2020年10月29日木曜日

DAISO RECORDABLE MD  MD80

(この記事は2014年当時の物を再掲載したものです)
ダイソーにて1個105円で販売されていたMDブランクメディアの1つです。珍しくはないですが韓国製より少数と思われるダイソーブランドで日本製なMDディスクです。


Clip mix  DAISO RECORDABLE  MD 80 minutes
デザインは文字以外がホワイトなシェルというかなりシンプルなものです。シャッターの80の文字で80分録音ディスクということが分かります。当時は日本製ということでかなり話題になっていたこのディスクですが後に当たり前のようにSONYブランドのディスクが売られるようになるとは思っていなかったでしょう。ちなみに現在ダイソーは自社MDの販売からは撤退していて代わりにソニーのBASICが置かれています。315円商品のMDクリーナーは自社での販売が続けられているみたいです。

 

裏面も完全なホワイトシェルで一切ディスクが見えません。小さくMADE IN JAPANの文字があることから日本製であることが分かります。
このMADE IN JAPANの文字を見てどこ製か分かる人は多いのでは?
100円なディスクな為か振動吸収機構などの音質対策は見られません。同じ製造元でもアクシアなどはシェルの裏面がかなりギザギザになっていたりしたのですが。

 
 

メーカー名表記やラベルが貼られているカードです。

販売元 大創産業株式会社  

このディスクケースですが、少し詳しい方はピンとくるかと思います。自社生産撤退後のマクセルやTDKとケースの形状とカードがそっくりなのです。日本製ということでほぼお分かりかと思いますが、製造メーカーは各社有名メーカーにも供給していたゼウスでした。
本当にケースが特徴的なのですぐに見れば分かるかと思います。
 
ということはつい最近まで200円近い金額で販売されていた同社製のディスクはこの100円ディスクと同じという事になるのでしょうか。それぞれ何かしらの振動吸収やディスク技術は搭載されていないみたいなので。

2020年追記

この記事の時点から6年以上が経過し、MDの環境はさらに厳しくなり現存するMDブランクメディアはソニーの1枚パックのみという状況になってしまいました。2010年代でソニー以外の国産MDメーカーは撤退し、韓国などの海外メーカー製品も自然になくなっていったような状況で未だソニーがMDメディアを供給しているのはポリシーなのでしょうね。過去のDATメディアやベータテープと通ずるもの… というより同じ状況になっています。

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