キヤノンのエントリー一眼レフであるEOS Kissなどにキットレンズとして用いられていた安標準ズームレンズであるUSMシリーズの最終モデルです。
CANON ZOOM LENS EF28-80mm F3.5-5.6 V USMは1999年4月に2万6000円で発売されたキヤノンEFマウントの交換ズームレンズになります。
レンズそのもののデザインは先代モデルからほとんど変わっていないようで遠目ではほとんど判別が付きそうにありません。最近の安キットレンズとは違って焦点距離の記載があったりするので極端に安っぽいというデザインでは無いのですが。外装の材質はもちろんオールプラスチックのようで軽量なかわりに高級感ある質感ではありません。
側面 Canonロゴ
EFマウントはレンズ側でフォーカスを設定するので設定スイッチはレンズにあります。
CANON ZOOM LENS EF
28-80mm 1:3.5-5.6 V USM CANON INC. φ58mm
35mmフィルムではそのまま28-80mmの標準域ズームレンズですがAPS-Cセンサーサイズのデジタル一眼レフに用いると44.8-128mmとなって微妙に中望遠域っぽくなるのでポートレート辺りに使えそうです。5世代目になって何故かUSMの文字が赤くなったりもしました。
マウント部
シリアルナンバーとMADE IN TAIWANの印字があるので台湾製ということが分かります。デジタル用のEF-Sレンズの初期型は日本製だったのですがフィルム一眼レフ用のキットレンズは早くから台湾製に移行していたようです。マウントは安キットレンズというだけあって当たり前のようにプラスチックですがマウントがどうだとは言われることはそう多くなさそうです。
フィルム用に設計されているとはいえ1999年発売と割と設計が新しいレンズなのでデジタルでの画質はどうか気になるところですが絞りが完全に故障しているようで解放以外では使えないので本来の実力は分かりません。絞れば全て解決ということや絞った解像した画が全てというわけではありませんがやは使うならば万全の物を使いたいところです。全て鉛フリーガラス製レンズということでマイナス面はありそうですが鉛フリーになってから時期が結構経っているようなので案外使いこなしていたりするのですかね。
EF 28-80mm F3.5-5.6 V USM | |||||
メーカー | Canon | ||||
CANON INC. | |||||
原産国 | TAIWAN | ||||
発売 | 1999/4月 | ||||
略称・型番 | |||||
マウント | Canon EFマウント | ||||
レンズブランド | CANON ZOOM LENS | ||||
レンズ構成 | 10群10枚 | ||||
コーティング | |||||
手振れ補正 | |||||
F値 | F3.5-5.6 | ||||
フィルター径 | φ58mm | ||||
最短撮影距離 | 0.38m | ||||
ボディ外装 | プラスチック | ||||
価格 | 2万6000円 | ||||
その他 | USM、鉛フリーガラス |
状態:絞り故障
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