2017年12月11日月曜日
PENTAX Optio A40
ペンタックスがまだHOYAに買収される前に出していた一応高級コンパクトになるらしいデジタルカメラであるOptio A40です。
Optio Aシリーズは当時としては先進的だったイメージセンサーシフト手振れ補正に1/1.7型CCD搭載などと力が入れられた機種でしたが4機種で終了となっています。Aシリーズ通してデザインはほぼ変わっていないのですがスペックは高画素になったり高精度ジャイロセンサー搭載による更に強力な手振れ補正機能と地味にアップしていったのでした。
購入価格は540円と1080円
3台程購入しているのですが全てCCD故障による紫嵐画像で全部使えない…
背面
このあたりのデザインもOptio Aシリーズどころか当時のペンタックスデジタルカメラでほとんど共通なので背面を見ただけではどれがどの機種があまり分からないほどですね。
UIは当時のペンタックスデジカメとやはりほとんど同じです。ということは妙に充実した猫サウンドももちろん…
天面
電源ボタンとレリーズボタンとなぜか最後まで付き続けた手振れ補正プレビューボタン
手振れ補正プレビューボタンとは押している間だけ常時手振れ補正になるというボタンですが使い道がイマイチ思いつかないのです。
smc PENTAX LENS
7.9 - 23.7mm
smcブランドのペンタックスズームレンズが搭載されています。スライディングレンズシステム採用のユニットなので独特な鏡筒・レンズ面形状をしています。レンズ銘柄には表示されていませんがF値はF2.8-F5.4となっています。
イメージセンサーは1240万画素 1/1.7型 CCD 原色フィルターを搭載しています。このイメージセンサーが曲者のようで同時期に発売された同センサーを使っているであろう機種は非常にイメージセンサー故障が多いようです。正常品ならば悪くないセンサーのようなのでかなりもったいないですね。
撮影時状態
独自のスライディングレンズシステムのおかげでこれだけレンズを繰り出しておきながらコンパクトなボディとなっています。
側面
2007年当時としては大センサーでズームレンズにしては薄いです
出力端子はミツミ8ピン、外部電源は独自形状のDCアダプターです
Optio A40
PENTAX Corp. ASSEMBLES IN PHILIPINES
販売者はまだHOYAに買収される前なのでペンタックス株式会社、組立はペンタックス一眼レフなどとおなじフィリピンとなっています。
一応ハイスペック機になるはずの本機ですが三脚穴はプラスチックですね。よく分かりません。
電池は専用リチウムイオン電池であるD-LI8となっています。本来はD-LI68(フジNP-50と同形状)になる前提で設計されていたようですが、電池製造メーカーである松下電池工業の工場火災による供給停止により急きょ従来品であるD-LI8がそのまま使われたとか。その結果D-LI8は元々容量が少ない電池だけあった電池持ちの評価は悪いままに…
画質を試したいところですが3台買って全てCCD不良ということは相性がよくなさそうですね。
価格:540円/1080円
状態:イメージセンサー故障
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