2017年11月5日日曜日
HITACHI Wooo DZ-HD90 ハードディスクカム
現在は完全撤退しているHITACHIのデジタルビデオカメラであるWoooシリーズのほとんど最終期の機種なHITACHI HDDカム Wooo DZ-HD90です。日立製作所のデジタルビデオカメラとしては最初で最後なHDD記録機種になります。
購入価格は13000円
なんで10年近く前のビデオカメラにフルハイビジョンとはいえ1.3万円も出しているんだろう… 確かにかなりのレア機種ではあるのですが。
日立製作所のビデオカメラといえば光学メディア記録をウリにしていて初期はDVDドライブのみ搭載のDVDカム、後記にブルーレイディスクやHDDを搭載した機種などが出ましたが2008年頃に完全に終了したようです。その後はI.megaブランドでトイムービーカメラが日立リビングサプライから少し出たりはしましたが日立製作所でのカメラ製品の販売はありません。
HITACHI Full HD-Vision 1920 x 1080 5MEGA PIXELS CMOS HD
基本的に日立のビデオカメラは光学ディスクドライブを搭載していてドライブ分の出っ張りがあったのでこのような一般的なビデオカメラのスタイルは違和感…。初期のフルハイビジョン対応ビデオカメラなのでシールを張ったりと大きくアピールしています。画質は現代のコンデジどころか携帯電話のビデオ撮影より劣るかもしれないのですが。
シールにあるとおり、ブルーレイドライブは内蔵されていないものの市販品のブルーレイライターと接続することによって書きだす事が可能です。
Wooo HDD
以前の日立黒物家電でHDD内蔵式の物にはhard drive By HITACHIと書かれた赤いシールが張られていたのですがこのカメラにはなかったようです。静止画記録にはSDカードが必要ですがSDHCには対応しておらずSD規格のみの対応となっています。
操作部 電池
あんまり洗練されていないように見えるのは気のせいですかね。
モニター部に操作ボタンがあったりという配置はやはり一般的なビデオカメラと変わりません。
HD VIDEO LENS
f=5.0-50mm 1:1.8 φ43mm
HDビデオレンズという銘柄の光学10倍ズームレンズが搭載されています。日立は他電機系メーカーのビデオカメラと違って他社光学ブランドなどのレンズを用いることはありませんでした。
撮影時のスタイル
底面
HITACHI ビデオカメラ 日本製
株式会社 日立製作所 2008年製 Li-ion
販売会社は日立製作所ということで日立本体になっていますがこれは他のテレビやレコーダーといったWoooシリーズと一緒です。社名表示の横には社標の亀の子マークも付いています。2008年製ということで日立ビデオカメラ最後期の製品ということで間違いなさそうです。
付属のリチウムイオン電池パックです
BATTERY PACK DZ-BP14S 7.2V 1360mAh Li-ion
株式会社 日立製作所 中国製
ビデオカメラでは定番の大容量版の電池も別売りで用意されていました。本体と違って電池は中国製となっています。
ムービー起動画面
HDD記録となるのでHDD動作音が聞こえてきます
静止画モード起動
画面に出ている通りSDカードのみでの記録となるのでSDカード未挿入時では静止画撮影ができません。
2008年頃と比較的古いビデオカメラになるのでフルハイビジョンといってもノイズやジャギーが目立つ画質となっています。しかし、デザインや重量などは現在の機種とそんなに差はないし、内蔵ストレージも60GBとある程度の容量はあるので別に使えないという程ではない感じです。ただし、普通に使おうとして1万円以上出すのは高いかもしれませんね。
価格:13,000円 付属品完備
状態:使用可能
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にコメントをどうぞ