2017年1月31日火曜日

MINOLTA AF ZOOM 35-70mm F4(22) 

 
1985年に世界初の一眼レフカメラとして発売され、大きなショックとなったといわれるα7000と同時発売なAFズームレンズのミノルタ AF ZOOM 35-70mm F4です。標準域をカバーしながらもF値不動で簡易でMF限定ながらもマクロ機能付きというお買い得感のあるレンズとなっています。

ミノルタ AF ZOOM 35-79mm F4は1985年 2月に発売されたミノルタAマウント用 交換レンズとなっています。発売価格は35,000円?




デザインはいろいろ印字してあったり、距離目盛があったりといかにも電子化初期のレンズといったデザインです。同じ3万円くらいのレンズでも最近のはツルツル真っ黒なデザインが多いので賑やかデザインの方がメカ感があって好まれることがあるようですが。



Aマウントレンズではほぼ必ず付いていた側面のMINOLTAロゴ
距離目盛や技術的な限界かズームリングはかなり幅が狭くなっているのですが、それ以上にピントリングの幅は小さくなっています。せっかくの世界初AF交換レンズなのでMFではなくAFメインで使ってくれということなのでしょうか。強制MFとなるマクロモードですがマクロモードのピント合わせはピントリングではなくズームリングを使用するので、合わせにくいマクロでのピント合わせはそんなに問題には感じませんでした。



MINOLTA  
AF ZOOM 35-70mm  1:4 (22)  φ49mm


35mmから70mmの標準2倍ズームレンズとなっています。APS-Cサイズのセンサーデジタル一眼レフで使用する場合は52.5mm-105mmというかなり中途半端な距離になってしまうようです。フルサイズセンサーや35mmフィルムの場合は王道の標準域なのですが。
レンズ構成は6群6枚、絞りはまだ円形絞りではないようです。30年前に発売されたレンズでほとんど情報はありませんが現在でもサポート先のケンコー・トキナーのページである程度のレンズ情報は閲覧できます。



はじめてのAマウントレンズなためか価格が安くてキットレンズのような扱いのこのレンズでも金属マウントとなっていました。電子接点は5個とかつてのAマウントレンズと同じ数です。



α550に装着
テレ端∞域では非常にコンパクトなサイズになるのでパンケーキレンズの感覚で付けっぱなしにして持ち運ぶのもよさそうです。


  
絞ってもよく解像するというわけではなくある程度まで解像したらそれ以上はそれなりになるというふんわりタイプのレンズのようです。


  
といっても眠い写りというわけではなく拡大しても破綻しないちゃんとした写りになっています


  
葉の一枚までシャープというわけではないのですが潰れずにちゃんと描き分けているようです



ズームで
2倍とはいえ明るさの変わらないズームはあればやはり便利です。


MINOLTA AF ZOOM 35-70mm F4 (22)
メーカーMINOLTA

原産国JAPAN
発売1985年2月.
略称・型番
マウントMINOLTA Aマウント
レンズブランドAF ZOOM
レンズ構成7群7枚
コーティング
手振れ補正
F値F4
フィルター径φ49mm
最短撮影距離1m (マクロ:0.32m)                                        
ボディ外装プラスチック
価格35,000円?
その他マクロ付き


価格:324円
状態:故障なし


2 件のコメント:

  1. 本文冒頭でいきなりAF ZOOM 35-79mm F4という表記ミスがあります

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    1. ご指摘ありがとうございます
      そのうちに修整しておきます

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