mm (36mm-100mm) 2.8x
エンジン :Kodakカラーサイエンス
価格 :オープン
本体レビュー Kodak EasyShare LS753Zoom
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